Team JAPANのみなさんへ向けた、オリンピックの理念の普及・広報活動@NTC
広報委員会:オリンピック・コンサート部門活動報告
4月24日(木)〜25日(金)、ミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピック競技大会に向けた「TEAM JAPAN Building Up for MICO 2026」が、味の素ナショナルトレーニングセンターで開催されました。本イベントは、2026年に開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪に向けて日本オリンピック委員会(JOC)が開催し、当日はオリンピアンやトップアスリート・スタッフの方々が集いました。
( https://www.instagram.com/p/DI3Jc_pROno/?igsh=Nnh4ZDl2bXE0Mnlt )。
今回、小口貴久会員(オリンピアン/JOC)による提案およびJOCの協力により、初めて当部門としてJOAブースを設置することができました。参加者のみなさんにオリンピックの理念(オリンピズム)や価値、意義に触れていただけたらとの想いで、新たに作成したフライヤーやJOAパンフレットなどの配布・説明に努めました。当日は、青柳・小口・木村会員の他、サポート学生(清和大学1年生_青柳ゼミ)の力を借りて活動を展開しました。
アスリートのみなさんは朝から複数のプログラムに取り組んでいたため、我々がフライヤーの配布を開始する夕刻には疲れていて耳を傾けてもらえないかもしれないと不安でしたが、それは全くありませんでした。丁寧に目を合わせ耳を傾けてくださいました。当日同行したサポート学生からは「テレビやニュース番組でしか見たことのない、とてつもない練習やパフォーマンスをされているトップアスリートのみなさんは、とても優しくて驚きました」と興奮気味に語ってくれました。アスリートのみなさんは、競技のパフォーマンスを超えて、人としてのロールモデル(人生のお手本)としての姿を示されていました。
特筆すべきことは、サポート学生の頑張りに目に留めてくださった講師の先生のお声がけにより、アスリートのみなさん一人ひとりに、オリンピズムやオリンピック休戦に関するフライヤーを届けられたことです。JOAが2020年に主催したユース・セッションの参加者(当時:高校生_後にユースオリンピック冬季競技大会(2020/ローザンヌ)銀メダル)と、当時講師を務めた青柳・木村会員との嬉しい再会もありました。オリンピックと向き合う度に、当時の学びを思い出してくれているとのことでした。
先日開催されたJOAセミナー(5/24開催、於:武蔵大学)では、本年度よりTeam JAPANのみなさんに対し、オリンピックの理念(オリンピズム)に関する学びの機会が提供されていることが報告されました。今後もJOCをはじめとする諸機関とJOAとの連携・協働が継続していくことで、オリンピックの本質的な価値や意義を問い、体感・発信できる人々や機会が更に増えていくことと思います。当部門は、会員のみなさんと共に、JOAの役割や特徴を意識しながら活動を展開していきたいと考えています。新たな活動先・方法についてアイディアがございましたら、ぜひお寄せください。
改めまして、JOC並びにアスリート・スタッフの皆様にお礼申し上げます。
(執筆:JOA会員・広報委員 青柳秀幸、木村華織)