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2008年度第75回JOAコロキウム 報告

日 時:2008年10月15日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日)
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『オリンピック:20世紀の記録 第全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(各巻約70分)
第3巻:1964年第18回東京大会 及び 1964年第9回インスブルック冬季大会の2大会のみ
     さて、東京大会の日本選手の活躍がどのように描かれているでしょうか。。。
     インスブルックでは、一体どのような映像が、、、?
     SELEVRITY HUMANITYではどのシーンが?

<報告>
第3巻:1964年第18回東京大会 及び 1964年第9回インスブルック冬季大会の2大会のみ1964年東京大会:市川崑監督の名作「東京オリンピック」と比較すると思白い映像が満載でした。入場行進は残念ながら古関ユウジ作曲の名曲「東京オリンピックマーチ」ではありませんでした。時代背景も写し、東京のスター達が勢揃いの映像でした。陸上の依田、円谷、重量挙げの三宅、レスリングの吉田、上武、競泳のショランダーにブレーザー、体操の遠藤とチャスラフスカ、柔道の猪熊や神永、ボクシングの桜井、バレーボールの東洋の魔女と大松などなど。閉会式は市川崑監督のシーンの借用。懐かしい映像でした。
1964年インスブルック冬季大会:開会式の様子で日本選手61名。初めてギリシャのオリンピアで採火。ボブスレーでフェアプレー賞を取ったイタリアの門ティ選手の逸話、ソ連のリディア・スコブリコーワの活躍など。
SELEVRITY HUMANITY:1998年長野の原田の大飛翔ジャンプのスローでした
配付資料:菅原悦子著(2008)歴史ポケットスポーツ新聞・オリンピック.大空ポケット新書とオリンピック100年のあゆみ。

後半は藤原さんの北京報告。BOBで国際映像を作成された経験を元に口パクや花火のCGIなどから虚偽と虚構(VR)などの面白いコメントを頂きました。曽根さんも映像の専門家として「バーチャルリアリティはスポーツ中継でどこまで許されるか」という興味深い論議が交わされたのでした。

終了後はいつもの居酒屋談義でした。

2008年度第8回オリンピック憲章勉強会 報告

日時:2008年11月6日(木)18時より

場所:岸記念体育会館内スポーツマンクラブ

テーマ:
 (1) 北京オリンピックを振り返って
 (2) オリンピック憲章の見直し

 出席者:7名

北京オリンピックの感想やら、裏話などで、話題はつきませんでした。

2008年度第74回JOAコロキウム 報告

開催案内

日 時:2008年9月18日(木) 18:00-20:00
     ※8月31日までは9月17日開催とお知らせしていましたが、都合により変更になりました。
      
場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。
テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
題 材:『オリンピック:20世紀の記録 第2巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(各巻約70分)
第2巻:1952年第15回ヘルシンキ大会~1960年第8回スコーバレー冬季大会
     これも古い映像が満載。猪谷千春JOA会長の雄姿も。東京大会前のローマ大会も見所が多いでしょう。
     後半:北京大会談義
予  定:約65分観た後、フリーディスカス
      終了後、居酒屋談義(居酒屋「もんし」だけでも参加OKです)。
定  員:15名程度(ルームのキャパシティのため)
会  費:1,000円(会場使用料、資料コピー代、ドリンク代他)
     (なお、その後の居酒屋談義に参加される方は別途会費をご用意下さい。)
申込先 :事前にJOA事務局メールアドレスに「研究・教育担当宛」としてメールをお送りください。
     (コピー資料枚数の準備と居酒屋予約の都合です。)

報 告

参加者:7名
題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘さん)(各巻約70分)
第2巻:1952年第15回ヘルシンキ大会~1960年第8回スコーバレー冬季大会まで、今回も古い映像が満載でした。世界の世情、日本の社会状況を交えたコンテクストの紹介が嬉しい映像構成になっています。

1952年ヘルシンキ大会:  ザトペックの苦しそうな力走、体操ニッポンの誕生、レスリングの台頭と古橋・橋詰めの惜敗、女子平泳ぎで初のバタフライ登場、ソ連の参加と活躍ぶりなどなど、、。米ソ冷戦時代の始まり、「エケケイリア」が宣言された大会でしたが言及はありませんでした。
1956年メルボルン大会:  東西統一独チーム、エジンバラ公の開会宣言、水泳ニッポンの活躍、小野に鉄棒の「ひねり飛び越し」のウルトラC演技、レスリング笹原正三の必殺「またさき」、ザトペックの惨敗などなど・・・。ハンガリー動乱と「血の水球事件」への言及はありませんでした。
ローマ大会:  10万人収容のスタジアム、中国ボイコット、アベベの裸足の勝利、体操団体初優勝、山中対ローズの水泳、アメリカ女子短距離走「黒いガゼル」の異名を取るルドルフの疾走、などなど。
冬季大会:  オスロでモルゲダールのソンドレ・ノルヘイムの暖炉から採火された聖火リレー。コルチナ大会では日本初メダルの猪谷千春JOA会長の雄姿、聖火の採火はローマのカンピドリオの丘で採火(何故?)。スコーバレー大会では、ディズニーが開会式の演出、聖火は再度モルゲダールから、ニクソン副大統領の開会宣言、アイスホッケーで米初優勝、日本では高見沢初枝選手の活躍などなど、、、が写されていました。

配付資料:菅原悦子著(2008)歴史ポケットスポーツ新聞・オリンピック.大空ポケット新書とオリンピック100年のあゆみ。最終映像は、今はIOCのWebsiteからも削除されてしまったSELEVRITY HUMANITYの『ハーミネータ(ヘルマン・マイヤー)』のクラッシュシーンでした。1998年長野冬季大会の滑降。この後の復活を称える映像です。

後半は北京報告。BOBで国際映像関係に関与されていた曽根さん、4日間は同じホテルで過ごした伊藤さん、オリンピック・シンポジウムにも参加した舛本が、写真とともに情報提供しました。北京便りはJOAMLに直に配信します。

オリンピック・レクチャー006 開催のお知らせと報告

開催のご案内

JOAセッション・レクチャー委員会では、下記要項にてカナダのオリンピック教育を担当するジーン・サットン氏をお招きし、オリンピック・レクチャー006を開催します。ぜひご参加ください。

テーマ:カナダのオリンピック教育(通訳あり)

講師:ジーン・サットン(カナダオリンピック委員会理事、カナダ・オリンピック・アカデミーのオリンピック教育プログラム担当、カナダ体操協会理事)

日時:2008年9月20日(土)16:00-18:00

場所:東京オリンピック・パラリンピック招致委員会 会議室(都庁41階)

主催:日本オリンピック・アカデミー

協力:東京オリンピック・パラリンピック招致委員会

参加費:無料

レクチャー終了後、懇親会あり

問い合わせ・参加申込み:JOA事務局まで(参加申込み期日は9月17日) 

 

報 告

9月20日にオリンピック・レクチャー006が開催されました。
講師は、カナダ・オリンピック委員会理事でカナダ・オリンピック・アカデミー委員長ジーン・サットン氏。
カナダ教育の現状と今後の展開について話をしていただきました。
会場からは多数の質問も出され、熱気あふれるレクチャーとなりました。

当日の様子が招致委員会のプレスリリース(英語)で出ておりますのでご案内いたします。

http://www.tokyo2016.or.jp/en/press/2008/09/tokyo_2016_hosts_lecture_as_pa.html

JOAユースセッション2008<オリンピアンと環境問題に学ぶ持続可能なオリンピックへの道>

ユースセッション2008チラシをダウンロードする

 

趣 旨:
オリンピックの持続可能性を左右する地球環境問題ならびに反ドーピング、フェアプレーといったスポーツ界が直面・推進する課題を取り上げ、72年札幌オリンピックにおいて恵庭岳で行った植林などの自然環境回復に関わる先進的な取り組みや、オリンピアンとの対話や彼らによるスポーツ指導などを通じ、オリンピック・ムーブメントへの関心とオリンピック精神の大切さについて青少年に理解をうながす。

テーマ: オリンピアンと環境問題に学ぶ持続可能なオリンピックへの道

日 時: 2008年11月16日(日) 10:00~16:30 

会 場: 北海道文教大学(恵庭市黄金中央5-196-1 代表0123-34-0019)

対 象: 約200人(小中高校生・大学生および一般)

参加費: 無料

主 催: NPO法人日本オリンピック・アカデミー(JOA)(会長:猪谷千春)

共 催:  北海道文教大学

主 管: JOAユースセッション2008実行委員会(委員長:平井敏幸 北海道文教大学・JOA会員)

後 援: 北海道、恵庭市、北海道教育委員会、恵庭市教育委員会、
      北海道新聞社、千歳民報社、北海道放送(HBC)、札幌テレビ放送(STV)、
      AIR-G’エフエム北海道、FMノースウェーブ
      (※この他の団体についても申請中)

協 賛: ミズノ株式会社、北海道キリンビバレッジ株式会社
      (※この他の団体についても申請中)

プログラム
第1部 10:00~12:00 (場所:体育館)
「オリンピック選手に学ぶフェアプレー精神と実技指導」

講師:
苅部 俊二(法政大学准教授/オリンピック・アトランタ大会・シドニー大会400mH出場)
内藤 真人(ミズノ株式会社/オリンピック・アテネ大会、北京大会110mハードル出場)

9:30 受付開始
10:00~10:10 挨拶、講師紹介(司会 平井敏幸)
10:10~10:40 苅部、内藤にフェアプレー精神(体験談)についての講話
10:40~10:50 参加者からの質問
10:50~11:00 休憩
11:00~11:55 実技指導(オリンピック選手との触れ合い)
           小学生高学年(20~25名)「かけっこ(速く走るコツ)」苅部担当
           高校・大学生(希望人数によって調整)「競技レベルでのハードリング」内藤担当
11:55~12:00 挨拶
第2部 13:00~16:30 (場所:2号館2階 221教室)
「環境問題に学ぶ持続可能なオリンピックへの道」

12:30 受付開始
13:00~13:15 開会式 (総合司会 平井敏幸)
  主催者挨拶  水野正人(日本オリンピック・アカデミー(JOA)副会長)
  来賓挨拶   中島興世(恵庭市長) (依頼中)
  来賓挨拶   原田ゆたか(北海道議会議員)(依頼中)
  来賓挨拶   堀井 学(北海道議会議員、スピードスケート銅メダリスト)
13:15~14:05 基調講演 「スポーツと環境-温暖化防止に向けて」
           水野 正人(国際オリンピック委員会(IOC)スポーツ環境委員会委員)
14:05~14:15 児童による恵庭市内の環境教育の紹介
14:15~14:30 オリンピッククイズ
14:30~15:00 休憩
15:00~16:20 シンポジウム「環境問題からみたスポーツとオリンピックの未来像」
            シンポジスト: 苅部 俊二(法政大学)
                     近藤 良享(筑波大学・JOA会員)
                     田原 淳子(国士舘大学・JOA理事)
            コーディネーター: 三浦 裕(北海道教育大学旭川校・JOA会員)
16:20~16:30 閉会式
  共催者挨拶 宮本重範(北海道文教大学 理学療法学科長)
  主催者挨拶 和田恵子(JOA専務理事)