第200回記念「JOA特別コロキウム」
<開催趣旨>
近代オリンピックは120年を超す歴史の中で、「オリンピズム」という理想に支えられ、IOCによる様々な改革を経ながら、今日の形を築きあげてきました。ご存じのように、バッハ現IOC会長体制下では、2014年モナコ臨時IOC総会で定められたAgenda 2020に応じて、改革が進められてきています。周知のように、オリンピック・ムーブメントのその最先端の実験的な改革は、2010年から始まったユース・オリンピック(YOG)において試みられていると言っても過言ではありません。そのYOGでは、文化・教育プログラム(CEP)も名称と内容ともに変化してきていますし、サポート体制のスタッフもその呼び名や役割が少しずつ変わってきているようです。また、2022年第4回YOG夏季大会は、オリンピック史上初めてアフリカ大陸の地、セネガルのダカールを中心に開催されることが決まっています。このように、オリンピックの魁けとなるような存在のYOGですが、この先の方向性や日本のYOGへの関わりについては見通せないことも多いと考えます。
そのため、第200回を記念する今回の「JOA特別コロキウム」では、YOGの最前線に焦点を当てることにしました。シンポジウムでは、オリンピックとYOGに関する研究や部署に携わっている方々に、現状報告や経験および持論を開陳して頂き、今後の日本のオリンピック・ムーブメントの展開に向けて、建設的な意見の集約や課題の把握に努めたいと考えます。
1.主 催:(特非)日本オリンピック・アカデミー(JOA)
オリンピック研究委員会コロキウム部門
2.日 時:2019年3月17日(日)午後13:00-17:00
3.場 所:武蔵野大学有明キャンパス1号館3階(りんかい線「国際展示場」駅から徒歩7分)
交通アクセス https://www.musashino-u.ac.jp/ariake/
4.テーマ:
「ユースオリンピック(YOG)の現在から将来のオリンピック・ムーブメントの方向を見通す」
5.内容とスケジュール
13:00-企画主旨説明:舛本直文(首都大学東京特任教授、JOA副会長)(10分)
13:10-14:00 基調講演:藤原庸介(流通経済大学特任教授、JOC理事、JOA副会長)
テーマ「YOGのめざすもの:2014年南京YOGの日本選手団団長の経験から」(仮)
14:15-17:00シンポジウム
司会:舛本直文
1)大津克哉(東海大学准教授・JOA理事):YOGの現在と課題:YOGをこれまで視察して(仮)
2)染井健吾(東京証券取引所上場推進部主任・元2016年リレハンメル冬季YOGのヤング・アンバサダー):リレハンメル冬季YOGにおけるヤング・アンバサダーの役割、及びその経験から見えてきたもの
3) 藤沢奈津美(JOC強化部・JOA会員):2018年ブエノスアイレスYOGに参加して(仮)
4) 藤原庸介 :パネリスト兼コメンテーター
5) 佐藤次郎(JOA監事・JOAコロキウム委員会):指定討論者
(途中休憩)
6.情報交換会17:30-19:30:武蔵野大学有明キャンパス1号館13階
(会費:5,000円、学生3,000円)
7.参 加 費:JOA会員1,000円、非会員1,500円(学生会員および武蔵野大学生無料)
8.記念企画:JOAロゴ入り記念ポロシャツ(黒色、白色)2,700円
9.受 付:武蔵野大学ボランティアセンターの学生他5名
10.申し込み:申し込み先はJOA「専用website」からお申し込みください。(仮)
※締め切り:2019年2月28日(木)、記念ポロシャツの発注締め切りのため厳守願います。
申込みはこちら→第200回記念「JOA特別コロキウム」専用申し込みサイト
お問い合わせ:joa_colloquium@olympic−academy.jp
上記アドレスの@以下を半角に変更してメールをお送りください。申込み締め切り:2019年2月28日(木)