年別アーカイブ: 2009年

第81回JOAコロキウム 報告

日 時:2009年4月15日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口) 電話:03-6454-1405
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約70分)
     第8巻:1992年第25回バルセロナ大会、及び 1992年第16回アルベールビル冬季大会の2大会。

 平成に元号が変わった日本。ヨーロッパは政治の大変化。旧ソ連はEUNとしての参加、南アフリカの久しぶりの復帰、東西ドイツ統合後の参加、ボスニアヘルツェゴビナや北朝鮮の参加など政治的に話題が多かった大会でした。
 マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソンなどバスケットの米ドリームチームの登場。陸上ではブブカは記録なし、高野進は400mで決勝進出。有森と森下の男女マラソンの銀メダル、さすがにモンジュイックの丘はきつそうでした。谷口の「転んじゃいました」も懐かしい口調でした。水泳の14才岩崎恭子の「今まで生きていた中で一番幸せでした」が印象深いですね。小谷実可子がシンクロをスタンドで応援しながら流す一粒の涙、良いシーンが記録されています。柔道ではやはり怪我でも勝った気力の古賀と後輩の吉田でした。女子柔道では田村亮子は完敗で銀メダルでしたが、田辺、坂上、立野、溝口らが活躍した女子柔道元年でした。男子体操は池谷・西川の清風高校の元コンビが活躍、シェルボ(EUN)の6冠が光りましたね。
 アルベールビル冬季大会ではノルディック男子複合の金メダルが輝いていました。批判もあったシャンパンファイトの様子も映っていました。女子フィギュアでは伊藤みどりの執念のトリプルアクセルでの銀メダル獲得、五輪の申し子橋本聖子の銅メダルや宮部兄弟の活躍、黒岩と井上の500m2、3位も記録されていました。 
 Cereblate Humanityは原田の飛翔でした。

終了後は、いつもの「もんし」で居酒屋談義に花が咲きました。

第80回JOAコロキウム 報告

日 時:2009年3月25日(水) 18:00-20:00 (定例の第3水曜日ではありません。ご注意下さい)

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口) 電話:03-6454-1405(新設置)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階:薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約70分)
      第7巻:1988年第24回ソウル大会、及び 1988年第15回カルガリー冬季大会の2大会。

  「和合と前進」が標語のソウル大会。久しぶりに東西両陣営の参加。ルイスとジョンソン、ジョイナーやオットー、ブブカらの陸上競技、鈴木大地、ビオンディ、エバンスらの水泳陣と小谷のシンクロ、柔道ではやはり斉藤、男子体操は池谷・西川の清風高校コンビ、マラソンの中山、女子テニスの女王グラフなど懐かしい顔が登場しました。ジョンソンの薬物利用の身体と記録は何度も見る映像ですが、ジョイナーはどうでしょうか。怪我に泣いたレスリングの大田先生(JOAメンバー)、シコ踏んでの登場が懐かしいですね。公開競技であった野球では野茂と古田のバッテリー、懐かしのトルネード投法でした。隻腕のJ.アボットの力投も光りました。体操競技場に掲げられた「清風魂」の横断幕、あれは広告に当たりませんかねー?
 カルガリーは18才の高校生伊藤みどりとカタリナ・ビットでしょう。彼女はこの後プロ転向しました。アルペンではトンバ、スケートでは黒岩彰の銅メダル、UFOと呼ばれたニッカネンの大飛翔で3冠、エドワーズのEdie the eagleのジャンプも記録されていましたが、残念ながらジャマイカボブスレーは映っていませんでした。

 終了後は、「もんし」で80回記念で乾杯。司牡丹に田酒を抱えて、話に花が咲きました。シドニーから参加有難うございました。

2008年度第79回コロキウム 報告

日 時:2009年2月18日(水) 18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」(地下鉄丸ノ内線「新中野」駅、4番出口) 電話:03-6454-1405(新設置)
     住所:中野区中央4-1-3 BONITA新中野ビル6階
           ※薬屋(一本堂)のあるビルの6階です。

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約70分)
     第6巻:1984年第23回ロサンゼルス会、及び 1984年第14回サラエボ冬季大会の2大会。

報 告:
 東欧圏のボイコット、コマーシャリンピックのロス大会の様子がカール・ルイスの4冠から描かれていました。瀬古や宋兄弟、増田、佐々木のマラソン陣は苦戦していましたが、女子マラソン初代女王のベノイトは颯爽と走っていましたね。また、熱中症で倒れんばかりのアンデルセン選手の感動のゴールはやはりすごいものでした。具志堅、森末の男子体操陣の活躍、山下が右ふくらはぎ肉離れで優勝した柔道では、斉藤、細川、松岡の活躍も。男子レスリング陣の活躍や、48才蒲池の射撃優勝、まだ若い頃の山本博選手のアーチェリー銅メダルなど、日本選手中心の映像でした。ミハエル・グロスの雄姿や公開競技の日本野球の優勝シーンが無かったのが残念です。
 サラエボ冬季大会では69名参加の日本人選手団、黒岩彰は失速しましたが北澤の活躍が描かれていました。橋本聖子は入場行進のみ。ニッカネン(フィン)とバイスフロク(東独)やメーア兄弟(米)、カテリーナ・ビット(東独)が登場しましたが、やはりトービル・ディーン組(英)の映像が圧巻ですね。
 早く終了したので、2016東京招致ファイルの和英対照文章をチェックし、先月同様「1964年東京大会のJOC技術映画」(監修:日本陸上競技連盟)の競歩編を見ました。今とは違う技術ぶりが話題になりました。
 終了後は、「もんし」で深澤さんの誕生会も兼ねて持ち込みワインとチーズで乾杯。田酒に酔いしれて話に花
が咲きました。

2008年度第78回JOAコロキウム 報告

日 時:2009年1月21日(水) 18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:9名(ゲスト院生1名含む、居酒屋から院生1名参加)

テーマ:映像で見るオリンピックの歴史

題 材:
『オリンピック:20世紀の記録全10巻』(IOC公認、制作NHK、監修JOA後藤忠弘氏、各巻約65分)
第5巻:1976年第21回モントリオール大会、1980年第22回モスクワ大会 及び 1976年第12回インスブルック冬季
大会、1980年第13回レークプラシッド冬季大会の4大会

<報告>
 オイルショックでモントリオール大会の赤字の様子、スタジアム未完成、AA諸国のボイコットなど時代状況を写します。コマネチの10点ラッシュ、男子体操人の活躍では加藤、監物、塚原らの雄姿、レスリングの高田の活躍など昔を懐かしく思い出しました。モスクワ大会では高田選手の涙の訴え、山下の発言なども、、。五輪旗で入場する国などのボイコットの様子が描かれていました。閉会式でのミーシャの涙も映し出されます。競技風景はディチャーチンの活躍とチェルピンスキーのマラソン2冠が目立つ程度でした。個人で参加した英国のセバスチャン・コーとスティーブ・オベットの戦いは映りませんでした。残念。冬季大会ではステンマルクの姿を懐かしく拝見しました。
 残された時間、参加者が入手した「1964年東京大会のJOC技術映画」(監修:日本陸上競技連盟)を見ました。マラソンの20分間だけでしたが、一般人の乱入や寺沢、君原の力走ぶりもしっかり記録され、市川崑監督の映像美とはまた違う楽しみ方ができ、参加者の間では好評でした。次回以降も見ていく予定です。

終了後は、「もんし」で新年会。院生1名も駆けつけてくれ、来る1年に期待を込めて乾杯しました。