年別アーカイブ: 2019年

2019年度JOAセミナー開催のご案内

2019年度JOAセミナーを以下の要項にて開催いたします。
JOA海外セッション派遣委員会では、IOAが毎年オリンピア等で開催する各種セッションに参加するJOA会員の事前研修・情報伝達を主目的に、JOAセミナーと題し、事前研修会を毎年実施しています。

例年は、JOC総会と同日にセミナーを開催してきましたが、派遣時期との関係から、本年は別日に実施いたします。今年度IOA各種セッションの共通テーマである「オリンピック外交と平和」を中心に討論を行います。一般の方の参加も可能です(参加費無料)。

参加をご希望の方は、JOA事務局メールアドレス宛にメール表題を「4/27 JOAセミナーの参加について」として、ご連絡ください。

申込み締め切りは、4月23日(火)です。

2019年度 JOAセミナー
日 時:    2019年4月27日(土) 13時00分~16時00分
場 所:   学習院女子大学2号館4階245教室
〒162-8650 東京都新宿区戸山3-20-1
https://www.gwc.gakushuin.ac.jp/about/docs/accessmap.pdf

本年のセミナーの内容
2019年度IOA関連セッション共通テーマ:  Olympic Diplomacy and Peace.

開会の挨拶: 海外セッション派遣委員会委員長 望月 敏夫

第1部    講義と討議

IOA各種セッションの概要
大津 克哉(JOA理事、東海大学)

オリンピック外交と平和(オリンピック・スポーツが国際外交にどう役立っているか)
望月 敏夫(JOA理事、早稲田大学招聘研究員、元駐ギリシャ大使)

<その他>

第2部    IOA等セッション参加経験者と本年参加者との意見交換

IOA等セッション参加経験者と本年参加者との意見交換
第15回 NOA理事者セッション 萩原 直樹(JOC)
第13回 体育高等機関教育者のための国際セッション松浪 稔(東海大学) 、木村 江巳香(東京YMCA社会体育・保育専門学校)

第59回IOA青年セッション  藤井 大河(筑波大学大学院TIAS)、原 実李(千葉大学)

本年度各種セッション参加者5人によるプレゼンテーション

その他IOA関連セッションの参加報告
第58回IOA青年セッション
第1回 アジアユースリーダーキャンプ(シンガポール)

  

  

  

第3回「JOA研究フォーラム」

テーマ:「オリンピックで果たしてきたメディアの役割と影響」

日本オリンピック・アカデミー JOAの中・長期期目標である「オリンピズムの普及と浸透」に資するオリンピック・ムーブメントとして、JOAの研究活動の一環として、JOA会員と他機関のメンバーとの連携の元に、これまで「JOA研究フォーラム」を2回にわたって開催してきました。
今回は、スポーツのメディアやコミュニケーションに着目して、オリンピズムを普及する方法や手段について議論することにしました。特に、過去の大会を含め、オリンピックで果たしてきたメディアの役割と影響について焦点を当て、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東日本電信電話株式会社)と連携して、第3回「JOA研究フォーラム」を開催します。

 

日時:2019年3月9日(土)18:30-20:30

会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 4階特設会場
  (初台・東京オペラシティタワー4F)

 

◇オープニング:
本研究フォーラムの趣旨説明:舛本直文氏(JOA副会長・研究委員会委員長)

 

◇ICCより、「感じるインフラストラクチャー」展(ICC展覧会)報告

「テクノロジーとメディア・イヴェント」の展示の紹介 
(「メディアとオリンピックの歴史」含む)

TOKYO 2020大会に向けた、NTT研究所の技術動向展示
 (「スポーツ・ソーシャル・ビュー」)等

過去とTOKYO 2020大会を含めた未来のオリンピックで果たすべきメディアの役割と影響について

・畠中実氏(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)

・渡邊淳司氏(NTTコミュニケーション科学基礎研究所主任研究員)

・飯田豊氏(立命館大学産業社会学部 准教授)

 

◇JOAよりメディアとオリンピックの関係

・佐藤次郎氏(JOA監事、元東京新聞論説委員)
 「オリンピック報道の現場からみたメディアの変遷(仮題)」:

◇Q&A

◇クロストーク:NTT・ICC登壇者、JOA登壇者を交えたクロストーク
「TOKYO 2020大会で考えるメディアとオリンピックの過去・現在・未来」
「NTTグループがTOKYO 2020大会を通して展開していく方向性」
「TOKYO 2020大会を通してみるオリンピック報道・オリンピック研究の未来とメディア」等

◇クロージング:舛本直文氏

 

交流会:初台駅近辺で予定

参加費:無料

主催:JOA研究委員会
  「JOA研究フォーラム」主担当:飯塚俊哉氏(JOA会員、JOAコロキウム委員会、マーケティング検討委員会等)

協力:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東日本電信電話株式会社)

 

◎申し込み先・問い合わせ先:
 舛本:naomasumoto*tmu.ac.jp(*は小文字の@に変換してください)

◎参加申し込み締め切り:2019年3月7日(木)夕方17:00

 

 

第199回JOAコロキウム 報告

第199回JOAコロキウム 報告

・日 時:2019年2月13日(水)18:00-20:00

・場 所:岸記念体育会館1F「スポーツマンクラブ」

・参加者:14名(ゲスト1名含む)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

・内 容:
①都教委 平成30年度教育研究員研究発表会報告。2月1日中央区久松小学校にて開催、「研究主題:共生社会の実現に向けた豊かな国際感覚の醸成~各教科等におけるレガシーとなる授業の工夫」(オリパラアワード校)(青柳委員)

②オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
・TOCOG情報:東京2020テストイベント(東京2020組織委員会主催)名称等の決定について、東京2020大会スタッフおよび年ボランティアのネーミング決定(補足:フィールドキャストとシティキャスト)、東京2020大会オリンピック公式チケットの販売概要を発表、東京2020大会ボランティアの応募者数について(以上TOCOG)。ボランティア関係ニュース、ロシアドーピング処分解除関連ニュース(以上、朝日新聞)、IAAFが東京大会の午前決勝の種目増を計画中:酷暑対策のため(Inside the Games)(以上、舛本)
・IOC関係:2018平昌冬季大会1周年記念行事:韓国文在寅大統領が平昌大会は「平和の雪だるま」と表現、2032年南北朝鮮合同開催候補地としてソウル市が選ばれた、平昌大会1周年記念事業が韓国各地で開催:アルペンシアでの「平昌国際平和フォーラム」で幕開け、平昌大会の12施設のうち9施設の後利用が決定。IOCのOlympic Houseが今年6月23日オリンピック・デーに開館予定(以上IOC website)(以上、舛本)
・平昌現地レポート:冬季五輪開幕から1年。平昌の地から東京を考える(吉崎エイジーニュ、Yahooニュース2月10日)(以上、舛本)
・「無形のオリンピック・レガシーとしての精神文化的側面」(舛本:みんなのスポーツ、2019年3月号18-20)

③『ブラック・セプテンバー-ミュンヘンオリンピック事件の真実-』(ロール・ザハヴィ監督、2012年、96分)
1972年のパレスチナ武装組織「黒い九月」によるイスラエル選手団襲撃事件を描いた作品。国際テロが大問題になり、オリンピックのセキュリティが厳重になっていった事件をドキュメンタリー風に描いていきます。女性警察官のアナとゲリラ集団のリーダーであるイッサの駆け引き、西ドイツのゲンシャー内務大臣がゲリラ対応に当たりました。ミュンヘン大会に向けた民泊の様子が取り入れられ、さらに開会式や追悼式を含め、主な選手達の実際の映像も用いられていました。空港では銃撃戦となりイスラエルの人質の選手達が全員殺されてしまいます。翌日の追悼式で半旗が掲げられた中、IOCのブランデージ会長は「Games must go on!」と宣言し、オリンピックは1日遅れで続けられました。エンディングでは実際のその後の人々やドイツの事件も。PLO、アラファト議長、ファタファ、ドイツとイスラエルのこれまでの関係性、イスラエルとパレスチナの関係など、当時の国際政治を知らないと理解が難しい内容であっと思います。ついでながら面白いことに、初めてのオリンピックの大会マスコットである「ヴァルディ」も登場しました。

④情報交換会は、渋谷の「えん」にて、11名での居酒屋談義。今回も様々な議論に花が咲きました。

 

<JOA事務局アドレス>
inform@olympic−academy.jp(スパム対策のため全角表示しています)

 

第200回記念「JOA特別コロキウム」のご案内

第200回記念「JOA特別コロキウム」

 

第200回記念「JOA特別コロキウム」申し込み専用サイト

開催要項はこちら

 

<開催趣旨>

近代オリンピックは120年を超す歴史の中で、「オリンピズム」という理想に支えられ、IOCによる様々な改革を経ながら、今日の形を築きあげてきました。ご存じのように、バッハ現IOC会長体制下では、2014年モナコ臨時IOC総会で定められたAgenda 2020に応じて、改革が進められてきています。周知のように、オリンピック・ムーブメントのその最先端の実験的な改革は、2010年から始まったユース・オリンピック(YOG)において試みられていると言っても過言ではありません。そのYOGでは、文化・教育プログラム(CEP)も名称と内容ともに変化してきていますし、サポート体制のスタッフもその呼び名や役割が少しずつ変わってきているようです。また、2022年第4回YOG夏季大会は、オリンピック史上初めてアフリカ大陸の地、セネガルのダカールを中心に開催されることが決まっています。このように、オリンピックの魁けとなるような存在のYOGですが、この先の方向性や日本のYOGへの関わりについては見通せないことも多いと考えます。
そのため、第200回を記念する今回の「JOA特別コロキウム」では、YOGの最前線に焦点を当てることにしました。シンポジウムでは、オリンピックとYOGに関する研究や部署に携わっている方々に、現状報告や経験および持論を開陳して頂き、今後の日本のオリンピック・ムーブメントの展開に向けて、建設的な意見の集約や課題の把握に努めたいと考えます。

 

1.主 催:(特非)日本オリンピック・アカデミー(JOA)
          オリンピック研究委員会コロキウム部門

2.日 時:2019年3月17日(日)午後13:00-17:00

3.場 所:武蔵野大学有明キャンパス1号館3階(りんかい線「国際展示場」駅から徒歩7分)
       交通アクセス https://www.musashino-u.ac.jp/ariake/

4.テーマ:
「ユースオリンピック(YOG)の現在から将来のオリンピック・ムーブメントの方向を見通す」

5.内容とスケジュール

13:00-企画主旨説明:舛本直文(首都大学東京特任教授、JOA副会長)(10分) 

13:10-14:00  基調講演:藤原庸介(流通経済大学特任教授、JOC理事、JOA副会長)
                     テーマ「YOGのめざすもの:2014年南京YOGの日本選手団団長の経験から」(仮)

14:15-17:00シンポジウム

司会:舛本直文

1)大津克哉(東海大学准教授・JOA理事):YOGの現在と課題:YOGをこれまで視察して(仮)

2)染井健吾(東京証券取引所上場推進部主任・元2016年リレハンメル冬季YOGのヤング・アンバサダー):リレハンメル冬季YOGにおけるヤング・アンバサダーの役割、及びその経験から見えてきたもの

3) 藤沢奈津美(JOC強化部・JOA会員):2018年ブエノスアイレスYOGに参加して(仮)

4) 藤原庸介 :パネリスト兼コメンテーター

5) 佐藤次郎(JOA監事・JOAコロキウム委員会):指定討論者

 (途中休憩)

6.情報交換会17:30-19:30:武蔵野大学有明キャンパス1号館13階
                                                 (会費:5,000円、学生3,000円)

7.参 加 費:JOA会員1,000円、非会員1,500円(学生会員および武蔵野大学生無料)

8.記念企画:JOAロゴ入り記念ポロシャツ(黒色、白色)2,700円

9.受  付:武蔵野大学ボランティアセンターの学生他5名

10.申し込み:申し込み先はJOA「専用website」からお申し込みください。(仮)
 ※締め切り:2019年2月28日(木)、記念ポロシャツの発注締め切りのため厳守願います。

 

 

申込みはこちら→第200回記念「JOA特別コロキウム」専用申し込みサイト

お問い合わせ:joa_colloquium@olympic−academy.jp
上記アドレスの@以下を半角に変更してメールをお送りください。

申込み締め切り:2019年2月28日(木)

 

 

 

 

 

 

2019年度 海外セッション派遣募集のご案内

 

JOA海外セッション派遣委員会からのお知らせです。
国際オリンピック・アカデミー(IOA)より、2019年度に開催されます各種セッションの案内が届きましたのでお知らせいたします。

2019年度のIOA関連セッションは、 青年セッション・教育者セッション・大学院生セミナー・ 修士プログラムの4件となります。

ギリシャ・オリンピアで開催されるIOAの各種セッションは、 世界各国のNOC/NOAを代表して、 古代オリンピック発祥の地「オリンピア」に一堂に会し、 オリンピズムを通じて国際交流ができるまたとない機会です。 ふるってご応募ください。

JOAへの応募の締め切りは、2019 年2月15日(金)です。

応募される方は、JOA事務局メールアドレス宛にメール表題を「 海外セッション派遣の応募について」として、ご連絡ください。 担当委員会より折り返しエントリー用紙をお送りいたします。

1)選考会について

JOAの活動(オリンピック・ムーブメントの普及) に積極的に関わって来られた会員、 および今後そのように関わっていただける方をIOAに推薦します。この観点からの選考会を行います(2月中旬〜下旬を予定)。別途、 応募された方にご連絡致します。

2)その他

英語、フランス語、 ギリシャ語のいずれかに堪能であることが求められます。

【2019年度に募集するIOA主催のセッション】

会員向けセッション募集要項原文(英語版)をダウンロードする
(↑ここをクリック)

1.   第59回 国際青年セッション(男女各1名)
期日:2019年6月1日~6月15日
MAIN TOPIC: “Olympic Diplomacy and Peace ”
SPECIAL TOPIC: “Olympic Diplomacy: How can Olympic Sports play a positive role in International Diplomacy? ”
参加資格: 20から35歳でJOAセッションに参加していること、IOAの教育的な意義を理解していること。英語、フランス語、ギリシャ語のいずれかに堪能なこと。
費用負担: 各国男女一人ずつの航空料金の50%をIOCソリダリティが負担。
      残りは本人負担。
         ギリシャ国内の滞在費、交通費はIOA負担。
募集人数: 男女各1名

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens: Saturday, 1 June 2019
Opening Ceremony (in Athens): Sunday, 2 June 2019
Departure for Olympia: Monday, 3 June 2019
Works of the Session: Tuesday, 4 June – Thursday, 13 June 2019
Departure from Olympia: Friday, 14 June 2019
Departure from Athens: Saturday, 15 June 2019

 

2.  第13回 体育高等機関教育者のための国際セッション(2名)
期  日:2019年7月1日〜7月7日
MAIN TOPIC      “Olympic Diplomacy and Peace”
SPECIAL TOPIC   “Olympic Truce as an Educational Tool for Peace ”
 *プレゼンテーション(8分)を行う。IOAへの原稿〆切は3月3日。
費  用: 渡航費は本人負担。ギリシャ国内の滞在費、交通費はIOA負担。
募集人数: 2名

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens: Monday, 1 July 2019
Departure for Olympia: Tuesday, 2 July 2019
Works of the Session: Tuesday 2 – Friday 5, July 2019 
Departure from Olympia: Saturday, 6 July 2019
Departure from Athens: Sunday, 7 July 2019 

 

3.   第26回 大学院生オリンピック研究国際セミナー(1名)
期日:2019年5月8日~5月30日
MAIN TOPIC: “The Olympic Games and the Olympic Movement: Past, Present and Future – An Analysis from the Historical, Philosophical and Social Perspectives”
SPECIAL TOPIC: “Olympic Diplomacy and Peace ”
参加資格:  45歳以下で、英語に堪能であること
発 表: オリンピック研究に関する論文の要約(A4で2枚)を3月29日(金)までに提出
費用負担:   渡航費は本人負担。ギリシャ国内の滞在費はIOA負担。
募集人数:  1名

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens: Wednesday, 8 May 2019
Arrival in Olympia: Friday, 10 May 2019
Works of the Seminar: Saturday, 11 – Tuesday, 28 May 2019
Departure from Olympia: Wednesday, 29 May 2019
Departure from Athens: Thursday, 30 May 2019

 

4.   国際オリンピック・アカデミー(IOA)大学院修士課程プログラム 2019-2020
POSTGRADUATE TITLE
The Master’s degree Programme’s title is “Olympic Studies, Olympic Education, Organization and Management of Olympic Events”

IOAでは2009年からギリシャ・スパルタにあるPeloponnese大学と連携し、大学院修士課程プログラムをスタート。3セメスター制のプログラム。

期日:  First Semester: 2019年9月中旬〜11月中旬
      Second Semester: 2020年4月中旬〜6月中旬
費用負担: 渡航費は本人負担。学費:  3セメスター3000ユーロ
      → 大学院プログラムについてご興味ある方には別途詳細をお送りします。

 

各セッションのJOAへの申込み〆切:2019年2月15日(金)