‘2013年度’ カテゴリー

第142回JOAコロキウム報告

  • 日 時:2014年5月28日(水)18:00-20:00(ご注意:定例の第3水曜日ではありません)
  • 場 所:「新中野切手サロン」
    (地下鉄丸ノ内線「新中野」下車、4番出口 徒歩1分 LAWSONのあるボニータビル6F)
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:2000年シドニー大会の開会式(後半)(NHK:日本語 約2時間)
    2000年シドニー大会の開会式(後半)(NHK:日本語 約2時間) 20世紀最後のオリンピック大会の開会式。後半は、選手団の入場行進から観ました。選手達は、各国になじみの曲の演奏で入場しました。イタリアはアイーダです。日本はマント姿で「さくら」の曲。南北朝鮮の統一入場行進は「アリラン」のもと、朝鮮半島が描かれた統一旗を南北朝鮮の選手2名が掲げて入場。東チモール選手団は個人選手資格で入場し、両国ともスタンディングオベーションで大拍手で迎えられました。まさに当時の時代を反映していました。開会宣言はディーン総督。選手宣誓に初めて「ドーピングなしで」という文言が入りました。会場内の聖火ランナー達は全て女性。オリンピックに女性が参加した100周年を記念しています。最終点火者はキャシー・フリーマン。アボリジニとの和解をテーマにした演出でした。聖火台は大仕掛け、円盤が滝を登る際に引っかかって、なかなか動かない事態には関係者は肝を冷やしたことでしょう。聖火台が頂点に収まって皆で安堵。なかなかの趣向でした。ノーベル平和賞を狙っていたとされるサマランチ会長はこの大会が任期最後。南北統一チームに随分苦心したとされます。日本選手団のマント姿はさすがに不評でした。開会式では「アボリジニの人々との和解」と「祝女性参加拡大」のメッセージを発信しています。平和のメッセージはどうでしたでしょうか? しかし、各パートが長すぎて、予定より1時間もオーバーしたようです。 終了後は、スポーツ庁設置の話題と抱える問題、2020年東京での野球・ソフト加入問題などの資料を検討し、最後は恒例の「もんし」で少人数ながらの情報交換会でした。

 

 

第141回JOAコロキウム 報告

  • 日 時:2014年4月24日(木)18:00-20:00
  • 場 所:「新中野切手サロン」 
  • 参加者:6名テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:2000年シドニー大会の開会式(前半)(NHK:日本語 約2時間)
     20世紀最後のオリンピック大会の開会式です。行進を除いてもたっぷり2時間はありますので、行進が始まる前までの前半部を観ました。開閉会式の総監督はリック・パーチ。ロサンゼルスとバルセロナの両大会の開閉会式の演出もしています。オーストラリアは荒野の赤い大地に120頭の馬が歓迎。テーマの一つは「和解」、多くのアボリジニの人々が参加しています。「歌い人」のジャカプラと少女ニッキ・ウェブスター、彼らが道案内人。彼女の夢の中でパフォーマンスが進みます。オーストラリアの大地生成から自然、入植と開拓、白豪主義後の5大陸からの移民など、オーストラリアの歴史と文化を壮大に描いていきます。移民の入植のパートでは、黒=アフリカ、黄=アジア、緑=欧州、赤=南北米、青=オセアニアという色づけがされますが、本来はオリンピックシンボルの5色には5大陸は指定されていません。12000人ものダンサー達が演じ、オーストラリア大陸の輪郭を描き、南十字星を演じます。前半の最後は20カ国から集まった2000人のマーチングバンド演奏。日本からも関西吹奏楽連盟の参加があります。オリンピックファンファーレや炎のランナーのテーマ曲などなじみの曲の演奏。最後は大会のロゴマークのミレニアム・アスリートを人文字で描き出しました。
    このシドニーの開会式ではアボリジニの人々との共演のパートが随分時間を取っています。「和解」のメッセージを発信しています。しかし、各パートが長すぎますね。予定より時間は大幅遅れのようです。
     終了後は、恒例の「もんし」での情報交換会。IOAの大学院プログラムに挑戦中の藤沢さんも参加、話はつきませんでした。

第140回JOAコロキウム 報告

  • 日 時2014年3月27日(木)18:00-20:10
  • 場 所:「新中野切手サロン」 参加者:4名
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:1998年長野冬季大会の閉会式(NHK:日本語1時間40分)
     1998年長野大会の閉会式です。森中直樹、有働由美子両アナ、萩本欽一さんが司会でした。あの紅白の派手な衣装は覚えていますよね。大きな獅子舞も勢揃いしました。長野地方のローカルなお祭りの大集合です。各国選手団はばらばらではなく固まっての入場です。欽ちゃんの「私たちのふるさとは、地球」という地球村のメッセージが何度も繰り返されていました。杏里が歌った「ふるさと」もしみじみさせてくれました。サマランチ会長はオリンピック休戦の成果と可能性に言及しました。しかし、実際に効果があったかどうかの検証はなかなか難しいようです。サマランチはオリンピックによる友情、連帯、協力が可能であるとしましたが、この長野大会では運営面のみの成功を強調してもいました。次期冬季大会のソルトレークシティへのオリンピック旗のハンドオーバーセレモニーでは、駅馬車やカウボーイが登場してあっと言わせていました。最後は5,000発の花火の打ち上げです。エンブレムをかたどった打ち上げ花火も、長野の手筒花火も登場し、最終は選手も演技者も一緒になっての「輪になって踊ろう」の大合唱と踊りで大祝祭の閉幕でした。この閉会式のメッセージは「世界中の人々にとって、たった一つのふるさとであるこの地球に平和を!」というものであったと思います。
     後半の2014年ソチ冬季パラリンピック大会の総括は資料配付で行いました。2020年東京大会のTOCOG編成も話題になりました。
     終了後は、恒例の「もんし」での情報交換会。4人と寂しい参加者でしたが、初参加の里見さんのお話しで盛り上がりました。

第139回JOAコロキウム 報告

  • 日 時2014年2月26日(水)18:00-20:10
  • 場 所:「新中野切手サロン」 参加者:8名 
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:1998年長野冬季大会の開会式(NHK:日本語2.5時間)
    1998年長野大会の開会式を観ました。16年前の映像です。有働由美子、藤井康夫アナに有森裕子さんがゲストです。開会式は昼間。映像を駆使した演出はできません。5万人収容の仮設スタンド。総監督は浅利慶太さん。日本の伝統文化のすばらしさを伝える、というのがコンセプトです。しかし、和洋折衷と言った方が良いかもしれません。建て御柱と木遣り、道祖神のダンス、曙の土俵入り、クリスムーン氏の聖火ランナー、森山良子氏の歌と雪ん子たちの歌とダンス、小澤征爾氏指揮の5大陸の5都市(ベルリン、シドニー、ニューヨーク、北京、ケープポート)を結んだ地球交響曲の大合唱、地球に優しい素材でできた風船による放鳩のシーン、聖火の最終点火者は伊藤みどりさん。その時の音楽はプッチーニ。何故でしょう? 長野のテーマは「子ども達の参加」「美しく豊かな自然との共存」「平和と友好の祭典」の3つでした。一校一国運動の子ども達が開会式ではピースアピールソング、聖火入場、各国選手団入場行進と大活躍しました。サマランチIOC会長はオリンピック休戦に言及するだけでなく、1998年は世界人権宣言の50周年記念の年と重要な言及をしています。オリンピックの価値は、敬意、寛容、尊厳、協力であるとして、「オリンピックの理想を通じて平和な世界を築いていこう」とスピーチしています。そんな重要なアピールが公式報告書には掲載されていません。大変重要なメッセージでしたが、NAOCには関心がなかったのでしょうか? 残念です。 後半は、2014年ソチ冬季大会の視察報告を行いました。坂本先生と舛本の現地視察報告の他、佐藤次郎さんには新聞で発信されたソチへの思い、2020年東京への教訓を紹介していただきました。

第138回JOAコロキウム 報告

  • 日 時2014年 1月15日(水)18:00-20:15
  • 場 所:「新中野切手サロン」 参加者:7名
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:①1996年アトランタ大会の閉会式(NHK:日本語2.5時間)
    100周年記念大会の閉幕は68年ぶりのマラソンの表彰式からスタートしました。マーチングバンドとコメディアンの駆け引きはあまりうけません。後に正式種目となっていく若者受けのパフォーマンス(スケボーやBMXなど)と音楽の共演。日本の布袋氏のロック演奏がありましたが公式報告書には記載がありませんでした。選手団の入場では最も印象的な選手がIOCのアントワープ旗を持つことに。それは短距離のマイケル・ジョンソンが勤めました。日本選手団の旗手は有森裕子選手。オーケストラが「聖なる休戦」のテーマを演奏しましたが、印象は今ひとつ。サマランチ会長のスピーチでは、爆弾テロとミュンヘンの11名の犠牲者に対して「いかなるテロもOMを破壊することはできなかった。希望と平和な社会を作り上げる」と語り、黙祷を捧げました。この閉会式では、スティービー・ワンダーによる「イマジン」の演奏・独唱による平和希求のメッセージは圧巻でした。6-12才の子ども達600人によるテーマソング「パワー・オブ・ドリーム」のコーラスも心温まるシーンでした。IOC旗のトランスファー・セレモニーののち、次期シドニー大会の紹介パフォーマンスでは、アボリジニ文化の紹介。ディジャリドゥの演奏とダンス、ワルチング・マチルダが演奏される中、カンガルー、大輪の赤い花や鳥、そしてオペラハウスの登場。これぞオーストラリア! シドニーへの招待パフォーマンスでした。