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「東京2020大会」組織委員会の公式ウェブサイトにおけるメダルランキングの掲載についての意見

JOAは以下の意見書をIOCおよび組織委員会に提出するとともに、プレスリリースを行いましたのでお知らせします。

なお、8月2日にプレス等、関係機関に配付したPDFの「<参考資料>現行憲章第6条1項の変遷」では、根本原則における記述の初出を1956年版としていましたが、1955年版でしたので、訂正いたします。

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2021年8月2日

特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー
理事会有志

 

「東京2020大会」組織委員会が公式ウェブサイト(下記のURL参照)にNOC/チーム別のメダル獲得順位表を掲載しています。国際オリンピック・アカデミーに加盟し、オリンピズムの理念に則ってオリンピック・ムーブメントを展開する私たち特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミーは、この順位表に関して、IOCとOCOGに注意を促します。

https://olympics.com/tokyo-2020/olympic-games/ja/results/all-sports/medal-standings.htm

オリンピック憲章は、大会は国家間の競技ではなく、個人またはチーム間の競技であると定めています。

6 Olympic Games
1. The Olympic Games are competitions between athletes in individual or team events and not between countries. They bring together the athletes selected by their respective NOCs, whose entries have been accepted by the IOC. They compete under the technical direction of the IFs concerned.

また、IOCおよびOCOGが「国ごとのランキング」を作成してはならないとしています。

57 Roll of honour
The IOC and the OCOG shall not draw up any global ranking per country. A roll of honour bearing the names of medal winners and those awarded diplomas in each event shall be established by the OCOG and the names of the medal winners shall be featured prominently and be on permanent display in the main stadium.

NOC/チームは、オリンピック・ムーブメントにおいては「国」あるいは「地域」とは異なります。したがって、厳密には、ウェブサイトに掲載された順位表は、憲章に抵触しないとの解釈も可能かもしれません。しかし、NOCの多くが国や地域単位で置かれているため、一般市民には「国・地域ごとのランキング」と同等の印象が与えられます。

日本オリンピック・アカデミーは、より多くの市民にオリンピック・ムーブメントの理念が適切に伝えられる必要があるとの観点から、公式ウェブサイトの順位表の掲載の妥当性についてIOCとOCOGが適切に判断する必要があると考えます。

その理由は以下のとおりです。

  1. ピエール・ド・クーベルタンが近代オリンピックを復活したときから参加者は国別の参加ではなく個人参加であった。それはスポーツによる国際平和を希求するには、国別対抗競技方式による過度なナショナリズムの高揚と国家間の対立を避けるためであった。
  2. 現行の「オリンピック憲章」第6条1項および第57条は、このようなクーベルタンのオリンピズムの精神が反映され、現在も根本的な理念として引き継がれてきた重要な条項である
  3. 上記の条文の変遷(別紙参考資料)は、第二次世界大戦後に,国際情勢や国家の干渉など、各時代の影響を受けながらも,理念が堅持され、継承されてきたことを示している。

以上

< 参考資料 >

◆現行憲章第6条1項の変遷

 1955年版で戦後最初の比較的大きな憲章の構造変更が行われ、はじめて「根本原則」の中に、「大会は個人間の競技であり、国家間のものではない」とする記述が置かれた。
 その後、1974年までこの記述は「根本原則」に置かれた。1975年の改正で根本原則がより理念的なものへと整理されたことを受け、記述は根本原則の後に続く大会に関する取り決めを記した箇所に位置づけられた。現行憲章においても基本的にこの位置づけは変化していない。

憲章1955年版の記述
Fundamental PrinciplesF
6 Only Citizens of a country are qualified to represent the colours of that country in the Olympic .
The Games are contests between individuals and not between countries.

憲章1974年版の記述
Fundamental Principles
9 The Games are contests between individuals and not between countries or areas.

憲章1975年版以降
記述は同じだが、Fundamental Principlesがムーブメントの理念を示す内容に整理されたことにより,別項としておかれるようになった

憲章2020年版(現行)の記述
6 Olympic Games
1. The Olympic Games are competitions between athletes in individual or team events and not between countries. They bring together the athletes selected by their respective NOCs, whose entries have been accepted by the IOC. They compete under the technical direction of the IFs concerned.

 

◆現行憲章第57条の変遷

 この条文は大会における入賞者名簿の取り扱いを定めたものである。戦前の憲章には、1930年版の例に見られるとおり、「大会は国別競技ではない」とする記述はみられない。
 戦後最初の改定版である1949年版では、「オリンピック大会においては国による採点は行わない」とする記述が置かれるようになる。翌1950年版では「国による採点やポイントの付与は行わない」として若干の加筆が行われた。この記述は、その後、踏襲されたが、1990年版までの間に若干の表現の修正はなされている。
 1991年には、現行の憲章の表現と同じ「IOCとOCOGは」として主体が明記され、「国毎の世界ランキングを作成してはならない」という記述が現在まで引き継がれている。なおこの箇所の英語版の記述は、not 〜 anyが使用されていることから、「いかなるランキングも作成してはならない」という強い否定であると読み取って良いかもしれない。

憲章1930年版の記述
XIX. CLASSIFICATION
In the Olympic Games there is no classification according to points.
A Roll of Honour, in alphabetical order, shall be set up bearing the names of the first six competitors in each event as soon as this classification has been made.
This document shall be drawn up and kept under the control of the International Olympic Committee. (大会は国別競技ではないとの記述なし)

憲章1949年版の記述
53. In the Olympic Games there is no scoring by countries. A Roll of Honour in alphabetical order of the names of the first six competitors in each event shall be compiled by the Organising Committee and delivered to the International Olympic Committee.

憲章1950年版の記述
The Machinery of the Olympic Games
There is no scoring between countries or awarding of points. A Roll of Honour of the names of the first six results in each event shall be given to the I. O. C. by the Organizing Committee.The names of the victors shall be engraved on the walls of the stadium in which the Games were opened and closed.

憲章1990年版の記述
65 Roll of honour
The Olympic Games are not contests between nations and no scoring by countries is recognized. A roll of honour of the names of the first six competitors in each event shall be compiled by the OCOG and delivered to the IOC.

憲章1991年版の記述
58 Roll of Honour
The IOC and the OCOG shall not draw up any global ranking per country. A roll of honour bearing the names of medal winners and those awarded diplomas in each event shall be established by the OCOG and the names of the medal winners shall be featured prominently and be on permanent display in the main stadium.
(2020年版と同じ)

憲章2020年版の記述
57 Roll of honour
The IOC and the OCOG shall not draw up any global ranking per country. A roll of honour bearing the names of medal winners and those awarded diplomas in each event shall be established by the OCOG and the names of the medal winners shall be featured prominently and be on permanent display in the main stadium.

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2021年度開催IOA海外セッション参加者募集のご案内

JOA会員各位

JOA海外セッション派遣委員会からのお知らせです。
国際オリンピック・アカデミー(IOA)より、2021年度に開催されます各種セッションの案内が届きましたのでお知らせいたします。2021年度のIOA関連セッションは、青年セッション・大学院生セミナーの2件となります。    

ギリシャ・オリンピアで開催されるIOAの各種セッションは、世界各国のNOC/NOAを代表して、古代オリンピック発祥の地「オリンピア」に一堂に会し、オリンピズムを通じて国際交流ができるまたとない機会です。ふるってご応募ください。JOAへの応募の締め切りは、2021年7月9日(金)17時です。

 

【ご確認ください】
IOAによると、現在のところ現地でのセッションを予定していますが、ギリシャ政府、世界保健機関等の指導により、昨年同様オンライン開催となる可能性もあります。さらに、IOAへの登録時には予防接種証明書を提出する必要があります。

応募される方は、JOA事務局メールアドレス宛にメール表題を「海外セッション派遣の応募について」として、ご連絡ください。 担当委員会より折り返しエントリー用紙をお送りいたします。

なお、下記の各種セッションの情報はJOAのHPにも掲載されていますので、テキストメールが読みづらい場合は、HPをご覧ください。

1)選考会について
JOAの活動(オリンピック・ムーブメントの普及)に積極的に関わって来られた会員、および今後そのように関わっていただける方をIOAに推薦したいと思います。そうした観点からの選考会を7月中旬に行う予定です。別途、応募された方にご連絡致します。

2)その他
英語、フランス語、ギリシャ語のいずれかに堪能であることが求められます。

2021年度に募集するIOA主催のセッションは以下の通りです。

1.   第61回 国際青年セッション(1名)

期日:2021年9月11日〜9月21日
MAIN TOPIC: “Olympic Movement and the Pandemic”
SPECIAL TOPIC: “Olympic Games and the Pandemic: Opportunities, Challenges and Changes”

参加資格: 20から35歳、IOAの教育的な意義を理解していること。
      英語、フランス語、ギリシャ語のいずれかに堪能なこと。
費用負担: 各国男女一人ずつの航空料金の50%をIOCソリダリティが負担。残りは本人負担。
      ギリシャ国内の滞在費、交通費はIOA負担。
募集人数:1名

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens:Saturday, 11 September 2021
Opening Ceremony (in Athens):Sunday, 12 September 2021
Departure for Olympia:Monday, 13 September 2021
Works of the Session:Tuesday, 14 – Monday, 20 September 2021
Departure from Olympia:Monday, 20 September 2021
Departure from Athens:Tuesday, 21 September 2021

2.   第28回 大学院生オリンピック研究国際セミナー(1名)

期日:2021年9月22日〜10月6日
MAIN TOPIC:  “The Olympic Games and the Olympic Movement: Past, Present and Future – An Analysis from the Historical, Philosophical and Social Perspectives ”
SPECIAL TOPIC:  “Olympic Movement and the Pandemic”

参加資格:45歳以下で英語に堪能であること
発 表: オリンピック研究に関する論文の要約(A4で2枚)を9月3日までに提出
費用負担: 渡航費は本人負担。ギリシャ国内の滞在費はIOA負担。
募集人数:1名

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens:Wednesday, 22 September 2021
Arrival in Olympia:Thursday, 23 September 2021
Works of the Seminar:Friday, 24 September – Tuesday, 5 October 2021
Departure from Olympia:Tuesday, 5 October 2021
Departure from Athens:Wednesday, 6 October 2021

 

各セッションのJOAへの申込み〆切:2021年7月9日(金)17時

 

 

JOAコロキウム 第223回報告&第224回開催案内

第223回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2021年5月19日(水):18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:9名
・テーマ:自由テーマ

①情報提供

  • 森田さんによる「オリンピック・パラリンピック人権コミュニケ」発出のための丸川大臣への陳情書紹介(森田会員)
  • オリンピック・パラリンピック関連情報(事前配布資料)
  1. 東京2020大会開催反対論・賛成論の現在:ネットメディア、主要スポンサー紙、国外メデ
    アも含めて
  2. 世論調査の結果:各紙
    主要メディアの論調(2-5月の社説):賛成派と中止派、態度不明確派
  • Yahooニュースを手がかりに、最近のオリンピック開催に対する活字メディアによる賛否報道をレビューし、SNS報道も含めて情報共有し、今後に必要と思われる対応策を考えるための中間報告をした。開催賛否と理念への賛否の2軸で平面付置して多様な主張を整理した。この情報提供に基づいて意見交換を行った。(舛本)

②意見交換

  • 政局にも関わってきた賛否論、返上による賠償金や保険などのお金の問題も含めた整理軸が必要となる。
  • コロナ感染を抑えられない政府が大会開催するとなると、日本政治の制度疲労を内外に晒す危険性と中国につけ込まれるリスクもある。
  • もっと簡単な構図に整理できる。オリンピックは開催して欲しいが今はやめて欲しいという大多数の国民の声とそれに応えてこなかった関係者という構図である。
  • 主要活字メディアが公式スポンサーになっているのでストレートにものが言えない大手メディアら。
  • オールジャパン体制で1社2人をメディア委員会に出す森元会長方式。反対ができないようなシステムに。
  • 入場行進の50音順はどうなったか?森元会長の意見で決定したままか?北京は画数順で、ソチはキリル語順で、日本の他の大会はアルファベット順だった。NBCは日本案に反対。一体どうなっているのか?
  • TOCOGの説明不十分だが、方針決定しても予算確定まで広報できないシステムも問題との声も。
  • ボランティア担当の仕事では感染対策は十分検討しつつ進めているが、広報についてはジレンマも。
  • 他国のバブル方式の検証が必要という意見もあったが、大会規模が違いすぎるという問題も。
  • 開会式のリハーサル日は?誰も教えてくれないが決まっているはずであろう。
  • 一般の人たちの大会への意識は「理念賛成but開催反対」だけではない。主婦の意見として「オリンピックはそんなものではない」という声も聴く。メディアからの一方的な情報を真に受けている一般の状況。
  • もし仮に会長がバッハでなくロゲであったら? ロゲなら中止していたのでは?サマランチなら、オリンピックが傷つくとしてやめていただろう。クーベルタンが1929年に「もし100年後に生まれ変わることができたら、私はオリンピックを全く新しいものに作り直すだろう」と言ったが、まさにそのような状況にある。
  • バッハ会長はノーベル平和賞狙いだし1980年モスクワボイコットの当事者。その思いで開催強行姿勢かも。
  • いまさらオリンピックの理念のようなきれい事を出してきても、という時代の気分。1964年東京大会でもオリンピック精神を広めようとしても難しかったが、しかし、始まってみると大会の影響は大きかった歴史もある。
  • 日本国民はオリンピック好きだが何かおかしいと思っている。普通のオリンピックファンは多い。関係者やメディアがその思いに答えてこなかったことこそが問題である。
  • メディアが池江選手や松山選手のニュースを伝えても「オリンピックを開催すべきだ」という雰囲気にならない。本気度も足らない。
  • 広報不足、感染拡大状況下でオリンピックのことは話題にもされない現状。電通の池江選手への対応も問題。
  • ファクトベースで説得させるべき、という意見がある一方、今は感情論ベースだという意見も。菅首相と橋本会長の言葉こそ重要であると。

③終了後:online乾杯(参加者5名)約1時間

残り時間はフリーディスカス。情報交換の継続など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。カルティベータの「子どもの体力・運動能力向上推進モデル校」の動画も紹介された。

 

第224回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2021年6月23日(オリンピック・デー)(水)18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「自由テーマ」
・内 容:

  1. オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(聖火リレー、TOCOG、IOC、大会開催可否関連など、各自、何かあればPC上で共有できますので、ご準備ください。先にPC上で開いておくと簡単です。「画面共有」でできますので)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。前もって配信します。
  2. 意見交換:今回も共通テーマは「自由テーマ」とします。参加者はご希望をお寄せ下さい!
  3. 映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
  4. 残り時間:フリーディスカス。
  5. 終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に!
  • 定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID・PW・URLをお送りします。
  • 会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
  • 情報交換会:ドリンクは各自で準備

☆入室・退室は自由です!
☆通信環境の状況によっては、入室できない、あるいは中断する可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:
    joa_colloquium*olympic-academy.jp(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:2021年6月23日(日)17:00

 

 

【重要】オンライン会議システムでの2021年度総会開催のお知らせ

【重要】2021年度通常総会に関するお知らせと資料送付について

3月30日開催の理事会において、新型コロナウイルス感染推移の先行きが不透明であることを踏まえ、今年度の総会も「オンライン会議システム(Zoom)による開催」と決定しました。お忙しいこととは存じますが、会員の皆様のご出席を頂きたく、ご案内申し上げます。

なお、このページと同一の内容の総会案内を会員には別途郵送にて送付しています。
郵送した資料の案内に誤りがありましたので、訂正いたします。正しくは以下の通りです。
<添付資料>の2つ目
(誤)オンライン会議システムによる総会における議決権行使の方法と手順
(正)JOA会員用Zoomの利用方法

<通常総会のご案内>

◆ 会員に郵送された関係書類をダウンロードする会員専用サイト
  (パスワードはメルマガにて会員にお知らせしています)

◆ オンライン会議形式による通常総会への出欠届送信サイト


*日 時
2021年5月22日(土)15:00 ~ 16:30(終了時間は予定)
*場 所 
オンライン会議システム(zoom)による開催
*目 的 
2021年度の活動および財政状態の報告
*次 第
(1)開   会
(2)書記の選任
(3)議長選出
(4)議事録署名人の選任
(5)審議事項
   第1号議案 2020年度活動報告について
   第2号議案 同 活動計算書について
   第3号議案 同 監査報告について(監事)
   第4号議案 2021-2022年度役員候補者について
(6)報告事項
   1. 2021年度活動計画について
   2. 同上活動予算書について
   3. 2021年度海外セッション派遣について
   4. 新会員について
   5. 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団からの2021年度助成について
(7)閉  会

<総会終了後の会員意見交換会について>
総会がオンライン化したことに伴い、通常であれば開催されている懇親会を実施することができません。そのため、理事会では会員が自由に意見交換を行う場を設けることが提案されました。
東京2020開催をめぐる国内外の現状、コロナ禍およびポスト・コロナの社会におけるオリンピック・ムーブメントを中心に、様々な立場、観点から自由に発言し、会員がオリンピックについて改めて考える機会にできればと考えています。また、ジェンダー平等など大会の周縁で起きた問題についても自由にご発言ください。

意見交換会への参加を希望される方は、総会終了後、そのままzoomルームに残っていただき、懇親会に代えて交流していただきますよう、お願いいたします。

 

◆ 会員に郵送された関係書類をダウンロードする会員専用サイト
  (パスワードはメルマガにて会員にお知らせしています)

◆ オンライン会議形式による通常総会への出欠届送信サイト