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テーマ:オリンピック・ムーブメントの課題に挑む ~ドーピング・世代間交流・都市~
趣 旨:
わが国は2016年に2度目の東京オリンピックを招致しようとしている。本セッションでは、第30回を記念して海外から著名なゲストを招き、日本のオリンピック・ムーブメントが直面している3つの課題にアプローチしたい。一つは、ドーピング問題である。IOCのロゲ会長は外からのテロ、内からのドーピング問題がオリンピック・ムーブメントの最大の課題であることを表明している。日本においても、ドーピング問題への対応や教育が急務である。
二つには、世代を越えた交流である。若い世代は1964年東京オリンピックの感動とレガシーをいかにして引き継ぎ、再び訪れる東京オリンピックでさらなる進化を目指すのか。その鍵を握るのは約半世紀を経て結ばれる対話というバトンである。
三つ目には、都市とオリンピックとの共生である。都市はオリンピック大会を招致し、開催することでどのように変貌し、発展を遂げてきたのか。また、都市はオリンピック大会やオリンピック・ムーブメントにどのようなレガシーを刻んできたのであろうか。
スポーツと環境という課題も視野に入れて、都市とオリンピックが相互に影響し合いながら、共に発展していく姿を模索したい。
日 時: 2007年11月17日(土)午後1時~5時30分、18日(日)午前9時30分~午後3時30分
場 所: 上智大学 四谷キャンパス 中央図書館911会議室(9階)
東京都千代田区紀尾井町7-1
正門守衛所電話 03-3238-3000
http://www.sophia.ac.jp
※JR中央線・総武線、地下鉄丸の内線・南北線 四谷駅前
主 催: 特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー
共 催: 財団法人日本オリンピック委員会
後 援: 国際オリンピック委員会、国際オリンピック・アカデミー、文部科学省、外務省、
財団法人日本体育協会、特定非営利活動法人日本オリンピアンズ協会、
特定非営利活動法人東京オリンピック招致委員会、
財団法人ミズノ国際スポーツ交流財団、上智大学保健体育研究室
協 賛: 大塚製薬株式会社
参加費: 会員3,000円、非会員4,000円、会員学生無料、非会員学生500円
(当日、受付にてお支払い下さい)
<プログラム>
【11月17日(土)】
12:30pm 受付開始
1:00pm 開会式
主催者挨拶 日本オリンピック・アカデミー 副会長 小野 清子
共催者挨拶 日本オリンピック委員会 会長 竹田 恆和
来賓挨拶 文部科学省スポーツ・青少年局 樋口 修資 局長
1:20pm~2:20pm 基調講演「オリンピックとアンチドーピング」
講師:黒田善雄
(IOC医事委員、日本アンチドーピング機構会長、東京大学名誉教授)
2:30pm~5:30pm シンポジウムⅠ「ドーピング問題を考える」
シンポジスト アンジェラ・シュナイダー(カナダ、ウェスタンオンタリオ大学)
イアン・ジョブリン(オーストラリア、クイーンズランド大学)
ジム・パリー(イギリス、リーズ大学)
コーディネーター 近藤良享(筑波大学、JOA会員)・畑 孝幸(長崎大学)
6:00pm ウエルカム・レセプション
(JR四谷駅麹町口前 主婦会館プラザエフ地下1階クラルテ 会費5,500円)
【11月18日(日)】
9:30am~11:30pm シンポジウムⅡ「オリンピックが結ぶ『伝えたい想い』と『叶えたい夢』
-2016年東京オリンピックに向けた世代間対話-」
シンポジスト
1964年世代: 小野清子(東京オリンピック体操競技団体銅メダリスト、JOA副会長)
伊藤 公(オリンピック評論家、JOA会員)
2016年世代: 豊田直紀(2016年東京オリンピックを望む学生の会代表、慶応義塾大学生)
大津克哉(2006年IOA参加者、東海大学/GAS、JOA会員)
コーディネーター 嵯峨 寿(筑波大学、JOA理事)
昼 食
1:00pm~3:30pm シンポジウムⅢ「都市とオリンピック」
シンポジスト イアン・ジョブリン(オーストラリア、クイーンズランド大学)
アンジェラ・シュナイダー(カナダ、ウェスタンオンタリオ大学)
ジム・パリー(イギリス、リーズ大学)
コメンテーター 舛本直文(首都大学東京、JOA理事)
コーディネーター 水野正人(株式会社ミズノ会長、JOA副会長)
3:30pm 閉会挨拶
師岡文男(上智大学、JOA理事、JOAセッション委員会委員長)