2010

第101回JOAコロキウム 報告

日 時:2010年12月1日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:8人

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

前半の題材:IOC版「OLYMPICA!オリンピック100年の歴史」⑩(日本語吹き替え版55分)

登場選手:60年ローマの50km競歩のドン・トンプソン(英)、64年東京大会のアン・パッカー(英)のフィアンセに捧げる800mゴール後のシーン(市川崑監督の像)、「世紀の大逆転」といわれたビリー・ミルズの10000m(市川崑監督映像)とロス大会での五輪旗入場での行進、64年はヘーシンクの柔道無差別も市川崑監督の映像でした。92年バルセロナの閉会式のパフォーマンス圧巻です。
「鳥の歌」(ビクトリア・ロス・アンジェルスのソロ)、60年ローマ1500m優勝のハーバート・エリオットが名選手であったことを知りました。ロス大会では米国と中国の体操(ゲイロードとリネイ)の激闘もありましたが中国の五輪復帰と大活躍ぶりも記録されていました。84年のアッシュオード(米)の快走もみどころでしたが、驚いたのはF・ジョイナーが88年ソウル会で4X400mリレーで走り、2位になっていたことです。ドリオラ(仏)の馬の映像も貴重なものでした。東京とロスの両大会の映像が多く納められていました。

終了後:いつもの居酒屋談義でしたがH先生の誕生日祝いと忘年会になりました。

JOAコロキウム100回記念企画の報告

下記要領にて開催されたJOAコロキウム100回記念の様子を報告いたします。
報告文は、大津克哉JOA会員によるものです。

写真入りの報告文書(PDF)はこちらからダウンロードしていただけます。

<趣 旨>

JOAコロキウムの100回目の開催記念として、スポーツ映像表現、特にオリンピックの映像表現に関する特別コロキウムを開催します。映像表現の中心的ジャンルであるスポーツ映像表現が持つインパクト(影響力等)について論議すると共に、オリンピック・ムーブメントにおけるその可能性について提案します。

<主 催>
(NPO法人)日本オリンピック・アカデミー(JOA)  「オリンピック研究委員会JOAコロキウム部門」

<日 時>
2010年11月14(日) 13:00-17:30     開 場:12:30

<場 所>
立正大学大崎キャンパス11号館総合学術情報センター棟 11F会議室(山手通り入り口の建物)
(最寄り駅:JR大崎駅、五反田駅より徒歩5分)
アクセス:http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki.html

<内 容>
1. 映像鑑賞:約1時間程度
「アマチュアカメラマン師岡宏次氏がグループ制作した東京オリンピックのカラー8㎜記録映画」等
2. パネルディスカッション:約3時間程度
テーマ:「スポーツの映像表現の現在:写真、テレビ、映画そしてネット」
企画&コーディネーター:舛本 直文、 曽根 俊郎さん(両JOAコロキウム部門委員)
提案者
1)写真ジャンル:岸本 健さん(フォート・キシモト、JOA会員):写真プレゼン・インタビュー方式
2) TVジャンル :山本 浩氏さん(法政大学スポーツ健康学部教授:元NHK解説委員)
3) 映画ジャンル:竹藤佳世さん(東京都立大学出身の女性監督:『半身反義』など)
4) インターネットジャンル:清水諭さん(筑波大学人間総合科学研究科教授:現代スポーツ評論編集委員)

<参加費>
JOA会員・学生は無料、 非会員は500円 (資料代として)

<報告>

20101114日(日)、立正大学大崎キャンパスにて「第100回記念コロキウム」が開催された。テーマは「スポーツ映像表現の現在:写真、テレビ、映画、そしてネット」。第1部映像上映、第2部パネルディスカッション。パネリストは、岸本健会員(()フォート・キシモト代表)、山本浩氏(法政大学スポーツ健康学部教授:元NHK解説委員)、竹藤佳世氏(東京都立大学出身の女性監督、城西国際大学准教授:『半身反義』など)、清水諭氏(筑波大学人間総合科学研究科教授:現代スポーツ評論編集委員)の4名。参加者は学生を含め33名。当日の司会進行は、舛本直文会員(JOAコロキウム部門)によって進められた。

記念コロキウムの趣旨説明および4名の発表概要は以下の通りである。

記念コロキウムの趣旨:コーディネーター:舛本直文氏(JOAコロキウム部門委員)

オリンピック研究委員会の1セクションであるコロキウム部門が2002年から毎月1回、IOCの公式記録映像等を題材に当時の競技やオリンピック史、社会などを振り返ってディスカッションを行う勉強会を行ってきましたが、ここまで8年半、今回で100回目を迎えることができました。今回は、JOAコロキウムの100回目の開催記念として、スポーツ映像表現、特にオリンピックの映像表現に関する特別コロキウムを開催する運びとなりました。スポーツ映像のジャンルとして「写真」「TV」「映画」「インターネット」について代表する4名のパネリストの方々にお集まりいただきました。映像表現の中心的ジャンルであるスポーツ映像表現が持つインパクト(影響力等)について議論すると共に、オリンピック・ムーブメントにおけるその可能性について提案することを記念コロキウムの趣旨とします。

1部:オリンピック映像上映

まず、IOC発行の雑誌『Olympic Review』に付録として付いていた各オリンピック大会や会議の様子が収められた最新映像、そしてアマチュアカメラマンの師岡宏次氏がグループ制作した「東京オリンピック」のカラー8mm記録映画が紹介された。

“Best of Singapore 2010”・・・シンガポールで開催されたユースオリンピック大会についての映像。大会ではCulture and Education ProgramCEP)が注目された。2012年には冬のユースオリンピック大会が開催される。シンガポールでの大会のDNAをどう次の大会に引き継いでいけるのか注目するところである。

“Vancouver 2010”いろいろな問題が出た大会だったが、収められている映像はポジティブなものばかりであった。

IOC総会・コングレス@コペンハーゲン・・・2016年の大会開催地の決定、5つのテーマでのコングレス、ゴルフとラグビーが新たに加わる、ユースオリンピック、デジタルメディアなどの話題が出た会議であった。

“Best of Beijing 2008”・・・国威発揚の大会であったと記録映像を見ても否めない感がある。

『東京オリンピック記録映像』・・・第1部。1964年東京オリンピック大会を舞台とした映像。スタジアム外での映像が豊富であった。聖火リレーの煙が周辺を霞ませるほどモクモクとしていたこと、スタジアムに入る前から選手たちは行進をしていたことなど興味深い映像であった。

TVシンコムにのって』・・・『東京オリンピック記録映像』の第2部。テレビオリンピックといわれる先駆け。当時の東京オリンピック大会の雰囲気が非常によくわかる映像であった。

2部 パネルディスカッション:「スポーツ映像表現の現在:写真、テレビ、映画、そしてネット」

1) 写真ジャンル:岸本健氏(()フォート・キシモト代表)

まず、「写真」のジャンルを代表して、東京オリンピック大会以降すべての大会を取材し映像を記録している岸本氏が登壇した。まず「ユースオリンピック大会」や「オリンピック・ムーブメント」と題したスチール写真を動画のように加工したマルチフォトが紹介された。岸本氏によると、以前はそれほどオリンピック大会のセキュリティも厳しくなかったようで、「撮りたい」という気持ちでここまでやってきたと振り返られた。また、近年、映像の世界が変わってきていることを指摘する。カメラの性能について連射機能など機材は良くなったものの「何を撮るか」ではなく「撮っておけばよい」というようにその一瞬、一瞬を捉えた一発勝負ではない「質」の低下を嘆く。

現在は、これまで撮影した800万枚ものモノクロ・カラー写真のアーカイブ化のために大切なものからスキャニングしデータを整理することに追われているのだそうだ。「写真は記録」、日本のスポーツ界のために残していかなければならない。これからも撮り続け、そして整理していくということも併せてやっていかないとならないと述べた。

また、このような仕事をしていると選手とも親しくなり親交のあったオリンピアンとの裏話も伺うことができた。

2) テレビジャンル:山本浩氏(法政大学スポーツ健康学部教授、元NHK解説委員)

次に「TV」のジャンルを代表して山本氏が登壇した。TV放送の歴史を紹介するとともに映像の果たす役割について述べた。東京オリンピックを機会にスポーツ放送の主役がアナウンサーからディレクターへと代わる。役割の変化としては、「声中心の実況」から「見せる実況」へと変わり、映像が果たす役割も拡大する。競技場にいるかのような実感を徐々にもたらし、表示される字幕によって色々な情報が加わるだけでなく、画面の効果、画面がずれながら別の画面に切り替わるワイプやフェイドというような技術が用いられるようになった。こういった転換期が東京オリンピックの時であったようだ。

また、現場での放送経験を通して、放送者としての役回りやスポーツ中継について語られた。特にスポーツ放送の心構えとして、優勝が決まるような場面では勝利が近づいても早よみをせずそれをなるべく口にしないことが重要だと述べ、何を伝え何が求められているのか、または何が起こりえるのかということを察し、試合の流れに打楽器的なリズムのしゃべりを乗せているのだというテクニックについても興味深い話が伺えた。

3) 映画ジャンル:竹藤佳世氏(映画監督、城西国際大学メディア学部准教授)

次に「映画」のジャンルを代表し竹藤氏が登壇した。映画に見るオリンピックのスポーツ表現について、ベルリンオリンピックの公式記録映画を例に挙げ、単なる記録ではなく美的に高められた映像表現が生み出され、後のスポーツ表現に多くの影響を与えたと語った。また、市川崑氏が監督を務めた映画『東京オリンピック』では機材や技術面、人材の育成などの発展に大きく寄与すると同時に文化的な発展にも繋がったことを指摘する。さらに、竹藤氏が監督を務めた『半身反義』で『東京オリンピック』の演出部の監督として関わった山岸達児氏を取り上げてインタビューした様子も紹介いただいた。

オリンピック大会という祭典は、都市や生活を変化させるように単なる一過性の娯楽ではない。まさにそのオリンピック大会を記録する映画は単なるスポーツの記録ではなく「人類のタイムカプセル」として後世に残る遺産なのだと語った。

4) ネットジャンル:清水諭氏(筑波大学人間総合科学研究科教授、現代スポーツ評論編集委員)

最後に「ネット」のジャンルを代表し清水氏が登壇した。Web時代の到来でスポーツ映像の配信システムが変容するようになった結果どのような見方になったのか、デジタルのテクノロジーになって何が変わり、何が変わっていないのかその現状を取り上げ問題提起した。

今では自分で撮影し編集、コメントを付けてブログなどを通じて動画をアップしているという現状が報告された。以前は映像に信用性の価値があった。しかし、即時的に視聴できること、そしてアーカイブも自由に手に入れることができる状況、テクノロジーがシステム化していく時代において誰が撮った映像か不明、TVを見ながら自分たちで実況やコメントを入れる行為についてIOCは今後、メディア企業とどう付き合っていくのかが注目される。このような流れの中、JOAを含めアカデミア内での意見交換が重要になってくると提言した。

【まとめ】 各ジャンルでのオリンピック・ムーブメントにおける可能性は?

清水氏: 授業で学生に映画や画像のアーカイブを見せるとその時代や状況がよく伝わる。学生たちは1964年の東京オリンピックの映像を見ると、その当時は今と違って日本の人たちはきびきびして未来に希望があるというコメントを言う。また、都市の造られ方、人種などオリンピックというものから社会問題を含め、大学においては大きな教養の材料となる。故に映像や画像は大事だ。現在TVの地上波はある特定のメガイベントに集中しているが、何を伝えていくのか、結果だけではなくそこにどういう人間の身体と心の問題があるのかというところから発信していく必要があるのではないだろうか。スポーツだけということではなく、オリンピックのチャーターにあるような平和や友好、環境問題、人種・民族の問題というような社会問題に対して派生させることも重要だ。

竹藤氏: グリーンオリンピック、リオのエコロジーの問題というようにオリンピックのコンセプト自体が変化している。映画として残すという時にはどういうオリンピックをやるのかというコンセプトのところから一緒に映像もやっていかないと本当の意味でオリンピックをきちんと残すことはできないのではと思う。日本にオリンピックがくる際にはぜひ関わっていきたい。

山本氏: スポーツの素晴らしいところはそれなりにおのずと中にリズムがある。そのリズムに打楽器的に声を付けていく時に映像さえしっかり組んでいれば大変良いものを残すことができる。そのスポーツが持っている自然の流れの中でいかにうまく伝えられるかが進んでできればもっとTV映像、映画も含めて映像と音声でもってスポーツを現場とは違った産物として伝えることができるのではないかと思う。

舛本氏: 4年後には東京オリンピック開催から50年を迎える。50周年事業に向けてTV界も映画界もこぞってオリンピック・ムーブメントについて考え直す機会になればと思う。

3部:特別委酒屋談義(大ビンゴ大会含む)

「第100回記念コロキウム」後は会場を移し、特別居酒屋談義が盛大に行われた。また参加者でオリンピックに関係する景品を持ち寄りビンゴ大会も行われた。JOAコロキウム部門はコロキウム150回開催に向けてまた新たなスタートを切った。

付記

岸本氏は所用のため、報告後退席されました。パネルディスカッションに参加されなかったのが残念でした。岸本会員からは写真集、Olympic Movementパンフ、1964年記念タイピンなど多くの資料提供がありました。また、秩父宮記念スポーツ博物館伊藤敬会員からも「スポーツ文化」の資料提供を頂きました。最後に、日曜日に関わらずご参加いただいた皆様とシンポジストの方々、会場を提供いただいた釜崎会員と学生さん、開会のご挨拶と多くのビンゴ景品を頂いた和田会員と服部会員、父君の映像を提供していただいた師岡会員、記念ポロシャツ作成に奔走いただいた佐藤会員、ビンゴ係の加藤会員と院生の皆さん、99回までの開催報告作成に尽力いただいた奥村会員、記録係の大津会員他、JOAコロキウム部門の会員諸氏の献身的サポートにより第100回記念特別コロキウムは大成功に終わりました。ここに記して感謝いたします。(JOAコロキウム世話人:舛本直文)

第99回JOAコロキウム 報告

日 時:2010年10月13日(火)18:00-20:00(定例の第3水曜日ではありません!ご注意ください。)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口)
電話:03-6454-1405
住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階(薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

題 材 :IOC版「OLYMPICA!オリンピック100年の歴史」⑨(日本語吹き替え版55分)

登場選手:84年ロス大会の女子体操競技のレットンとコマネチ、それに両選手をコーチしたカロリーコーチの人間関係を伝える映像、60年ローマ大会で黒のサングラスをかけて疾走するイタリアのベルッティがイタリア短距離初の金メダル獲得、52年ヘルシンキではイタリアのドルドーニが50km競歩で髪に櫛を当てながらゴールする伊達男ぶりのシーン、4回転ではなく3回転で世界記録樹立したセディフのハンマー投げ(80年モスクワ大会)、人馬一体となって見事な演技を披露した馬場馬術のドイツの女性ウプホフと愛馬レンブラントの優雅な演技、64年東京のヘイズの快走とスタンドのオーウェンスの雑感ショットは市川崑監督の『東京オリンピック』の映像でした。92年バルセロナ大会で8年ぶりに復帰したキューバはボクシングで7個の金メダル。ロベルト・バラッドのスーパーヘビー級だけでなくオールラウンドプレーヤーぶりのパフォーマンス、52年ヘルシンキでは平泳ぎから途中でバタフライに泳法変更したエヴァ・ゼッカリー。36年ベルリン大会の馬術競技では転倒・落馬の続出(『オリンピア』の美の祭典から)。ソ連のプレス姉妹以外はあまり知られていない映像が多く、14本の映像を皆で堪能しました。
後半は、100回記念コロキウムの打ち合わせ:役割分担、ビンゴ景品等(皆様、よろしくお願いします。)

第33回JOAセッション&オリンピックレクチャー開催のお知らせ

第33回 JOAセッション開催のご案内

以下の要項にて、第33回JOAセッションが開催されます。
非会員の方でも参加していただくことができます。
ご希望の方は、参加申込書をダウンロードして必要事項をご記入の上、FAX(03-5300-1240)をお送りいただくか、お名前、ご住所、電話番号、ご所属、JOA会員・非会員の別、学生の場合は学部生・院生の別、参加を希望される行事名を明記の上、JOA事務局メールアドレス宛にメールをお送りください。メールで申込みをされる方は、必ず件名に「JOAセッション参加申込」とご記入ください。

FAX、メールともに、参加申込みの締切りは12月6日(月)です。

要項および参加申込書はこちら(33rd_joasession.pdf)(PDFファイル)

期 日 : 2010年12月12日(日)
会 場 : オリンピック記念青少年総合センター センター棟417室(セミナーホール)
〒151-0052東京都渋谷区代々木神園町3番1号
Tel. 03-3469-2525(小田急線参宮橋駅より徒歩7分)   http://nyc.niye.go.jp/
テーマ : 第1回ユース・オリンピック・ゲームズ(YOG)
趣 旨 :  ユース・オリンピック・ゲームズ(YOG)が本年の8月、シンガポールにて初めて開催された。1980年代以降、商業主義、プロスポーツ界との融合などにより、世界最大のイベントに成長したオリンピック大会。その過程の中で揺らいできた青少年のスポーツ参加や文化・教育面の復興をめざして、ジャック・ロゲIOC会長の強い意向のもと、ユース・オリンピック・ゲームズは創設された。国際平和・青少年教育・環境への貢献など、オリンピック・ムーブメントの重要なテーマを進展させる契機となるのであろうか。
本セッションでは、第1回ユース・オリンピック・ゲームズにさまざまな立場から関わった方々を招いて、今後のユース・オリンピック・ゲームズとオリンピック・ムーブメントのあり方を展望したい。

<主 催>
NPO法人 日本オリンピック・アカデミー
<共 催>
財団法人 日本オリンピック委員会(予定)
<後 援>
国際オリンピック委員会(予定)
国際オリンピック・アカデミー(予定)
文部科学省(予定)
財団法人 日本体育協会(予定)
NPO法人 日本オリンピアンズ協会(予定)
財団法人日本障害者スポーツ協会,日本パラリンピック委員会(予定)
財団法人 ミズノ国際スポーツ交流財団(予定)
一般財団法人 嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター(予定)

■内 容■
13:00〜  受付開始
13:30〜13:45 開会式
主催者あいさつ  猪谷千春日本オリンピック・アカデミー会長
共催者あいさつ  竹田恆和日本オリンピック委員会会長(予定)
来賓あいさつ   布村幸彦文部科学省スポーツ・青少年局長(予定)

13:50〜14:30 基調講演
「第1回ユース・オリンピック・ゲームズを振り返って」
水野正人 日本オリンピック委員会副会長

14:45〜16:30  シンポジウム
「ユース・オリンピック・ゲームズと今後のオリンピック・ムーブメント」
(コーディネーター)
和光 理奈氏(中京大学)・後藤 光将氏(明治大学)
(シンポジスト)
オリンピアンの立場から 田辺 陽子氏(柔道,ソウル大会銅メダル,
バルセロナおよびアトランタ大会銀メダル、JADAアスリート委員会委員)
オリンピック教育の立場から 阿部 生雄氏(筑波大学理事・学校教育局長)
大会関係者の立場から 衣笠 泰介氏(シンガポール・スポーツ学校)
(特別ゲスト)
参加アスリートの立場から  佐藤 優香さん(トライアスロン、YOG金メダリスト)

参加費 : 会員1,000円  非会員1,500円  学生・大学院生 無料
懇親会 : レストランさくら(D棟9階) 17:00〜19:00(会費5,000円)

JOAオリンピックレクチャー開催のご案内

今年は、モスクワオリンピックからちょうど 30 年目にあたることから、わが国のオリンピックムーブメント における苦い歴史とあらためて対峙すべく、2つのレクチャーを開催します。
オリンピック・レクチャー010 は、2004 年アテネオリンピック時のギリシャ駐在日本大使であり、また、2016 年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の国際担当委員を務めた望月敏夫氏(外務省参与)をお迎え し、国際政治と外交の視点よりオリンピックムーブメントの意義や課題についてうかがいます。モスクワオリ ンピック不参加のダメージをとらえる新たな視点、見方が得られると共に、招致活動に再び挑戦する際の国際 戦略について考える機会となるでしょう。
オリンピック・レクチャー011 では、1980 年当時、日本体育協会の職員としてモスクワ不参加にいたる経緯 を間近にみていた伊藤公氏(JOA会員・オリンピック評論家)をお迎えします。日体協、JOC、政府等関 係機関の意思決定と行動の軌跡をたどり、苦い体験を通して学んだ教訓が今日のオリンピックムーブメントに どのような形で生きているかを語っていただきます。30 年の月日が経過した今だからこそ見えてくる、日本の スポーツ界がそれによって得たもの、失ったものについてあらためて考えてみたいと思います。
*JOAオリンピック・レクチャーについて オリンピックに関わる専門的あるいは時機に適ったテーマを取り上げ、そのことに詳しい講師をJOA内外から招き、1時間程度じっくりと講義を聴講する機会として 2006 年から始まりました。5年目の今年、記念す べき 10 回目のレクチャーを開催できる運びとなりましたが、カウンターが 100 に達した暁には、オリンピック・ カレッジあるいはオリンピック・ユニバーシティを発足するのが夢です。
日 時:2010 年 12 月 12 日(日) 10:00~12:00

場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 4 階 417 室(セミナーホール)
渋谷区代々木神園町3-1 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
主 催:特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー(JOA)
主 管:JOA ユース&レクチャー委員会オリンピック・レクチャー部門

<プログラム>

10:00~
<オリンピック・レクチャー010>
「オリンピックムーブメントと国際政治・外交」
望月敏夫氏(元駐ギリシャ大使、東京オリンピック招致委員会国際担当委員)

11:00~
<オリンピック・レクチャー011>
「モスクワオリンピック不参加30年後の回想と展望」
伊藤公氏(オリンピック評論家)

司会:荒牧亜衣(JOA ユース&レクチャー委員会副委員長)
参加費 無料

参加申込み方法

JOAセッション・オリンピックレクチャーともに、以下の要領でお申し込みください

参加申込: 12月6日(月)までに「参加申込書」を下記にFAXしてください。

e-mail で申し込まれる方は、必ず「件名」に「JOA参加申込」と明記の上、お名前、ご住所、電話番号、ご所属、JOA会員の有無、学生・院生の有無、参加される行事名をお知らせください。

要項および参加申込書はこちら(33rd_joasession.pdf)(PDFファイル)

FAX:03-5300-1240
E-Mail gotms@kisc.meiji.ac.jp (スパム対策のため全角表示しています)
JOAセッション委員会 後藤 光将(明治大学政治経済学部)

第98回JOAコロキウム 報告

日 時:2010年9月21日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:8人(院生2名)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史:「お宝映像を探せ!」シリーズ

前半の題 材:IOC版「OLYMPICA!オリンピック100年の歴史」⑧(日本語吹き替え版55分)

登場選手: 92年バルセロナ大会でのカール・ルイスとパウエルの走り幅跳びの戦い、ゲイル・ディバースの写真判定の金メダル、男子体操の旧ソ連の若いエース、シェルボの金メダルラッシュの映像は演技を真上から映す珍しい映像でしたし、補欠だったルイスの米国400mリレーチームの快走もありました。また、この92年では男子10,000mでモロッコのハリド・スカーのブーイングの中のウィンニングラン映像が印象的でした。一度失格となり抗議して金メダルになった曰く付きのレースです。戦後初の48年ロンドン大会陸上5000mではザトペックを破ったガストン・ライフも珍しい映像でした。ハンガリーのハンマー投げ選手メーメトはロンドンとヘルシンキの大会2連勝。このロンドンでは、自転車ロードレースでぶつかった選手同士が口論するシーンも含まれていました。オリンピック精神は何処へ?84年ロス大会では水泳のルンドクイストや女子走り高跳びのシメオニとアッカーマンのライバル対決、具志堅、ヴィドマー、リ・ネイらの体操競技での勇姿も観られました。女子陸上のエッカートやターザンになりたかったというドン・ブラックの棒高跳びのシーン、56年ストリックランドの快走、小児麻痺を克服したウィルマ・ルドルフなど、あまり見られない珍しい映像が多くありました。

後半:YOGレポート紹介。開会式、CEP、ツイン交流校への訪問、SYOGOCのブリーフィング、環境プログラムなどweb版の原稿を紹介しました。また、毎日新聞の井沢記者の5回連載も紹介しました。

終了後:いつもの居酒屋談義、今回も話が弾んだ夜でした。