平成28年度 第170回記念「JOA特別コロキウム」開催報告
<テーマ>
「2020年東京大会の文化プログラムを構想する:カルチュラル・オリンピアードへの道程」
・日 時:2016年9月4日(日)14:00-17:30
・場 所:武蔵野大学有明キャンパス 4号館3F 303室
・主 催:JOA研究委員会JOAコロキウム部門
・協 力:武蔵野大学(会場および受付の学生ボランティア、広報等)
・参加費:1,000円(資料代)(JOAの学生会員、および武蔵野大学の学生は無料)
・内 容:
開会挨拶:坂本 静男氏(JOAコロキウム部門長)
司会・企画趣旨説明:舛本直文(首都大学東京特任教授、JOA理事・研究委員会委員長)
「文化プログラムの原点としての芸術競技とその後の展開」
シンポジスト1.
唐澤あゆみ氏(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネージメント学科、JOA会員)
「2016年リオ大会のボランティア経験と文化プログラム」
シンポジスト2.
吉本 光宏氏(ニッセイ基礎研究所 研究理事)
「2012年ロンドン大会の文化プログラム」
シンポジスト3.
堀 和憲氏(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アクション&レガシー担当課長(文化・教育担当)
「東京2020文化オリンピアードについて」
◎パネルディスカッションおよびQ&A
・リオ大会の文化プログラムの情報補足(吉本氏)
・様々なステークホルダー間の連携とセカンド・エンブレムの作成状況
・文化プログラムの主体の確認(実施者と鑑賞者)
・オリンピック・パラリンピック教育における文化テーマと文化プログラムの関係
Q&A:一般の声のサウンドの必要性、「文化プログラム」と「文化オリンピアード」の用語の整理、組織委員会のプログラムと文化庁のプログラムの関係など
◎情報交換会:18:00-20:00 (武蔵野大学有明キャンパス4号館2F学生ホール:会費5,000円)
・シンポジウム参加者:60名
[内訳:シンポジスト4名、運営スタッフ4名、武蔵野大教職員2名、学生ボランティア4名、一般参加者38名(当日参加者4名?)、学生参加者8名]
・情報交換会参加者:29名(事前申し込み32名、当日申し込み?名)
・記念ポロシャツ作成:23枚
<感想>
学生の参加者が多く、若い方々の関心が高い様子が窺えた。3人のシンポジストの報告はいずれも興味深い内容であり、また映像を多く使ったプレゼンで印象深く議論を深めることができたと思われる。関連するステークホルダーである東京都のオリンピック・パラリンピック準備局と文化庁のイベントが重なったために、両組織から参加頂けなかったのが残念である。JOAの理事の参加は4名であった。次年度は15周年記念事業を予定。
以上(文責:舛本)