2017年度」カテゴリーアーカイブ

第188回JOAコロキウム 報告

第188回JOAコロキウム 開催報告

・日 時:2018年3月28日(水)18:00-20:00

・場 所:スポーツマンクラブ

・参加者:7名(学生1名を含む)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

・内容:

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
「2017年度JOA研究フォーラム」実施報告(飯塚会員)、「アンブッシュマーケティングの制限に関する意見(日商・東商)」の紹介(今井会員)、オリンピック・パラリンピック休戦アピール署名のその後について、『都政新報』の「未来へつなぐオリパラ教育」3回連載記事紹介、東京都の2018年度予算案の「五輪・パラリンピック」関連紹介(以上、舛本)

②「JOA第5回ユースセッションin中京」の開催報告(青柳会員)

③2014年ソチ冬季パラリンピック大会開会式(NHK:約2時間)
ソチ・パラリンピック大会の開会式テーマは“Breaking the Ice,”何が氷のような障害となっているのか、その障害を打ち破るのは誰か? 偏見などの打破、心のバリアフリーが目指すメッセージでした。ロシアのクリミア半島併合という世界的な事件後、ウクライナはボイコットせずに、世界の関心を持たせるためだとして、車椅子の旗手1人の入場行進で抗議の意思表示をしました。また、開会式のパフォーマンスには日体大の清原監督指導の集団行動も登場しました。パラリンピックの歴史を紹介するパートも組み入れられていましたが、「障害者達のパフォーマンスが少ない開会式である」という参加者の声も聞かれました。

④情報交換会は「惣兵衛」で開催。7名でお酒を楽しみながらの居酒屋談義でした。開催間近のプロ野球談義もあり、今回も様々な議論に花が咲きました。

 

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第187回JOAコロキウム 報告

第187回JOAコロキウム 報告

・日 時:2018年2月28日(水)18:00-20:00

・場 所:スポーツマンクラブ(会場変更しました)

・参加者:13名(学生2名含む)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
2018年ピョンチャン冬季オリンピック大会の国際政治と平和オリンピック(舛本)、2018高雄マラソンボランティア体験報告(今井会員)、埼玉県の都市ボランティアシンポジウム(粟沢会員)、2017年度「JOA研究フォーラム」原案紹介(飯塚会員)、テレビ出演・講演会他(吹浦会員)

②組織委委員会のオリンピック教育実践報告(谷口会員)

③ピョンチャンオリンピック大会視察報告(大会前半:舛本、大会後半:青柳会員)
写真とビデオ映像を基にピョンチャンオリンピック大会の運営や子どもたちの参加、文化プログラム、JAPAN HOUSE、TOKYO2020 Japan House、ナショナルハウスなどの視察報告が行われた。

④ 2014年ソチ冬季パラリンピック大会事前編(NHK:45分)
世界最強と言われる狩野大輝、森井亮、鈴木猛史らアルペンチェアスキーチームの競技の準備の様子とチェアスキーの手入れ、チェアスキーバイアスロンの久保恒造とクロカンの新田佳浩の競技への準備、アルペン立位(下肢切断)の三澤拓と東海將彦選手のリベンジに向けた準備。スノーボードをパラ大会の取り入れることに尽力したエイミー・パーディ(米)の貢献の紹介。(彼女はリオ大会パラ開会式でもダンスを披露しています。)日本期待の若手女子高校生2人(ノルディックの阿部友里香選手とアルペンチェアスキーの村岡桃佳選手)の準備状況など、各選手達の大会への備えを映し出していました。

⑤ 情報交換会:今回も「南国酒家」で開催。11名と大勢の参加で紹興酒を楽しみながらの居酒屋談義。2020大会マスコットやJOAコロキウム200回記念、JOA観桜会など様々な議論に花が咲きました。

第186回JOAコロキウム 報告

第186回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年1月17日(水)18:00-20:00

・場 所:スポーツマンクラブ(会場変更しました)

・参加者:9名(情報交換会から1名追加、計10名)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本)
2020東京 マスコットを選んでみた(朝日新聞)、(声)五輪、勝利至上主義の原因は(朝日)、栄光の炎、平昌へ続け 聖火リレー(朝日)、平昌五輪開幕に向けムード高まる 9日であと1ヶ月(東京新聞)、南北会談北が平昌五輪へ代表団派遣で合意(産経新聞)、「一校一国運動」平昌でも40校、文化や楽器学ぶ(朝日)、ロシアアイホチームのユニフォーム公開(英文)、SDGs五輪目指す東京(朝日)、平昌五輪 メダルラッシュへ期待高まる(週刊東洋経済)(以上、舛本提供)

②ロンドンパラリンピック大会総集編『限界と可能性に挑んだ12日間』(NHK:75分)
6競技の物語:(1)国枝慎吾vsステファン・ウーデの戦い(車椅子テニス)、(2)競泳陣8個のメダルの活躍(中村智太郎、鈴木孝幸、秋山里奈、田中康大、木村敬一ら)、(3) 土田和歌子(車椅子マラソン)の転倒するも不屈の戦い、(4)伊藤智也(車椅子スプリント)の最後の挑戦、、(5)ブレードランナーのオスカー・ピストリウス、ブレード・ジャンパーのマルクス・レーム、足で射る男マット・スタッツマン、柔道の正木健人などの映像ラッシュ。(6)女子ゴールボールの金メダルへの戦いなど、NHKの総集編の映像を皆で確認しました。

③情報交換会:
今回は新年会も兼ねて「南国酒家」で開催。8名による紹興酒を楽しみながらの居酒屋談義。今回も様々な論議に花が咲きました。円卓で新しい居酒屋談義スタイルでした。

 

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第185回JOAコロキウム 報告

第185回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年12月12日(火)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」

・参加者:13名(ゲスト2名、学生2名含む)(情報交換会は12名参加)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本、今井、谷口会員)
2020年大会調整委員会(コーツ委員会)の来日(今井会員)、平成29年度戦略的二国間スポーツ国際貢献事業-パラリンピック参加国・地域拡大支援、東京大会マスコットの投票について(以上、谷口会員)、マレーシアNOAセッション参加中報告(時田)、ロシア選手団平昌大会参加問題各種報道、2020年東京大会マスコット公表関連各種情報、五輪組織委員会3万超客席削減案提案、「共生ホストタウン」6自治体発表(以上、舛本)

②若手報告:11月29日パラリンピック1,000日前イベント視察報告(青柳、谷口両会員) 
サポート要員として参加した谷口さん、アクセシビリティは課題だらけとの報告。I’m Possibleの紹介コーナーに参加した青柳さんから報告があった。

③2010年バンクーバー冬季パラ大会:総集編『世界に挑んだアスリート達』(NHK:約1時間)
松本克也アナ。4競技の物語:(1)チェアスキーアルペンチーム(森井大輝、狩野亮)vsブラクセンターラーの長年の戦い、一矢を報いる。(2)クロカンクラシカル新田佳浩選手のトリノのリベンジ、10kmと1kmスプリントの勝利、家族の喜びも、(3)車椅子カーリングチームの3勝6敗の大健闘の戦い、(4)アイススレッジホッケーチームの準優勝の戦い、ファン・ヨンデ賞受賞した遠藤選手の活躍も、(5)太田涉子選手の銀メダル、閉会式も。追加でチェアスキーの用具改良の取り組みシーンを大会事前のNHK映像で確認もしました。

④情報交換会:
今回は忘(望)年会も兼ねての大阿弥陀籤大会も開催。12名による居酒屋談義。寄席鍋をつつきながら、様々な論議に花が咲きました。これが、JOAコロキウム最後の「もんし」会となりました。

 

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第40回JOAセッション開催要項/参加申込み案内

2017年度第40回JOAセッションの開催概要をご案内します。

JOAセッション2017のPDF版開催要項をダウンロードする

 

テーマ:オリンピック・ムーブメントにおける文化的活動の意義と展開

 オリンピックは、スポーツとは対極的と見られがちな「文化」にも重きを置いている。
 「芸術競技」や「芸術展示」が行われた時代があったし、2010年から始まったユース・オリンピックでは「文化・教育プログラム」が導入され、2020年の東京オリンピックに向け「文化オリンピアード」が進行中である。
 わが国のオリンピック・ムーブメントに目を向けてみても、オリンピック映像と音楽からなる「オリンピック・コンサート」が例年、定期的に上演され、2019年には「日本オリンピック・ミュージアム」(仮称)のオープンも予定されている。
 このように、オリンピックにおいて文化的な事業や活動に重きが置かれるのは、大会に彩りを添えたり盛り上げを図ったりするためなのであろうか、あるいは、スポーツの社会的地位の向上に文化の力が欠かせないのであろうか?
 このたびのJOAセッションでは、オリンピックが文化を重視する理念について、クーベルタンの理想やIOCの行動に沿って理解を深めると共に、オリンピック・ムーブメントにおける文化的活動の実態と課題を把握する。これにより、オリンピズムの普及と浸透に寄与するオリンピック・ムーブメントとしての文化的活動ならびに東京2020に向けた文化プログラムの望ましいあり方を展望したい。

 

<日時> 2017年12月16日(土) 13:00〜16:30  (懇親会16:45〜)

<会場> 国士舘大学 多摩キャンパス
     メイプルセンチュリーセンター多摩(MCCT)3階301教室
     〒206-8515 東京都多摩市永山7-3-1
     ※最寄り駅:永山駅(京王相模原線・小田急多摩線),
      永山駅から無料スクールバス運行

<主催>
 特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー

<共催>
 国士舘大学体育学部附属体育研究所

<後援>
 国際オリンピック委員会,国際オリンピック・アカデミー
 国際ピエール・ド・クーベルタン委員会
 外務省,スポーツ庁
 独立行政法人日本スポーツ振興センター
 公益財団法人日本オリンピック委員会
 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
 公益財団法人日本体育協会
 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
 一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター
 一般財団法人日本パラリンピアンズ協会(申請中)
 特定非営利活動法人日本オリンピアンズ協会(申請中)

<協力>
 筑波大学オリンピック教育プラットフォーム

<内容・進行>
12:15 受 付
13:00 開会式
 
オリンピック賛歌
 主催者挨拶  笠原 一也 日本オリンピック・アカデミー会長
 共催者挨拶  角田 直也 国士舘大学副学長・体育学部附属体育研究所長
 来賓挨拶   勝又 正秀 スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課長

13:20〜14:00 基調講演
「オリンピズムにおける文化・芸術 クーベルタンの理想」

◯和田 浩一  フェリス女学院大学教授

 今日の「文化プログラム」は「芸術展示」をはさんで「芸術競技」に端を発するが、それらはクーベルタンの理想と無縁ではない。かれがスポーツだけではなく芸術、文化を重視した理由に遡ってみたい。

14:15〜15:45 パネル・ディスカッション
「オリンピック・ムーブメントの文化的活動例に学ぶ」

 IOC、JOC、組織委員会などが推進するオリンピック・ムーブメントについて、特に文化・芸術に関わる具体的な活動事例に着目し、それらのねらいや内容、評価などをうかがうことを通して改善点や課題を見極めると共に、東京2020大会に向けた文化プログラム推進に役立つ見識を得たい。

(パネリスト)
◯藤原 庸介 JOC理事(2014年南京ユース・オリンピック日本選手団団長)

 IOCが2010年より始めたユース・オリンピックで行われているCulture And Education Program(CEP)について、特に、文化的活動の内容と効果、JOCやNF、参加選手らの前後の取り組みなどをうかがう。

◯吉本 光宏 ニッセイ基礎研究所 社会研究部研究理事

 2012年ロンドン大会における「文化プログラム」の内容、成果を紹介すると共に、2020年東京大会「文化プログラム」の理念・枠組を確認し、これまでの代表的な取り組みを振り返り、2020年に向けた最重要課題をうかがう。

◯柳谷 直哉 日本オリンピック委員会 オリンピック・ムーブメント推進部部長

 JOCのオリンピック・ムーブメントにおける文化的活動の体系について、また、2019年オープン予定の「日本オリンピック・ミュージアム」(仮称)の計画について、オリンピズムの普及に関わる取り組みを中心にうかがう。

(コーディネーター)
◯新名 佐知子 JOAセッション委員、秩父宮記念スポーツ博物館主任学芸員

16:00〜16:30 総括講演
◯舛本 直文 首都大学東京特任教授

16:45〜18:15 懇親会

<参加費>
会員1,000円、非会員3,000円、学生無料

 

【参加申し込みについて】
次のいずれかの方法でお申し込み下さい

■JOAホームページから 

専用の申し込みフォームがございます

■ファクシミリでのお申し込み

送信先:(03)5300-1240 JOAセッション2017事務局(担当:後藤光将)

自由書式にて、次の6点をお知らせ下さい。
  ①氏名(ふりがな)
  ②会員種別(正会員、一般会員、非会員の別)
  ③勤務先名称(学生の場合は学校名と学部生・大学院生の別)
  ④連絡先メールアドレス
        ⑤電話番号
  
⑥懇親会の出欠

申込期限:2017年12月6日(水)必着

 

【懇親会のご案内】

 会 場: 国士舘大学多摩キャンパスMCCT 2階食堂
 時 間: 16:45〜18:15 
   *多少の前後が予想されますのでご了承下さい

【懇親会費】

 懇親会費:5,000円、学生2,000円
   *当日受付にて領収証と引き換えにてお預かりします

【セッションに関するお問い合わせ】
JOA事務局アドレス
 inform@olympic−academy.jp
 (スパム対策のため全角表示しています)

 

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