第120回JOAコロキウム 報告

日 時:2012年7月11日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」 参加者:13名 (居酒屋談義から+2名)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

題 材:前半:『オリンピックの軌跡:挑戦と情熱』(2巻もの)(英語版:日本語字幕版90分後半)

内 容:①エピソード5:「より速く、より高く、より強く」:オリンピアンたちの完全燃焼ぶり、失敗の涙と悲しみ、史上もっとも偉大な勝利などのテーマで、ヴィクトル・カピトノフ、アルミン・ハリー、ウィルマ・ルドルフ、ジェシー・オーウェンス等の姿が映っていました。偉大な女性たちでは、終始笑顔で疾走するジョイナー、マイフェルトの走り高跳びの飛翔。王族とオリンピックではギリシャのコンスタンティノス2世のドラゴン級ヨットの勝利。才能や努力のテーマでは、デイリー・トンプソン、マーク・スピッツなどの勇姿。 ②エピソード6:「ひとつの世界、一つの夢」 というテーマでは、ドーピング問題、スポンサーの力による商業化、戦争やテロ問題等。”Games must go on!”はブランデージの有名な台詞。マラソンをテーマとしたマモ・ウォルデのメキシコの勝利と閉会式に足を引きずりながらゴールするタンザニアのアキウリ、彼の有名な言葉”My country did not send me 10,000 miles just to start the race; they sent me to finish the race”はぜひとも覚えておきたい台詞。メキシコでは黒人ランナーの抗議Black power salute が有名ですが今回は400mリレーのベレー帽の選手たちのシーン。胸には抵抗のバッジがやはりついていました。モスクワ大会の開会式も様々なフラッグの入場行進が興味深い。5色カラーのスカイダイビングもありました。人類の祭典としてのオリンピック映像でした。

後半:江藤寿美子さん(JOA会員、2012年第1回IWYOGのヤング・アンバサダー):
2012年1月のインスブルックにヤング・アンバサダーとしてYOGに参加された江藤さんの報告。PPTを用い、現物や写真を交えながらCEPのサポートの様子、日本人選手たちの参加の様子、苦労話など報告がありました。YOGGERの不調など、やはり当人からお聞きしないと分からない情報も満載でした。多くの関心が寄せられ、居酒屋談義でも質問攻めでした。
終了後はいつものように居酒屋談義です。