第96回JOAコロキウム 報告

日 時:2010年7月21日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:7人(院生1名含む)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

題 材 前半:IOC版「OLYMPICA!オリンピック100年の歴史」⑥(日本語吹き替え版55分)
登場選手:トンプソンVSヒングセンの戦いで優勝したトンプソンの84年ロス十種競技は2日間競技を2パートで収録。最終のテレビ報道アメリカ中心を皮肉ったTシャツ姿は有名。ボロゾフ(72年ミュンヘン100m)のリラックスした走りは頬の筋肉のゆるみで分かる?モスクワの開会式ではマスコットのミーシャにミハイル・パタビッチという名前が付いていたとは、、。開会式の人文字で
「おースポーツ!汝は平和なり」というメッセージはボイコットの皮肉?バルセロナの開会式はカタロニア文化やシュールリアリズムのパフォーマンス。ソ連邦の崩壊や南アの参加が思い出されました。コーとオベットライバルの戦いも見物でした。68年メキシコのサッカー決勝ではラフプレーの応酬。レフェリーの頭にボールを投げつけた有名なシーンも収録されていました。チェルピンスキー(80年マラソン)やクロフォード(72,76年男子100m)などは有名選手ですが、その他、女子走り高跳びのヨランダ・バラシュ(東京大会にも参加)、フェルミン・カチョ(スペイン選手、バルセロナ男子1500m金メダリスト)、マーク・マッコイ(カナダ、92年バルセロナ男子110mH金メダリスト)等、あまり知られていないオリンピアン達の映像を見ることができました。

2010年度第1回オリンピック憲章勉強会 開催案内

日時:2010年7月8日(木)18時より

場所:岸記念体育会館内スポーツマンクラブ

話題:2010年2月にオリンピック憲章の一部が修正されたとのことです。このことをまずは久しぶりのテーマとしたいと思います。
情報の御持ちの方はぜひ持ち寄って下さい。

勉強会終了後、懇親会を開催する予定です。宜しければこちらにも参加して下さい。

JOA会員の皆様の参加をお待ちしております。
ゲストの皆様も御誘い合わせの上、御参加下さい。
資料準備の都合上、初参加の際にはJOA事務局メールアドレス(ホームページ下部に表示されています)まで、「オリンピック憲章勉強会への参加について」という表題をつけメールで御知らせ下さい。

第95回JOAコロキウム 報告

日 時:2010年6月23日(水)18:00-20:00(オリンピック・デーです。注意:定例の第3水曜日ではありません)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
電話:03-6454-1405
住所:中野区中央4-1-3 BONITA 新中野ビル6階
薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

題 材 前半:IOC版「OLYMPICA!オリンピック100年の歴史」5(日本語吹き替え版55分)

登場選手:84年ロス大会水泳リレーのM・グロスvs 米チーム(「グロスバスター」という異名をとった話)、76年米陸上チームはリレー2種目のみ金メダル獲得の低迷。60年ローマ大会開会式ではユベナリスの格言(「健全なる身体に健全なる精神」)の紹介や東西ドイツの統一旗入場、カラカラ浴場などローマ時代とのつながりなど。高見山にそっくりのアレクセーエフの活躍、ブールメルカがベールを脱ぎイスラム教のタブーを破った快走、エチオピアのベテランのイフターの80年モスクワでの快走、加藤澤男と中山彰規の体操の68年メキシコでの演技。さらには エドウィン・モーゼスと妻の心配、ジェシー・オーウェンスとルッツ・ロングの友情の物語(ヒトラーの一喜一憂する映像も盛り込まれていました)など17のお宝映像でした。
今回は時間があったので、IOC作成のヴァンクーバーの総括映像とコペンハーゲンのIOCコングレスの様子の映像を見ました(Olympic Review 誌の付録DVDです) 。残念なコペンハーゲンのアナウンスでした。

終了後はいつもの居酒屋談義です。オリンピック・デーを銘酒「十四代」で祝いました。

定 員:15名程度(ルームのキャパシティのため)

会 費:1,000円(会場使用料、資料コピー代、ドリンク代他)
なお、その後の居酒屋談義に参加される方は別途会費をご用意下さい。

申込先:初めて参加を希望される方は、JOA事務局メールアドレスに「JOAコロキウム参加申込」という題でメールにてご連絡ください。コピー資料の準備と居酒屋予約の都合です。

JOAデジタルライブラリー資料掲載のお知らせ

JOAでは「デジタルライブラリー」として、JOA Timesデジタル(公開作業中)、JOA Review Online、JOAデジタル資料の3種類をサイト上に公開しています。

今回新たに追加されたのは、JOAオリンピック研究委員会 クーベルタン研究部門が作成したクーベルタンに関わる文献リストです。クーベルタン研究部門では、近代オリンピックの創始者ピエール・ド・クーベルタンに関する研究や教育の促進に資するため、文献リストの整理を継続して行っています。今回公開されたのは、リストの巻末に記したデータベースより、書名やタイトルに「クーベルタン」を含むものやクーベルタン自身による著作を中心にリストアップしたもので、Vol.1としてまとめられています。

ぜひ、JOAデジタルライブラリーのデジタル資料コーナーをご覧ください。

(JOAデジタルライブラリーは、このサイト左列のリンクからご覧いただけます)

第94回JOAコロキウム 報告

日 時:2010年5月26日(水)18:00-20:00
(注意:定例の第3水曜日ではありません)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
電話:03-6454-1405
住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階
薬屋(一本堂)のあるビルの6階です参加者:7人

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

題 材 前半:IOC版「OLYMPICA!オリンピック100年の歴史」4(日本語吹き替え版55分)
オリンピック3連勝していたサネイエフ(旧ソビエト、3段飛び)が80年モスクワ大会で敗れる。米豪の争いに食い込んだ84年ロス大会のグロス(独、水泳男子200m自由形)のアルバトロス泳法。個人総合で敗れたコマネチ(80年モスクワ女子体操)と25分の判定待ち。88年ソウル男子100mでのルイス・ジョンソン・クリスティーの争いとジョンソンのドーピング。ジャッキー・ジョイナー・カーシー(女子七種競技)と夫のコーチが目標とした自己ベスト。初登場女子柔道のヒメネス(キューバ)の優勝。アウィータ(キューバ、男子5000m)の快走。懐かしい映像でした。92年バルセロナのドリームチームの
映像も楽しめましたが、ボブ・リチャーズという選手は知りませんでした。48年ロンドンから棒高跳びに3回連続出場し、ヘルシンキ、メルボルンで連続優勝した米国選手です。お宝映像がふんだんでしたが、名前などの誤訳や直訳の解説には驚きでした。
(JOAセミナーで舛本理事がレクチャー予定の「オリンピック・バリュー」について資料が配付されました。)

終了後はいつもの居酒屋談義です。快気祝いもかねました。