年別アーカイブ: 2012年

2012 JOAプレセミナー報告

2012年度のJOAセッション前日に、プレセミナーとして「オリンピック教育の実践」が開催されました。

当日の会場風景を撮影した写真を掲載します。

【12月1日(土)】
(午後)プレセミナー:オリンピック教育の実践
会 場:茗渓会館4F会議室  東京都文京区大塚1-5-23
内 容:IOA講師Dr.Paraskevi先生によるオリンピック教育に関する授業(高校生、大学生、大学院生、アスリートを対象としたグループワーク)を参観し、ディスカッションを行う。

プレセミナー講師Dr.Paraskevi氏

プレセミナー講師Dr.Paraskevi氏

オリンピック教育の中核となるオリンピック・バリューについて学ぶ

オリンピック教育の中核となるオリンピック・バリューについて学ぶ

グループワーク

グループワーク

グループワークの成果報告とディスカッション

グループワークの成果報告とディスカッション

第124回JOAコロキウム 報告

日 時:2012年11月21日(水)18:00-20:00

場 所「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口徒歩1分) 電話:03-6454-1405

住 所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階(LOWSONのあるビルの6階です。ビル1Fが変わりました。)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:①オリンピック・ミュージアム「Following the Flame: The Olympic Torch Relay (15min)」 ②ASPIRE(2000年シドニーオリンピック教育ビデオ、18min) ③2008年北京大会「オリンピック栄光の記録」(NHKBS1 2012。3.23、25min)④藤原さん出演のニュース類 + モニカ・ベリリュー女史の珍しいインタビュー風景(藤原JOA副会長提供)

内 容:①IOCのオリンピック・ミュージアムが聖火リレーに関して簡便でインプレッシブに映像を編集したものです。2002年制作ですので、聖火リレー誕生の時期から2000年シドニーまでの様々な大会の聖火リレーの様子を公式記録映画などをもとに紹介していました。特徴的な最終ランナーや点火方法、聖火リレーの特徴的な様子も映されていました。東京大会の坂井義則氏も紹介されていましたし、オスロ冬季大会のソンドレ・ノルヘイムの自宅の暖炉から採火する様子を映した興味深い映像も見ることができました。
②aspireはオーストラリアのオリンピック教育プログラムとして有名ですが、これは、2000年シドニー開催が決まった後のオリンピック教育用のビデオです。イアン・ソープ、ドン、フレーザーらがオリンピックの重要性や意義を語るプロモーション的内容です。水泳選手の登場が多く、さすが水泳大国という感じです。
③2008年北京大会の4つの物語:女子400mのサーニャ・リチャーズ、女子体操中国VSアメリカの戦い(団体戦と個人総合、リューキンが活躍しました)、男子10000mのベケレとシヒネのエチオピア勢の活躍とゲブレセラシエの不調、男子シングルスカルのトゥフテとドライスデールの白熱したレース展開とアクシデントの物語。これらはBud Greenspan流ではないのですが、2008年のアスリート達の秘話を振り返えることができました。

居酒屋談義:終了後はいつものように居酒屋談義で盛り上がりました。

2012オリンピック教育国際セミナー・第35回JOAセッションのお知らせ

下記の概要で、オリンピック教育国際セミナーおよび第35回JOAセッションが開催されます。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。なお、お申し込み方法の詳細は、開催要項PDFをご覧ください。

参加申込締切り:2012年11月16日(金) FAXまたはメール必着

【12月1日(土)】
(午後)プレセミナー:オリンピック教育の実践
会 場:茗渓会館4F会議室  東京都文京区大塚1-5-23
内 容:IOA講師Dr.Paraskevi先生によるオリンピック教育に関する授業(高校生、大学生、大学院生、
アスリートを対象としたグループワーク)を参観し、ディスカッションを行う。

【12月2日(日)】
(午前)
JOAオリンピック・レクチャー015:日本の女性アスリートの歴史と課題
会 場:筑波大学東京キャンパス1F 134室 東京都文京区大塚3-29-1
講 師:Dr.Robin Kietlinski(ニューヨーク市立大学)

(午後)
基調講演「オリンピック教育の構造と内容」:Dr.Paraskevi Lioumpi
シンポジウム「オリンピック教育の実践的展開」
司 会:真田 久(筑波大学)、竹村瑞穂(早稲田大学)
シンポジスト:
井上雅規(兵庫県小野市立中番小学校)「小学校におけるオリンピック教育の展開」
宮﨑明世(筑波大学)「高等学校におけるオリンピック教育の展開」
花岡勇太(筑波大学附属桐が丘特別支援学校)「特別支援学校におけるオリンピック教育の展開」
池田めぐみ(JADAアスリート委員、オリンピアン)「アンチドーピングの教育」
Dr.Robin Kietlinski(ニューヨーク市立大学)「女性アスリートとオリンピック教育」

開催要項(参加申込書を含む)PDFをダウンロードする↓
2012joa_seminarsession

オリンピックコンサート2012 報告

報告者:舛本直文(首都大学東京・JOA理事)

JOCによるオリンピック運動の一環として毎年実施されているオリンピックコンサートですが、今年は時と場所を変え、10月4日(木)19:00より東京国際フォーラムのホールAにおいて開催されました。藤岡幸夫指揮「東京フィルハーモニー交響楽団」演奏、ナビゲーター藤本隆宏氏のもと、2時間半の映像と音楽の競演、ロンドン大会出場のオリンピアン・パラリンピアン32名の登壇もあり、彼らの活躍を映像とトークで振り返りました。

JOAは例年のようにWGを編成し、展示ブースを出して広報活動をするとともにオリンピック運動を展開しましたので、簡単に報告させて頂きます。

JOAの展示ブースは2020年オリンピック・パラリンピック東京招致委員会ブースの隣でした。來田理事を中心とした広報委員会および東海地区会員の総力を挙げた力作ポスターのパネル展示(オリンピック教育、オリンピック運動、YOG、女性とスポーツに関するポスター)、佐藤会員の努力によって実現した聖火リレートーチ6本(アテネ2本、北京3本、ロンドン1本)の展示と記念撮影、JOA Timesの配布などの活動を行いました。さすがに聖火リレーのトーチの人気は高く、多くの方々にトーチを手にして記念撮影をして頂けました。ポスターは残念ながら字が小さかった感があります。しかしながら、杉並会員(東海大学学生WGメンバー、写真)の言に「多くの笑顔のお手伝いが出来ました」とあったように、参加者の皆さんにいい笑顔で写って頂きました。

2012年ロンドン大会の聖火トーチを手にする杉並会員(撮影:佐藤会員)

2012年ロンドン大会の聖火トーチを手にする杉並会員(撮影:佐藤会員)

2度目の有料のコンサートでしたが、多くのオリンピアン達の参加もあり、お客さんも思った以上に多く、成功裡に終わったと思います。ただ、個人的には6月23日のオリンピック・デーの関連事業として、その時期の土日に実施して欲しいオリンピック運動イベントであると再確認しました。平日でなかなかお手伝い頂けませんでしたが、佐藤会員を中心とするオリコンWGの皆様、どうもご苦労様でした。

WG:藤原庸介副会長、和田恵子専務理事、來田享子理事、佐藤政廣会員、木村華織会員、杉並伸勉会員(東海大学生)、舛本
お手伝い:平見助手(中京大学)、小野暖未さん(中京大卒業生)
聖火トーチ協力:猪谷千春名誉会長、サムスン電子ジャパン(株)、日本コカ・コーラ(株)

第123回JOAコロキウム 報告

日 時:2012年10月25日(木)18:00-20:00(注意:定例の第3水曜日ではありません)

場 所「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口徒歩1分) 電話:03-6454-1405

住 所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階(LOWSONのあるビルの6階です。ビル1Fが変わりました。)

題 材:前半:BOB DVD (約25分)、後半2012年ロンドンサポートハウス・2012Japan Houseの活動スライド写真

内 容:①藤原JOA副会長(元BOB社員)によって、2008年北京大会の国際映像制作チームBOBの活動の様子についてDVDを元に報告して頂きました。BOBはIOCによって設立されたOBS(スペイン拠点)のP.ロメロ社長の下、BOCOGと共同で出資して設立された会社だそうです。プランニング・エンジニアリング・プロダクション・サービス・ロジスティックス・人事部など総勢5~6000人の活動の様子を解説して頂きました。2004年に設立されたBOBの競技会場の建設時期からのカメラ位置打ち合わせ、競技別の取材の苦労話、最新カメラ紹介、ハイビジョンHDの映像、ヘリコプターからの空撮の調達からの苦労話、固定カメラによる町並みショット、CGによる架空の線やコースに国旗などを入れるグラフィックス制作の様子、固定カメラ、移動カメラ、水中カメラ、カタパルトカメラ、ハイスピードカメラ、スーパースローなどのさまざまな工夫が紹介されたVTRでした。藤原さんの解説がなければなかなか内容を把握できない映像です。
②後半は、藤原JOA副会長によって、前回の10周年記念特別コロキウムで話していただけなかったロンドン大会のJISSのサポートハウスの活動の様子、JOC設置のJapan Houseの様子がスライドと共に紹介されました。コロキウム用に舛本が準備したJISSの活動報告やJapan House資料も参照していただきながら、またフロアからの質問にも答えながら報告して頂きました。オリンピック・パークの様子も交え、東北の被災地から招待した少年少女たち、様々なメダリスト達との記念ショット、2020年招致ブースの様子など、メディアには登場しない話題も紹介して頂きました。

居酒屋談義:終了後はいつものように居酒屋談義で盛り上がりました。