第140回JOAコロキウム 報告

  • 日 時2014年3月27日(木)18:00-20:10
  • 場 所:「新中野切手サロン」 参加者:4名
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:1998年長野冬季大会の閉会式(NHK:日本語1時間40分)
     1998年長野大会の閉会式です。森中直樹、有働由美子両アナ、萩本欽一さんが司会でした。あの紅白の派手な衣装は覚えていますよね。大きな獅子舞も勢揃いしました。長野地方のローカルなお祭りの大集合です。各国選手団はばらばらではなく固まっての入場です。欽ちゃんの「私たちのふるさとは、地球」という地球村のメッセージが何度も繰り返されていました。杏里が歌った「ふるさと」もしみじみさせてくれました。サマランチ会長はオリンピック休戦の成果と可能性に言及しました。しかし、実際に効果があったかどうかの検証はなかなか難しいようです。サマランチはオリンピックによる友情、連帯、協力が可能であるとしましたが、この長野大会では運営面のみの成功を強調してもいました。次期冬季大会のソルトレークシティへのオリンピック旗のハンドオーバーセレモニーでは、駅馬車やカウボーイが登場してあっと言わせていました。最後は5,000発の花火の打ち上げです。エンブレムをかたどった打ち上げ花火も、長野の手筒花火も登場し、最終は選手も演技者も一緒になっての「輪になって踊ろう」の大合唱と踊りで大祝祭の閉幕でした。この閉会式のメッセージは「世界中の人々にとって、たった一つのふるさとであるこの地球に平和を!」というものであったと思います。
     後半の2014年ソチ冬季パラリンピック大会の総括は資料配付で行いました。2020年東京大会のTOCOG編成も話題になりました。
     終了後は、恒例の「もんし」での情報交換会。4人と寂しい参加者でしたが、初参加の里見さんのお話しで盛り上がりました。