年別アーカイブ: 2009年

第32回JOAセッション開催のお知らせ

以下の要項にて、第32回JOAセッションが開催されます。
非会員の方でも参加していただくことができます。
ご希望の方は、参加申込書をダウンロードして必要事項をご記入の上、FAXをお送りいただくか、お名前、ご住所、電話番号、ご所属、JOA会員・非会員の別、学生の場合は、学部生・院生の別、参加を希望される行事名を明記の上、メールをお送りください。
メールで申し込みをされる方は、必ず件名に「JOA参加申込」とご記入ください。
FAX、メールともに参加申込の締め切りは11月30日(月)です。

期 日 : 2009年12月13日(日)
会 場 : 明治大学リバティータワー 1021(2階)
〒101-8301東京都千代田区神田駿河台1-1
Tel.03-3296-4545(JR御茶ノ水駅より徒歩5分)
http://www.meiji.ac.jp/koho/desukara/campus/suruga.html

テーマ : 東京オリンピック・パラリンピック招致のレガシー

趣 旨 :
2016年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催地はブラジルのリオ・デジャネイロに決まり、東京開催の夢は実現しなかった。今回の招致プロセスには、招致の成否に拘わらず、招致のレガシーを残すことが求められていたので、招致活動を通して得られたレガシーを確認し、それらを育てることは、今後のオリンピック・ムーブメント、パラリンピック・ムーブメントの進展につながるものと思われる。
本セッションでは、2016東京オリンピック・パラリンピック招致活動のレガシーについて、さまざまな視点から検討し、今後のムーブメントのあり方を展望したい。

主 催 : NPO法人 日本オリンピック・アカデミー

共 催 : 財団法人 日本オリンピック委員会(依頼中)

後 援 : 国際オリンピック委員会
(依頼中)国際オリンピック・アカデミー
文部科学省
財団法人 日本体育協会
NPO法人 日本オリンピアンズ協会
財団法人日本障害者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会
財団法人 ミズノ国際スポーツ交流財団
財団法人 嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター

内 容 :
13:00〜13:15 開会式
13:20〜13:50 基調講演 猪谷 千春(JOA会長)
「2016東京オリンピック・パラリンピックの招致活動を振り返って」

14:10〜16:40 シンポジウム
「東京オリンピック・パラリンピック招致のレガシー」
(コーディネーター) 荒井 啓子(学習院女子大学)・大津 克哉(東海大学)
(シンポジスト)
パラリンピアンの立場から    河合 純一(パラリンピアン、静岡県教育委員会)
オリンピック教育の立場から    鯨岡 廣隆(東京都教育庁)
オリンピック・ムーブメントの立場から 中森 康弘(日本オリンピック委員会)
メディアの立場から          結城 和香子(読売新聞社)

参加費 : 会員1,000円  非会員1,500円  学生無料

懇親会 : トラットリア・レモン 17:00〜19:00(会費5,000円)

参加申込: 11月30日(月)までに「参加申込書32th_joa_session」を下記にFAXしてください。
e-mail で申し込まれる方は、必ず「件名」に「JOA参加申込」と明記の上、お名前、ご住所、電話番号、ご所属、JOA会員の有無、学生・院生の有無、参加される行事名をお知らせください。

FAX   03-5300-1240
E-mail gotms@kisc.meiji.ac.jp(スパム対策のため全角表示)
JOAセッション委員会   後藤 光将(明治大学政治経済学部)

第87回JOAコロキウム 報告

日 時:2009年10月21日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日)
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口) 電話:03-6454-1405
住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階
(薬屋(一本堂)のあるビルの6階です)
参加者:13人(院生3人)+居酒屋談義から1人(クーベルタン効果でしょうか?)
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:原点に帰れシリーズ:第4回目
題 材:『近代オリンピックの父:クーベルタン』(NHKBS1 2004.5.6放送分)(50分もの)

原点回帰シリーズ第4回目はクーベルタン特集でした。今回はクーベルタン委員会のメンバーでもありクーベルタンに詳しい和田さんが神戸から参加してくれました。「世界の有名人物で一番知られていない人」と称される彼の生涯をマッカルーンなどの専門研究者が詳しく語り、紹介していました。マイケル・ビディス、ビル・マロン、ジャン・デュリ、ノイベルト・ミューラーらが紹介していきましたが、クーベルタンの姪の息子でありクーベルタン委員会の初代会長でもあるジョセフ・ナバセル・ド・クーベルタンの紹介が印象的でした。彼がクーベルタンが失ったメルヴィルのお城を買い取ったのでしょうか。オリンピックを復興した真の思い、アメリカのサリバンとの確執、アテネ大会後のギリシャとの対立、女性アスリートの排除、晩年の貧困生活などなど、、。見所の多い映像でした。やはりBBC制作故かも知れませんね。
後半は2016年大会東京招致失敗について自由意見交換を行いました。様々な考えがおありのようで、居酒屋談義まで持ち越しとなりました。新しい方、久しぶりの方、若い人も参加し、居酒屋談義も盛り上がりました。

オリンピックレクチャー009&国際ピエール・ド・クーベルタン・ユースフォーラム参加報告会 開催のご案内

2008 年3 月に公示された新学習指導要領において、中学3 年生の体育理論の項目に「オリンピック」という文言が明記されました。また、東京オリンピック招致に際して、オリンピックに関する学校教材の制作など、日本国内においても様々なオリンピック・ムーブメントの普及・啓発活動が展開されています。

この度、日本オリンピック・アカデミーでは、カンタベリー大学(ニュージーランド)のサンディ・ソーン先生をお招きし、JOA オリンピック・レクチャー009 を開催いたします。ニュージーランドでは、初等・中等教育の保健体育科目とオリンピック教育を密接に関連づけたカリキュラムが展開されています。先進的なプログラムを誇る同国のオリンピック教育の中核を担われてきたソーン先生とともに、わが国におけるオリンピック教育発展のアイデアを探るまたとない機会です。

また、9月に開催される国際ピエール・ド・クーベルタン・ユースフォーラムに日本から初めて参加する、都立国際高校の生徒さんらもこの機会にお招きし、フォーラムで学んだことや他国の参加者との交流の模様を、思い出を交えて報告していただく予定です。

オリンピック・ムーブメントを最先端で伝えるソーン先生と次代のムーブメントの担い手たる若者たちに刺激され、今後のJOA の活動のみならず、我が国のオリンピック教育を推進するヒントが得られることでしょう。
会員の皆様には、会員ではない方々もお誘い合わせの上、是非ともご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 時:2009 年10 月25 日(日) 13:30 より受付開始

場 所:東京都内(参加人数確定次第、メール、HP等にてお知らせします)

主 催:特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー(JOA)

主 管:JOA ユース&レクチャー委員会オリンピック・レクチャー部門・オリンピック研究委員会クーベルタン研究部門

協 力:嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター

参加費: 無 料

→この企画の開催要項(PDF)をダウンロードする

<プログラム>
【第1部】 14:00~ オリンピック・レクチャー009 (通訳あり)
「ニュージーランドのオリンピック教育」
サンディ・ソーン氏 カンタベリー大学(ニュージーランド)
【第2部】 16:00~ 国際ピエール・ド・クーベルタン・ユースフォーラム報告会
東京都立国際高校の生徒2 名・教員1 名
【懇親会】 17:00~(会費制 一般5,000 円 学生3,000 円)

<申込み>
参加申込書(別紙)に必要事項を記入の上、担当者まで「件名:JOAレクチャー009」と記載したメールまたはFAXにてお申し込みください。
申込み期限は、10 月18 日(日)必着です。

→この企画の申込書(Word形式)をダウンロードする

JOA担当者:荒牧亜衣  e-mail:aramaki@mejiro.ac.jp(スパム対策のため全角表示)
Fax:(03)5996-3126

第86回JOAコロキウム 報告

日 時:2009年9月9日(水) 18:00-20:00
     (ご注意:定例の第3水曜日ではありません)
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
      電話:03-6454-1405
      住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階
           薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:原点に帰れシリーズ:第3回目

題 材:『古代ギリシャからの贈り物』(NHKBS1 2004.5.6放送分)(50分もの)

1.原点回帰シリーズ第3回目:古代オリンピアの祭典競技の様子の映像でした。BBCが放送したもののNHKBS1版です。当時のオリンピアの祭典競技の様子を再現していくのですが、シドニー大会の現代オリンピック映像と比較したコラボレーションのつくりでした。英国のスワドリング教授が主な解説をし、ギリシャの研究者も補足する形で話が進みます。宗教上の祭典からレスリングなど裸の身体を賛美した当時の価値観をうまく構成していました。アリストテレスはペンタスロンを当時の最高の競技と称えたのこと。アスリート(アスロン=賞品を求めて競技する者)がポリスで賞品や地位などで優遇されたが、しかし、勝利という結果のみでなく流儀や気品も重んじられたそうで、これが現代のプロアスリートとの違いがあるのかも知れません。不可解な立ち幅跳びの技術はやはりわかりにくいですね。紙などの文字文化がまだの時代でしたから記録が不十分なのでしょう。

2.評価レポート解説:サマリーにある文言の表現から順位を予想し、具体的な改善指摘が何か紹介しました。

終了後は、いつものように「もんし」にて居酒屋談義で盛り上がりました。