オリンピック教育・研究」カテゴリーアーカイブ

2008年度第79回コロキウム 報告

日 時:2009年2月18日(水) 18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口) 電話:03-6454-1405(新設置)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階
           ※薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約70分)
     第6巻:1984年第23回ロサンゼルス会、及び 1984年第14回サラエボ冬季大会の2大会。

報 告:
 東欧圏のボイコット、コマーシャリンピックのロス大会の様子がカール・ルイスの4冠から描かれていました。瀬古や宋兄弟、増田、佐々木のマラソン陣は苦戦していましたが、女子マラソン初代女王のベノイトは颯爽と走っていましたね。また、熱中症で倒れんばかりのアンデルセン選手の感動のゴールはやはりすごいものでした。具志堅、森末の男子体操陣の活躍、山下が右ふくらはぎ肉離れで優勝した柔道では、斉藤、細川、松岡の活躍も。男子レスリング陣の活躍や、48才蒲池の射撃優勝、まだ若い頃の山本博選手のアーチェリー銅メダルなど、日本選手中心の映像でした。ミハエル・グロスの雄姿や公開競技の日本野球の優勝シーンが無かったのが残念です。
 サラエボ冬季大会では69名参加の日本人選手団、黒岩彰は失速しましたが北澤の活躍が描かれていました。橋本聖子は入場行進のみ。ニッカネン(フィン)とバイスフロク(東独)やメーア兄弟(米)、カテリーナ・ビット(東独)が登場しましたが、やはりトービル・ディーン組(英)の映像が圧巻ですね。
 早く終了したので、2016東京招致ファイルの和英対照文章をチェックし、先月同様「1964年東京大会のJOC技術映画」(監修:日本陸上競技連盟)の競歩編を見ました。今とは違う技術ぶりが話題になりました。
 終了後は、「もんし」で深澤さんの誕生会も兼ねて持ち込みワインとチーズで乾杯。田酒に酔いしれて話に花
が咲きました。

2008年度第78回JOAコロキウム 報告

日 時:2009年1月21日(水) 18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:9名(ゲスト院生1名含む、居酒屋から院生1名参加)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:
『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約65分)
第5巻:1976年第21回モントリオール大会、1980年第22回モスクワ大会 及び 1976年第12回インスブルック冬季
大会、1980年第13回レークプラシッド冬季大会の4大会

<報告>
 オイルショックでモントリオール大会の赤字の様子、スタジアム未完成、AA諸国のボイコットなど時代状況を写します。コマネチの10点ラッシュ、男子体操人の活躍では加藤、監物、塚原らの雄姿、レスリングの高田の活躍など昔を懐かしく思い出しました。モスクワ大会では高田選手の涙の訴え、山下の発言なども、、。五輪旗で入場する国などのボイコットの様子が描かれていました。閉会式でのミーシャの涙も映し出されます。競技風景はディチャーチンの活躍とチェルピンスキーのマラソン2冠が目立つ程度でした。個人で参加した英国のセバスチャン・コーとスティーブ・オベットの戦いは映りませんでした。残念。冬季大会ではステンマルクの姿を懐かしく拝見しました。
 残された時間、参加者が入手した「1964年東京大会のJOC技術映画」(監修:日本陸上競技連盟)を見ました。マラソンの20分間だけでしたが、一般人の乱入や寺沢、君原の力走ぶりもしっかり記録され、市川崑監督の映像美とはまた違う楽しみ方ができ、参加者の間では好評でした。次回以降も見ていく予定です。

終了後は、「もんし」で新年会。院生1名も駆けつけてくれ、来る1年に期待を込めて乾杯しました。

オリンピックレクチャー007・008開催要項と報告

このイベントのポスター(カラー版PDF)をダウンロードする

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下記要項で開催されたオリンピック・レクチャーは、おかげさまで約130名の方にご参加いただき、終了いたしました。
ありがとうございました。 

期 日

 : 2008年12月21日(日)

会 場 : 国立スポーツ科学センター(JISS)研修室A・B
        〒115-0056東京都北区西が丘3-15-1
           http://www.jiss.naash.go.jp/access/syou.html

主 催 : NPO法人 日本オリンピックアカデミー(JOA)

プログラム 
15:30-16:30 【オリンピックレクチャー 007】 オリンピック・バリュー
           講師 舛本 直文氏(JOA理事・首都大学東京教授)
16:30-17:30 【オリンピックレクチャー 008】 北京オリンピックをふりかえって
           講師 藤原 庸介氏(北京五輪放送機構(BOB)放送連絡部長)

<国立スポーツ科学センターとナショナルトレーニングセンター(予定)見学>
17:45-19:00 (説明)佐野 総一郎氏(国立スポーツ科学センター) 他

参加費 :(JOAオリンピック・レクチャー)  無料    

宿 泊 : 国立スポーツ科学センターのご好意により、12月20日(土)と21日(日)センターでの宿泊が可能になりました(20日(土)シングル10室・21日(日)シングル30室:JOA会員で遠隔地の方優先:1泊朝食付き3,700円事前払)。

参加申込: 12月5日(土)までに「参加申込書」を下記にFAXしてください。e-mail で申し込まれる方は、必ず「件名」に「JOA参加申込」と明記の上、お名前、ご住所、電話番号、ご所属、JOA会員の有無、学生・院生の有無、参加される行事名、宿泊希望の場合 宿泊希望日をお知らせください。

参加申込み先  FAX:03-3701-1559  FAX申込書ダウンロード(PDF) 
            E-mail:morooka@sophia.ac.jp(スパム対策のため全角表示しています)
            担当:師岡文男(JOA理事・セッション委員長) 

お問い合わせ 上記参加申し込み先FAX・E-mailまたはJOA事務局までお問い合わせください。

 

なお、同日、JOAセッションおよびJOA創立30周年記念祝賀会(昼食時間帯)が予定されています。是非、午前中からのプログラムにご参加ください。
JOAセッションおよび記念祝賀会の詳細は、
こちら をご覧下さい。 

2008年度第77回JOAコロキウム 報告

日 時:2008年12月16日(火)18:00-20:00
      (注意:定例の第3水曜日ではありません)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階
          薬屋(一本堂)のあるビルです

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約70分)
 第4巻:1968年第19回メキシコシティ大会、1972年第20回ミュンヘン大会および1968年第10回グルノーブル冬季大会、1972年第11回札幌冬季大会の4大会

<報告>
 メキシコ大会は、当時の学生紛争やキング牧師の暗殺、東大安田講堂などの時代状況と共に、三宅兄弟の重量挙げ、君原のマラソン、男女バレー、サッカーの鎌本、レスリング男子、男子体操など日本選手の活躍が描かれていました。開会式での初の女性最終走者エンリケタ・バシリオのアップ。外国選手では、圧巻はビーモンですね。それにチャスラフスカの輝きでしょう。その他、フォズベリー・フロップの登場、男子200mの表彰台でのブラック・サリュートなど、話題を呼んだシーンの満載でした。
 ミュンヘン大会ではテロの様子の他、マーク・スピッツの水泳7冠、柔道重量級ルスカ、ショーターのマラソン、ラッセ・ビレンの長距離走、100m優勝候補の遅刻失格騒動などの他、日本選手では、体操の加藤、塚原、男子総合優勝、男子バレー優勝、田口信教と青木まゆみの優勝などが描かれていました。
 グルノーブルでは、キリーの三冠王、アラン・カルマンのフィギア、鈴木恵一の不振などが描かれていました。札幌大会では、日の丸飛行隊の金・銀・銅独占のジャンプ、辻村いずみと高田英基の16才コンビ、ジャネット・リンの転倒シーン、「リンゴちゃん」の愛称の大高優子のリュージュ5位入賞などが記録されていました。最後のSELEVRITY HUMANITYでは、原田のジャンプ飛翔が織り込まれていました。

配付資料:菅原悦子(2008)歴史ポケットスポーツ新聞オリンピック.大空ポケット新書より。
       伊藤公さんが書かれたJOC監修(1994)近代オリンピック100年の歩み。ベ・マ社

終了後は、「もんし」で大忘(望)年会でした。各自、この一年を振り返りながら、杯を重ねたのでした。
(2名の会員からの差し入れがありました。有難うございました。)

2008年度第9回オリンピック憲章勉強会 報告

日時:2008年12月11日(木)18時30分より
      (通常と異なり、第2週の木曜日で時間も30分遅いです)

場所:岸記念体育会館内スポーツマンクラブ

テーマ:東京オリンピック招致に絡めて、オリンピックを招致するためにはどのようなことが必要なのか準備された書類を中心に検討しました

出席者:7名