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第162回JOAコロキウム 報告

第162回JOAコロキウム報告

日 時:2016年1月13日(水)19:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:8名+1名(情報交換会より)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

内 容:
① 各種情報紹介:(舛本直文)
リレハンメルYOG情報、IOCのオリンピック憲章改訂情報(2015年8月)、毎日新聞の「オリパラと多文化共生シンポジウム」の記事紹介、毎日新聞の「時点・点描」の玉木正之氏の記事、他のニュースを紹介しました.

② 若手の研究発表:「ユース年代におけるサッカーの国際大会のマネジメントに関する研究:選手の変容プロセスの視点から」(千葉洋平:国士舘大学大学院・特任助手)
今回は、千葉くんが昨年開催された「東京国際ユース(U-14)サッカー大会」に参加した某都道府県の選抜チームの12名を対象にしたインタビュー調査結果を報告してくれました。日本のユース選手たちが国際試合を経験することによって、競技力向上や課題解決や自己効力感の高揚などの意識変化から人間形成されていくプロセスを明らかにしようという研究報告でした。将来はサッカーで生きていこうという意識の強いこの年代が、父親の介在などでプレーの振り返りをしたり、外国選手と比較して自己確認したりしていくなど、面白いデータを紹介してくれました。ディスカッションも大いに盛り上がりました。
今回は時間の関係で映像を鑑賞する時間がとれませんでした。そのためソチの開会式の後半は次回回しとなりました。
終了後は,いつもの情報交換会です。この時間から駆けつける会員もいました。話題は尽きることなく延々と続きました。

2015年度 日本オリンピック・アカデミー(JOA)「JOA特別コロキウム」

<企画の趣旨>
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会関連のニュースが新聞の紙面やテレビ画面を賑やかしています。東京都のオリンピック・パラリンピック教育も提言をまとめましたし、東京都の2020年への取り組みも策定されました。多くの方針がまとめられつつあります。各大学も組織員会と連携しながら、また独自の取り組みも展開しているところです。しかしながら、まだまだその取り組みの具体案が見えてこない感もあります。 平成26年度のJOA特別コロキウムは大学連携関連で2012年ロンドン大会の「PODIUM」の活動内容について設立時からの理事であるVassil Girginov氏を招聘して情報提供を得ると共に,2020年東京大会に向けた日本の大学連携のあり方についてディスカッションを行いました.
今年度のJOA特別コロキウムは、昨年度の大学連携関連のトピックを深めるべく、引き続き大学の貢献策についてロンドンの事例に学ぶことにしました。特に、ロンドン大会時のPODIUM元事務局長のMatthew Haley氏をお招きして、実務担当者の立場から事務局の具体的な活動や課題について、また、昨年度の招聘者のVassil Girginov氏にはイギリスの各大学の研究面へのインパクトについて行った調査研究に焦点を当てて報告をいただくことにしました。
(付記:なお、このコロキウムは、JOAコロキウム部門の定常経費の他、(公社)全国大学体育連合の大学体育研究補助金の一部と首都大学東京「2020年未来社会研究プロジェクト」の助成金の一部を用いて開催される研究フォーラムとなります。)

 

主 催:(NPO法人)日本オリンピック・アカデミー JOAコロキウム部門

日 時:2016年2月7日(日)14:00〜17:00

場 所:学習院女子大学 7号館734教室

内 容:大学連携事業第2弾

テーマ:「2012ロンドンから2020東京へ:大学のコントゥリビューションを学ぶ」

司 会:舛本 直文(首都大学東京、JOA理事 研究委員会委員長)

講演1.「2012年ロンドン大会のPODIUMの実際的展開」(仮題)
演 者:PODIUM前事務局長 Matthew Haley 氏(現UK Sport)

講演2.「2012年ロンドン大会による英国高等教育機関の研究資質向上への寄与」(仮題)
演 者:Brunel大学Leader Vassil Girginov(昨年度の招聘者)

休 憩:
全体討議:

参加費:無料

参加申込:参加を希望される方は、下記のJOA事務局アドレスまでお申込みください。
メール送信の際には、件名を「JOA特別コロキウム参加申込み」とし、お名前・ご所属をお書き下さい(配布資料準備の都合上、必ず申込みを行って下さい)。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

◎申し込み締め切り:2016年1月28日(木)12:00(必着)

<JOA事務局アドレス>
magazine@olympic−academy.jp(スパム対策のため全角表示しています)

備 考:本コロキウムには通訳はつきません。日本語と英語で行われますが、日本語の資料を準備します。

 

 

 

第161回JOAコロキウム 報告

第161回JOAコロキウム報告

日 時:2015年12月22日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:15名

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

内 容:
① 各種情報紹介:(舛本)
東京都オリパラ教育有識者会議最終提言と概要、IOCの倫理コードの最新版、朝日新聞の野球6チーム問題の紹介、2月7日開催予定のJOA特別コロキウム案内、他のニュースを紹介した.

② 2014年ソチ冬季大会開会式の前半(NHK:日本語 約3時間の前半約1.5時間) NHKは阿部・廣瀬の両アナ。開会式では、少女ルゴフちゃんによって、ロシアの歴史、文化、風土などがオーケストラやボリショイバレエ、国立サーカス団などの世界一流のパフォーマーたち3,000人によって演出されていきます。テーマは「ロシアの夢」、演出家はロシアのテレビ局のコンスタンティン・エルンスト氏、ロシアのマイナスイメージを払拭したいと言うことのようです。聖火リレーが広大なロシア国内を巡る様が印象深く描かれていきます。その後、入場行進を全部見ました。冬季初参加国は7カ国。インドはIOCから資格停止をされて独立選手としてIOC旗を掲げての入場。日本は最終ロシアの前に小笠原歩選手を旗手に入場しました。今回は、入場行進時間を短縮するため半周しかしません。なお、ロシアは大会前に「同性愛宣伝禁止法」を制定したため、独仏米などの大統領や首相が開会式をボイコットしました。そんな中、安倍首相や習近平主席は参列していました。政治がらみの開会式でした。

③ 「東京オリンピック@1964:日本選手団公式ユニフォームの変遷から見えてくるもの」(安城寿子氏)64年の日本選手団の紅白のユニフォーム。それが誕生するいきさつやデザイナー・テーラーの望月晴之氏の活躍やこだわりが紹介されました。全国のデパートのショーウィンドをこのユニフォームは飾ったそうですが、この公式服装が実現するまでに52年のヘルシンキ大会からのこだわりがあったことは知りませんでした。あの赤い生地へのこだわりも紹介していただきました。秩父宮のアドバイス、「ナショナルカラーをつくれ」が大きな役割を果たしたようです。

終了後は,いつもの情報交換会.参加者が多くて会場が大変でした。今回はプレゼント交換大あみだくじ大会も開催し、参加者にはオリンピックグッズを中心に素晴らしいプレゼントが手渡されました。

第160回JOAコロキウム 報告

第160回JOAコロキウム報告

日 時:2015年11月25日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:6名

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

内 容:
① 各種情報紹介:(舛本)

11月にIOCが行った主な情報の内、 2024年大会招致レース関係ニュースの紹介。政府のオリパラ基本方針の各紙の報道ぶりの違い、追加競技野球連盟の8チーム要望、トヨタ社長による組織委員会改革チーム、UNESCOの体育・スポーツ憲章改定報道と原案(SDPへの言及)、他のニュースを紹介した。
② 2012年ロンドン大会閉会式の後半(NHK:日本語 約1.5時間)
2012年ロンドン大会,閉会式のテーマは「Symphony of the British Music」でした。後半も音楽の祭典が続きます。The Whoはトリです。スタジアム内はまるでナイトクラブだ、とNHKのアナ。後は、Queenのブライアン・レイなど英国のロックミュージシャン達のオンパレード。後半盛り上げたのはスーパーモデルたちのファッションショー、スパイス・ガールズの再結成、コメディアンたちも会場を笑わせて盛り上げます。インドの民族舞踊も登場し、他民族ぶりを演出します。儀式のパートはオリンピック旗のハンドオーバーセレモニーとリオのウェルカムパフォーマンスです。やはりサンバが主役、リオのカーニバル風の演出も、最後は王様ペレも登場しました。来年東京はどのような演出をするのでしょうか?この点はコロキウム参加者も気がかりなところでした。セバスチャン・コーは「世界に灯をともした、イギリスは立派にやり遂げました」と言うことができるとスピーチ、ロゲ会長は会長として最後の挨拶、「楽しく、栄光にあふれた大会であった」と締めくくりました。聖火が消え不死鳥が羽ばたきましたが、平和は?
終了後は,いつもの情報交換会.参加者が少なかったのですが、今夜も様々な話題に花が咲きました.今回は深山氏が初参加でした。特に、陸上や駅伝、マラソンなど陸上競技関係に花が咲きました。 

 

第159回JOAコロキウム 開催報告

第159回JOAコロキウム開催報告

日 時:2015年10月21日(水)18:00-20:00(定例の第3水曜日)

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:8名(学生1名を含む)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

内 容:
①各種情報紹介:特別コロキウム企画,IOCの国連SDGsへの貢献策,第4回オリンピック・サミット他(舛本)
9月,10月にIOCが行った主な情報の内,リレハンメルYOGのヤングレポーター,Learning & Share,IOCが元国連事務総長Kofi Annanにオリンピック・オーダー金賞の授与,IOCが国連総会で国連の次期2030AgendaとしてのSustainable Development Goalsへの寄与,特に5つの目標への寄与を表明したニュースなどを紹介した.

②2012年ロンドン大会閉会式の前半(NHK:日本語 約1.5時間)
2012年ロンドン大会,閉会式も長いのです.テーマは「Symphony of the British Music」です.まさに音楽の祭典になるのです.スタートはBig Benの鐘の合図でカウントダウン!フィールド内はロンドン市中心部のミニチュア,英国国旗をもじった舞台設定になっています.スタンドには8万人の大観衆です.スコットランドの女性歌手エミリー・サンデの独唱のあと,ビートルズのBecauseのコーラス,チャーチルが登場しテンペストの一節をそらんじます.後は英国のロックミュージシャン達のオンパレード.旗手の入場の後,選手達の一斉入場ですが,結構時間がかかります.日本の旗手は開会式と同様に吉田沙保里選手.肝心の平和メッセージやはジョン・レノンの「イマジン」です.少年少女のコーラス隊が手話を交えて歌う中,ジョンの顔も寄せ木細工のように作り上げられました.

終了後は,いつもの情報交換会.今夜も様々な話題に花が咲きました. 特に野球が話題に.今回初参加の応援団長に質問攻めでした.