2008年度第67回-73回 JOAコロキウム報告

■ 第73回 JOAコロキウム 開催報告
日 時:2008年7月16日(水) 18:00-20:00
場 所:「新中野切手サロン」
参加者:8名
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『オリンピック:20世紀の記録第1巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(約77分)
第1巻:1896年第1回アテネ大会~1948年第14回ロンドン大会まで
古い映像が満載でした。これまで観たIOC4巻物よりも詳しい内容でした。特にエピソードもの、歴史的事象に焦点が当てられていました。参加者の方々にも初めて見る映像が満載でした。驚きの声が上がることも間々ありました。配布資料として、菅原悦子著(2008)歴史ポケットスポーツ新聞・オリンピック.大空ポケット新書と内容がかなりに通っているのが驚きでした。最終映像は、今はIOCのWebsiteからも削除されてしまったSELEVRITY HUMANITYの『クール・ランニング』のゴールシーンです。授業でも使いたい映像なのでこれは助かります。

終了後はいつもの居酒屋談義でした。新人の深澤さんを含め7人で様々な話題が弾んだ居酒屋談義でした。

■ 第72回 JOAコロキウム 開催要項
日 時:2008年6月18日(水) 18:00-20:00
場 所:「新中野切手サロン」
参加者:8名
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『The Olympic Series:栄光の軌跡メモリアルボックス第4巻』(2003年、監修JOA伊藤公、後藤忠弘)(各巻約100分です)
 第4本目:プログラム13「冬季大会のヒーローWinter Heroes」:マクダーモッド、荻原健司などの懐かしい姿の他、ボブスレーなど冬季競技の古い映像満載でした。
 プログラム14「2000年シドニー Special Moments of Sydney 2000」:キャシー・フリーマンの最終聖火点火者、カメルーンサッカーチームの活躍、豪水泳リレーチームがアメリカを破る瞬間、ゲブラセラシエの熱走など思い出しました。
 プログラム15「2002年ソルトレークシティー Special Moments of Salt Lake City 2002」:コステリッツの活躍、親子3代のオリンピアンであるJ.シェイ、ジャンプのハリーポッターと言われたアマン、ビョルンダーレンの激走、ラッキーな金メダル男である豪ブラッドバリーら、懐かしい姿が満載でした。

後半部:東京都の新しい招致パンフとスローガン論議、及び6周年第72回記念プレゼント会
 新しいパンフには「東京だからできる、新しいオリンピック」とあります。どんな新しいオリンピックが構想されるか楽しみです。新しい5本の幟に写真はこのMLで既に配信しましたが、それについても話題にしました。最後に、舛本が5月のオリンピアでのIOAジョイントセッションで入手してきたポストカードと記念切手を参加者にプレゼントしました。ポストカードには、このジョイントセッションの初日である5月13日しか使えない記念のスタンプを押してもらっています。結構な記念品のようです(収集家には何とかして欲しいモノかも、、。)IOAの封筒も気に入ってもらえました。

終了後はいつもの居酒屋談義でした。5人でしたが様々な話題が弾んだ居酒屋談義でした。

■ 第71回 JOAコロキウム 開催要項
日 時:2008年5月7(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日ではありません。連休明けです。)
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『The Olympic Series:栄光の軌跡メモリアルボックス第3巻』(2003年、監修JOA伊藤公、後藤忠弘)(各巻約100分です)
第3本目:後半2プログラム
 プログラム11「冬のスーパースターたちWinter Superstars」(ドービル・ディーン、クラマー、ローテンブルガー、ニッカネンら)、プログラム12「冬の伝説A Winter’s Tale」(オクサナ・バイウル、ウェンツェル、ハミルトンら)の2本です。熱いくらでいの日に冬季大会を見ました。20人の登場人物のうち12人の資料を準備したほど、珍しい名前が挙がっていました。ドービル・ディーン組は圧巻ですね。クラマーの滑りは「極限の滑り」と言うコメントも意味深長です。悪童ニッカネン、フライング・ダッチマンのシェンク、不遇の少女オクサナ・バイウル、映画の登場人物にもなるビリー・フィスクなど珍しい映像とともに、なかなか良い場面を見た気がします。

後半部:長野聖火リレー報告会
舛本が写してきた写真とVTRをもとに国際聖火リレー長野レグを話題にしました。残念ながら迫力大画面には映し出すことが出来ませんでしたが、長野の中国陣とチベット陣の対立の様子は理解いただけたことと存じます。「国境なき記者団」のロベール・メナール事務局長、「うそつき、ダライ・ラマ」のプラカード、中国留学生聖火防衛隊のリーダーの写真、中国人家族の応援風景や「北京日報」の記者の写真、などなど、メディアが報道しない写真も見ていただきました。

終了後はいつもの居酒屋談義でした。5人でしたが静かな中にも話題が豊富な居酒屋談義でした。

■ 第70回 JOAコロキウム 開催要項と報告
日 時:2008年4月16日(水) 18:00-20:10
場 所:「新中野切手サロン」
参加者:13名(院生1名、ゲスト2名含む)
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『The Olympic Series:栄光の軌跡メモリアルボックス第3巻』(2003年、監修JOA伊藤公、後藤忠弘)(各巻約100分です)
前半部:映像からたどるオリンピック史:約1時間
 第3本目:プログラム9「オリンピック精神Olympic Spirit」(サルニコフ、フォズベリー、ミルズら)、プログラム10「表
彰式The Medal Ceremony」(ジョイナー、ジャンセン、ヘーシンクら) の半分を観ました。あまり知られていない選手が多く登場しました。コロキウム参加者の年齢に応じて登場選手の認知度が違います。懐かしい選手や名場面が登場しましたが、1964年大会の映像は市川崑監督の『東京オリンピック』からの借用が多くみられました。珍しいものは、人見絹枝が2位になったアムステルダム大会の800mの決勝の様子。ゴール後、多くの選手が倒れ込んだと言われていますが、映像ではゴール後倒れた選手は1名だけでした(その後がどうなのかは不明ですが)。1936年ガルミッシュ大会から女子のアルペン競技が採用されましたが、その時の滑降と複合のコース設定と滑りの技術には驚きの声が上がりました。今回の映し出される内容から「オリンピック精神Olympic Spirits」というテーマ設定にはいささか不適切な感じを受けました。

後半部:JOAオリンピア-ローザンヌ報告会
粟沢、坂本、野崎、舛本の3人の理事会メンバーによって、オリンピアの聖火採火式と聖火リレー及びローザンヌのIOC本部とミュージアム視察旅行に参加した報告がありました。国際オリンピック休戦センター訪問、2007年のオリンピア地方の火事の後の様子、採火式入場のIDカード取得の苦労話、IOAへの植樹の寄付、新聞やテレビが報道しない聖火採火式の事情、IOC本部見学など、写真回覧しながら報告されました。「国境なき記者団」の採火式妨害の様子、稲沢市の中学生達が聖火リレーで妨害を受けた様子は日本ではあまり知られていないようです。4人の関心事はそれぞれ多様でしたが、なかなか聞くことのできない報告会でした。国際オリンピック休戦センターのピン・バッジのプレゼント、採火式のプログラムのプレゼントもあったコロキウムでした。

終了後は居酒屋談義で大いに盛り上がりました。

■ 第69回 JOAコロキウム 開催要項と報告
日 時:2008年3月12日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日ではありません、ご注意下さい)
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『The Olympic Series:栄光の軌跡 メモリアルボックス第2巻』(2003年、監修:JOA伊藤公、後藤忠弘)(約102分)
 第2本目は「内なる勝利Personal Achievement」、「歓喜のときEmotional Celebrations」、「ライバルたちの戦い
Rivalry」、「国家のプライドNational Pride」という4部門から構成されていました。
1.「内なる勝利Personal Achievement」:ソウル大会のカール・ルイス、ロス大会の山下泰裕の怪我、イリナ・ロドニナの3大会連続金メダル、ローマ大会でのウィルマ・ルドルフの3冠(スタンドでジェシー・オーウェンスが見守る雑感ショットも)、孫基禎と黄永ジョ(バルセロナの森下とのレース)の韓国マラソンランナーなど。
2.「歓喜のときEmotional Celebrations」:パリ大会のパーボ・ヌルミ、ロス大会のエドウィン・モーゼス、ソウル大会のルガニス(飛び込み)と金永南(レスリング)、アルベールヴィル大会のダーリらの勝利の歓喜など
3.「ライバルたちの戦いRivalry」:ザトペックとミムン、コーとオベット、ビッドとトーマス、カルガリー大会の2人のブライアンや、兄弟姉妹のライバルぶりなどが描かれる。
4.「国家のプライドNational Pride」:キューバのスティーブンソン、スリナムのネスティ、日本の笠谷幸生、スキーのキリー、トルコのスレイマノグル、メキシコのムニョス、レイクプラシッドのアメリカアイスホッケーチームなど(監督の服装は映画『ミラクル』と同じでした)
 今回も各パート10人のアスリート。40人のオリンピアンの栄光の軌跡(原題では「輝ける瞬間」が良いように思いますが、、、)を一気に見ました。今回も初めて聞くアスリートについては舛本の方で資料を作成して配布しました。しかし、知らない選手の映像を見るのは本当に興味深いですね。伊藤さんから、「忘れたシーンが多い」というお話も聞くことができました。

その後は恒例の居酒屋「もんし」で意見交換。あれこれ話が弾み、夜遅くまで盛り上がったのでした。

■ 第68回 JOAコロキウム 開催要項と報告
日 時:2008年2月20日(水) 18:00-20:20
場 所:「新中野切手サロン」
参加者:7名
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『The Olympic Series:栄光の軌跡メモリアルボックス第1巻』
        (2003年、監修JOA伊藤公、後藤忠弘)(約104分)
 第1本目は「輝ける偉業」「勝利の瞬間」「接戦」「記録更新」という4部門から構成されていました。 
各部門10人のアスリートですから、40人のオリンピアンの栄光の軌跡を一気に見ました。全員の名前を挙げるだけでも大変なので割愛します。それぞれの部門でアスリート達を選定した基準や理由も知りたいところです。TWI(OTAB)の英語版が先にあって、それに日本語を当てたということのようです。初めて聞くアスリートについては舛本の方で資料を作成して配布しました。しかし、知らない選手の映像を見るのは本当に興味深いですね。これまでに見てきた記録映画やドキュメンタリーの映像も使われていますが、珍しい映像が多くありました。  
 後藤さんと伊藤さんからは監修の苦労話もお聞きすることができました。特に初めて聞く選手の名前の読み方が大変だったそうです。曽根さんからは映像に対する工夫(字幕や場所と年代の補足など)のアイデアも出ました。
多くの映像を一気に観て、結構疲れました。

その後は恒例の居酒屋「もんし」で意見交換。あれこれ話が弾み、夜遅くまで盛り上がったのでした。

■ 第67回 JOAコロキウム 開催要項と報告
日 時:2008年1月30日(水) 18:00-20:20
場 所:「新中野切手サロン」
参加者:10名(ゲスト2名含む)
テーマ:映像で見るオリンピックの問題史
題 材:『ミラクル MIracle』(2004年、ギャビン・オコナー監督)(136分:劇場未公開)
1980年レイク・プラシッド冬季大会で宿敵強豪ソ連のアイスホッケーチームを破った大学生中心の米国チームの実話。その後も勢いに乗りフィンランドを決勝で破り優勝する。ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議し
てアメリカのカーター大統領が中止とボイコットを呼びかけたが、このレイク・プラシッドの総会でモスクワ大会の開催が再確認された。当時の時代状況(コンテクスト)をテレビや新聞で折り込みながら、アイスホッケーにかける監督と選手達の熱い生き方を描き出す。ディズニー作品のためか、「USA、USA、USA」のチャントがあふれてはいるが、アイスホッケーの練習と試合のシーンはなかなか迫力がある。スローや引いた画を使わずに氷上近くでパックを見せてくれる。監督役のカート・ラッセルがなかなか良い役柄と演技である。試合の様子は全てテレビのアナウンサーの語りで示していく。終了間際のアナウンス「Do you believe in Miracle? YES!」でタイムアップ。「2日後軌跡は完成した」というナレーションでオリンピックの優勝を告げる。しかし、メインの物語は打倒ソビエトで終結しているのである。 このチームは2002年ソルトレイク冬季大会の最終成果点火者に選ばれた。2001年9月11日の同時多発テロ後のオリンピック。1980年のミラクルから20数年後、アメリカのパトリオティズムを盛り上げることに、また一役買ったのである。

長い映画を一気に観て、後は居酒屋「もんし」で意見交換。あれこれ話が弾み、夜遅くまで盛り上がったのでした。


コメントは受け付けていません。