年別アーカイブ: 2008年

2008年度第76回JOAコロキウム 報告

日 時:2008年11月19日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:『君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956』(クリスティナ・ゴダ監督、2007年、120分)
1956年ハンガリー動乱、この年はメルボルンオリンピック大会の年。「血の水球事件」。ブタペストで生きるヴィッキとカルチの2人。実はこの時にIOCは初めて「オリンピック休戦」を発動したが、それはどのように描かれているか? 血の水球事件の描写は? などなど楽しみが一杯のドラマ映画です。

<報告>

1956年ハンガリー動乱が舞台のドラマ映画です。ご存じのように、この年はメルボルン大会の年。当時のハンガリーの政治状況とスポーツ状況。中でもソ連との確執が描かれています。この動乱の時にIOCが初めて「オリンピック休戦」を発動したとされるのですが、残念ながらそこは全く触れられていませんでした。ブタペストで生きる若いヴィッキとカルチの2人の「愛と自由」を求めるドラマ仕立てです。エンディングの国歌の斉唱は本当に重い
シーンになっていました。原題は「愛、自由」、英語タイトルはChideren of Glory」ですので邦題とは随分違いがあります。しかし、メルボルン大会の「血の水球事件」はリアルに描かれていました。残念ながら、プール回りにはオリンピックシンボルマークが氾濫し、しかもインターリースのシンボルではなかったのでした。実際の映像も持って行ったのですが、残念ながら時間の関係で見ることができませんでした。

配付資料:
 1952年のヘルシンキ大会公式報告書から「エケケイリア」の頁
 IOCのレビューから1956年の「オリンピック休戦」発動の記録
 JOC監修「オリンピック100年の歩み」からメルボルン大会の資料
 劇場プログラムから「血の水球事件」およびハンガリー情勢など

2008年度第75回JOAコロキウム 報告

日 時:2008年10月15日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日)
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『オリンピック:20世紀の記録 第全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(各巻約70分)
第3巻:1964年第18回東京大会 及び 1964年第9回インスブルック冬季大会の2大会のみ
     さて、東京大会の日本選手の活躍がどのように描かれているでしょうか。。。
     インスブルックでは、一体どのような映像が、、、?
     SELEVRITY HUMANITYではどのシーンが?

<報告>
第3巻:1964年第18回東京大会 及び 1964年第9回インスブルック冬季大会の2大会のみ1964年東京大会:市川崑監督の名作「東京オリンピック」と比較すると思白い映像が満載でした。入場行進は残念ながら古関ユウジ作曲の名曲「東京オリンピックマーチ」ではありませんでした。時代背景も写し、東京のスター達が勢揃いの映像でした。陸上の依田、円谷、重量挙げの三宅、レスリングの吉田、上武、競泳のショランダーにブレーザー、体操の遠藤とチャスラフスカ、柔道の猪熊や神永、ボクシングの桜井、バレーボールの東洋の魔女と大松などなど。閉会式は市川崑監督のシーンの借用。懐かしい映像でした。
1964年インスブルック冬季大会:開会式の様子で日本選手61名。初めてギリシャのオリンピアで採火。ボブスレーでフェアプレー賞を取ったイタリアの門ティ選手の逸話、ソ連のリディア・スコブリコーワの活躍など。
SELEVRITY HUMANITY:1998年長野の原田の大飛翔ジャンプのスローでした
配付資料:菅原悦子著(2008)歴史ポケットスポーツ新聞・オリンピック.大空ポケット新書とオリンピック100年のあゆみ。

後半は藤原さんの北京報告。BOBで国際映像を作成された経験を元に口パクや花火のCGIなどから虚偽と虚構(VR)などの面白いコメントを頂きました。曽根さんも映像の専門家として「バーチャルリアリティはスポーツ中継でどこまで許されるか」という興味深い論議が交わされたのでした。

終了後はいつもの居酒屋談義でした。

2008年度第8回オリンピック憲章勉強会 報告

日時:2008年11月6日(木)18時より

場所:岸記念体育会館内スポーツマンクラブ

テーマ:
 (1) 北京オリンピックを振り返って
 (2) オリンピック憲章の見直し

 出席者:7名

北京オリンピックの感想やら、裏話などで、話題はつきませんでした。

2008年度第74回JOAコロキウム 報告

開催案内

日 時:2008年9月18日(木) 18:00-20:00
     ※8月31日までは9月17日開催とお知らせしていましたが、都合により変更になりました。
      
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『オリンピック:20世紀の記録 第2巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(各巻約70分)
第2巻:1952年第15回ヘルシンキ大会~1960年第8回スコーバレー冬季大会
     これも古い映像が満載。猪谷千春JOA会長の雄姿も。東京大会前のローマ大会も見所が多いでしょう。
     後半:北京大会談義
予  定:約65分観た後、フリーディスカス
      終了後、居酒屋談義(居酒屋「もんし」だけでも参加OKです)。
定  員:15名程度(ルームのキャパシティのため)
会  費:1,000円(会場使用料、資料コピー代、ドリンク代他)
     (なお、その後の居酒屋談義に参加される方は別途会費をご用意下さい。)
申込先 :事前にJOA事務局メールアドレスに「研究・教育担当宛」としてメールをお送りください。
     (コピー資料枚数の準備と居酒屋予約の都合です。)

報 告

参加者:7名
題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(各巻約70分)
第2巻:1952年第15回ヘルシンキ大会~1960年第8回スコーバレー冬季大会まで、今回も古い映像が満載でした。世界の世情、日本の社会状況を交えたコンテクストの紹介が嬉しい映像構成になっています。

1952年ヘルシンキ大会:  ザトペックの苦しそうな力走、体操ニッポンの誕生、レスリングの台頭と古橋・橋詰めの惜敗、女子平泳ぎで初のバタフライ登場、ソ連の参加と活躍ぶりなどなど、、。米ソ冷戦時代の始まり、「エケケイリア」が宣言された大会でしたが言及はありませんでした。
1956年メルボルン大会:  東西統一独チーム、エジンバラ公の開会宣言、水泳ニッポンの活躍、小野に鉄棒の「ひねり飛び越し」のウルトラC演技、レスリング笹原正三の必殺「またさき」、ザトペックの惨敗などなど・・・。ハンガリー動乱と「血の水球事件」への言及はありませんでした。
ローマ大会:  10万人収容のスタジアム、中国ボイコット、アベベの裸足の勝利、体操団体初優勝、山中対ローズの水泳、アメリカ女子短距離走「黒いガゼル」の異名を取るルドルフの疾走、などなど。
冬季大会:  オスロでモルゲダールのソンドレ・ノルヘイムの暖炉から採火された聖火リレー。コルチナ大会では日本初メダルの猪谷千春JOA会長の雄姿、聖火の採火はローマのカンピドリオの丘で採火(何故?)。スコーバレー大会では、ディズニーが開会式の演出、聖火は再度モルゲダールから、ニクソン副大統領の開会宣言、アイスホッケーで米初優勝、日本では高見沢初枝選手の活躍などなど、、、が写されていました。

配付資料:菅原悦子著(2008)歴史ポケットスポーツ新聞・オリンピック.大空ポケット新書とオリンピック100年のあゆみ。最終映像は、今はIOCのWebsiteからも削除されてしまったSELEVRITY HUMANITYの『ハーミネータ(ヘルマン・マイヤー)』のクラッシュシーンでした。1998年長野冬季大会の滑降。この後の復活を称える映像です。

後半は北京報告。BOBで国際映像関係に関与されていた曽根さん、4日間は同じホテルで過ごした伊藤さん、オリンピック・シンポジウムにも参加した舛本が、写真とともに情報提供しました。北京便りはJOAMLに直に配信します。

オリンピック・レクチャー006 開催のお知らせと報告

開催のご案内

JOAセッション・レクチャー委員会では、下記要項にてカナダのオリンピック教育を担当するジーン・サットン氏をお招きし、オリンピック・レクチャー006を開催します。ぜひご参加ください。

テーマ:カナダのオリンピック教育(通訳あり)

講師:ジーン・サットン(カナダオリンピック委員会理事、カナダ・オリンピック・アカデミーのオリンピック教育プログラム担当、カナダ体操協会理事)

日時:2008年9月20日(土)16:00-18:00

場所:東京オリンピック・パラリンピック招致委員会 会議室(都庁41階)

主催:日本オリンピック・アカデミー

協力:東京オリンピック・パラリンピック招致委員会

参加費:無料

レクチャー終了後、懇親会あり

問い合わせ・参加申込み:JOA事務局まで(参加申込み期日は9月17日) 

 

報 告

9月20日にオリンピック・レクチャー006が開催されました。
講師は、カナダ・オリンピック委員会理事でカナダ・オリンピック・アカデミー委員長ジーン・サットン氏。
カナダ教育の現状と今後の展開について話をしていただきました。
会場からは多数の質問も出され、熱気あふれるレクチャーとなりました。

当日の様子が招致委員会のプレスリリース(英語)で出ておりますのでご案内いたします。

http://www.tokyo2016.or.jp/en/press/2008/09/tokyo_2016_hosts_lecture_as_pa.html