年別アーカイブ: 2012年

JOAデジタルライブラリー/デジタル資料 更新のお知らせ

本サイトのJOAデジタルライブラリーでは、以下の3種類を提供しています。

■ JOA Times デジタル  (公開作業中)

年1回刊行されるJOAの機関誌を第1号からPDF化して掲載した、歴史的にも貴重な資料です。

■ JOA Review Online
オリンピック・ムーブメントの「現在」についての批評・随想・図書紹介などで構成されています。
読みものとしてお楽しみいただけます。

■ JOAデジタル資料
会員によって提供された海外文献の翻訳版PDFなどがご本人の承諾を得て公開されています。

このたび、JOAデジタル資料にてすでに公開中のIOC刊行「国際オリンピック委員会の百年」(穂積八洲雄会員訳)第1巻に加え、新たに第2巻第2章が公開されました。穂積会員のご厚意によりJOAサイトにて翻訳を公開できたことに感謝するとともに、広くみなさまにお知らせします。どうぞご活用ください。

【閲覧方法】
JOAサイト左列にあるタイトル「JOAデジタルライブラリー JOAデジタル資料」をクリックしてください。

なお、JOAデジタルライブラリーに掲載された記事・写真等の著作権については、本サイトの「著作権について」の記載事項をお読みいただき、ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。

第126回JOAコロキウム 報告

日 時:2013年1月23日(水)18:00-20:00(注意:定例の第3水曜日ではありません)

場 所「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口徒歩1分) 電話:03-6454-1405

住 所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階(LOWSONのあるビルの6階です。ビル1Fが変わりました。)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:①1984年ロサンゼルス大会開会式(英語版:後半) ②2020年オリンピック招致(東京bid file)

内 容:①1984年ロサンゼルス大会開会式 (後半)他
前半:「コマーシャリンピック(商業五輪)」と呼ばれるようになったロス大会のOCOGのピーター・ユベロスのインタビューから。エコノミック・マシーンとオリンピックを呼んでいたのが印象的でした。続いて、ロス大会の入場行進はカットされ、公式儀礼。ユベロスの挨拶には世界平和と相互理解の訴えが。サマランチIOC会長の挨拶では32年のロス大会に触れ、オリンピック精神の継続を語ります。ユベロスへの感謝の言葉、5万人のボランティアへの謝辞。続いてレーガン大統領の開会宣言。そしてオリンピック参加の演奏の中、11人のメダリストによってオリンピック旗の入場。ソープの息子やビリー・ミルズの姿も見えました。聖火リレーはジェシー・オーウェンスの孫娘のジーナ・ヘンフィルからトラックに入場、レイファー・ジョンソンが最終点火者です。ジーナがトラックを周回する間、選手達はカメラを構えてトラックにはみ出す混乱ぶり。レイファーの手からオリンピックのシンボルマークをなぞって聖火は点火。旗手が集合した選手宣誓ではエドウィン・モーゼスが緊張して言葉に詰まり3回目に成功するシーンも。最後は、世界中の民族衣装を纏った2000人の人たちが入場し、お互いに手と手を取り合って歌を歌い、世界各地の都市とも結びながらコーラスを展開しました。そこでは古代オリンピアのオリンピック休戦にも触れるアナウンスがありました。選手達も手を取り合って一緒に歌い、踊り、まるで閉会式の様な祝祭と混沌ぶりです。炎のランナーのテーマ曲も演奏され、なかなかエンディングを迎えない開会式でした。簡素の中にも人類の融和が発せられ、コロ参加者からも素晴らしい開会式であったとの声が多くありました。
後半:②「2020年オリンピック招致ファイル」を元に意見交換。特に、ビジョン、コンセプト、レガシー等の部を話題に取り上げました。これによって居酒屋談義での話題が確認できました。

居酒屋談義:終了後はいつものように居酒屋談義、今回は新年会でしたが、参加者が少ない中にも親密に語り合うことができました。

第125回JOAコロキウム 報告

日 時:2012年12月6日(木)18:00-20:00(注意:定例の第3水曜日ではありません)

場 所「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口徒歩1分) 電話:03-6454-1405

住 所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階(LOWSONのあるビルの6階です。ビル1Fが変わりました。)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:①IOCアムステルダム第8回国際スポーツ・文化・教育会議報告
②1984年ロサンゼルス大会開会式(英語版:前半)

内 容:①11月25-27日にアムステルダムで開催されたIOC第8回国際スポーツ・文化・教育会議の様子を写真と旅行記を元に舛本理事が報告しました。(その一部はJOAのウェブ版に掲載される予定である。)
②1984年ロス大会の1ヶ月前のNHKニュースによる準備状況確認VTRを先ず観ました。IOCがTV放映版を編集したロス大会の開会式の映像を観ました。先ずは開会に先立つ18分のプレショーから。メインはマーチングバンド、それにチアリーダーやフラッグパフォーマンスが加わる人海戦術。ビッグバンドによるスイング、アメリカンミュージックを世界に向けて発信していました。開会式の正式な開始はフラッグ隊の行進から。アントワープ旗も入場。サマランチ会長、ブラッドレイ市長の手を経てユベロスへ手渡されました。アメリカの有名な作曲演奏家ジョン・ウィリアムスのファンファーレとテーマ演奏でパフォーマンスが繰り広げられました。ギリシャを先頭にした入場行進ではまだ整然と行進する選手団が多いのが、私たちの関心を呼びました。各国のユニフォームではナショナルカーラー(国旗)の色を使ったユニフォームが多く観られます。中には、民族色豊かな衣装で行進する国々もあります。行進曲に「東京オリンピック」のテーマ曲もかかりましたが、そこで前半は終了。民間資本で倹約した簡素化した大会らしいマスゲームでした。スタンドにカラーパネルを用いて参加国の国旗を彩ったのが観客の参加型開会式の嚆矢かもしれませんね。

居酒屋談義:終了後はいつものように居酒屋談義、今回は忘年会、恒例のプレゼン等交換会で盛り上がりました。

2012 JOAセッション報告

2012年度JOAセッションは、多くの会員にご参加いただき、盛況に終了いたしました。

講師、シンポジストほか登壇者のみなさま、会場をお借りした筑波大学の関係者のみなさま、運営に携わってくださった会員のみなさまに厚くお礼申し上げます。

基調講演とシンポジウムの風景を掲載いたします。

【12月2日(日)】(午後)

基調講演「オリンピック教育の構造と内容」:Dr.Paraskevi Lioumpi
シンポジウム「オリンピック教育の実践的展開」
司 会:真田 久(筑波大学)、竹村瑞穂(早稲田大学)
シンポジスト:
井上雅規(兵庫県小野市立中番小学校)「小学校におけるオリンピック教育の展開」
宮﨑明世(筑波大学)「高等学校におけるオリンピック教育の展開」
花岡勇太(筑波大学附属桐が丘特別支援学校)「特別支援学校におけるオリンピック教育の展開」
池田めぐみ(JADAアスリート委員、オリンピアン)「アンチドーピングの教育」
Dr.Robin Kietlinski(ニューヨーク市立大学)「女性アスリートとオリンピック教育」

Dr_Paraskevi_Lioumpi

Dr. Parasekevi Lioumpi

 

 

 

 

 

 

 

Session2012_Symposium

シンポジウム登壇者を囲んで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012 JOAオリンピック・レクチャー015報告

JOAセッション開催日当日の午前中に、オリンピック・レクチャー015が開催されました。
今回のレクチャーでは、海外から講師をお招きし、海外からみた日本の女性アスリートの歴史と課題について、ご報告いただきました。

【12月2日(日)】
(午前)
JOAオリンピック・レクチャー015:日本の女性アスリートの歴史と課題
会 場:筑波大学東京キャンパス1F 134室 東京都文京区大塚3-29-1
講 師:Dr.Robin Kietlinski(ニューヨーク市立大学)

Dr_Robin_Ketlinski

Dr.Robin Ketlinski