日 時:2013年2月27日(水)18:00-20:00
場 所:「新中野切手サロン」 参加者:9名(ゲスト2名含む)
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:①1984年ロサンゼルス大会閉会式(Bud Greenspanの記録映画のエンディング映像)
②1988年ソウル大会の記録映画から開会式の部(Bud Greenspanの記録映画と韓国版公式記録映画の開会式)
内 容:
前半:スポーツ世界遺産:オリンピックデジタル化構想(CASリサーチ:瓜井氏):スポーツパフォーマンスのビデオ映像を3次元の ポスチャー映像に(センサーを用いないモーション・キャプチャー)。オリンピアンのパフォーマンス映像もデジタル化して、後進の人々の参考資料とする企画提案。招致段階では日本のハイテク技術と若者指導をセットして差別化を図れるかも。。。
後半:Greenspanが1984年ロス大会の閉会式を一体どのように記録したか振り返りました。メダルセレモニー中心の映像でした。続いて、1988年ソウル大会のGreenspanの記録映画のオープニングを見ました。その後、韓国の監督の公式の録映画を鑑賞しました。1984年ロス大会ではマーチングバンドなどの人海戦術が導入され、1988年ソウル大会からは開閉開式にお国の歴史的絵巻の演出が大々的になったという歴史があります。韓国文化は漢江から船団で登場、聖火リレーには孫基禎の姿も。3人が最終点火者であの有名な焼き鳥事件も映ります(2012年7月には米タイムス紙が史上最悪の開会式にあげた)。韓国の宮廷舞踊の披露、諸悪の象徴の仮面、それを打ち砕くテコン道、静寂の中の少年の輪転がし、コノリの大パフォーマンスなどなど、懐かしい儀式パフォーマンスが展開されました。スタンドはHand in handの大合唱で盛り上がり、5色の飛行機雲のジェット機の飛来でした。1989年に執筆したソウル開閉会式の解釈学の拙ペーパーをお配りしましたが、懐かしい映像を確認することができました。
居酒屋談義:終了後はいつものように居酒屋談義、今回は全柔連の体罰問題とレスリング問題が話題の中心でした。