2020年JOA特別コロキウム参加申込みサイトはここをクリック
<開催趣旨>
COVID-19のパンデミックにより、オリンピック史上で初めて「東京2020大会」の1年延期という事態を受け、2021年の「東京2020大会」の開催自体の可能性やその開催可能な形態に関して、様々な意見が披瀝されています。今年の10月には開催可否の一応の方向性が示され、来春には最終決定が下される見込みです。
ご存じのように、オリンピック大会自体はその120年を超す歴史の中で、「オリンピズム」という理想に支えられ、IOCによる様々な改革を経ながら、今日の形を築きあげてきました。しかし、そこにはオリンピックの政治利用や行きすぎた商業主義などの問題を抱えてきていることも周知の通りです。しかしながら、今回の「東京2020大会」の延期に伴う議論の多くは、COVID-19のパンデミックによる大会中止論や分散開催案・規模縮小案、あるいはこれまでの準備への投資額や延期による財政負担などの問題など、限定的で対症療法的な議論しか展開されていないように思われます。そのため、オリンピックそのものの存在意義や今後の在り方などに関する本質的な議論はあまり開陳されていないように思われます。
そこでJOAコロキウム委員会では、この度のオリンピック大会の延期という歴史的事態に際し、オリンピックの今後の在り方を再考する好機と捉え、自由闊達に意見交換することによって来年開催予定の東京2020大会を含め、今後の新しいオリンピックの形について話し合うために、以下のように特別コロキウムを開催することにしました。
ただし、COVID-19の感染状況に鑑み、集会による対面議論ではなく、リモートによるシンポジウム形式を採用することとしました。このように意見交換に制限がある中でも、できるだけ可能な形で本題に関心のある会員の皆様の建設的な意見の表明とその集約の場を提供できるように努めたいと考えています。
1.主 催:(特非)日本オリンピック・アカデミー(JOA)オリンピック研究委員会コロキウム部門
2.日 時:2020年10月31(土)午後13:00-16:00
3.場 所:Zoomミーティング上
4.テーマ:「東京2020大会の延期とPost COVID-19のオリンピックの新しい形」
5.内容とスケジュール
13:00-挨拶および企画主旨説明:舛本 直文(JOA副会長・東京都立大学/武蔵野大学客員教授)(10分)
13:10-14:50
進行:舛本 直文
1) 高嶌 遥(JOA会員・元アイスホッケー日本代表)「IOA青年セッションへの参加による学び」
2) 佐藤 次郎(JOA監事・JOAコロキウム委員会):「かつてない危機、乗り越えるには」
3) 宮嶋 泰子(JOA会員・カルティベータ代表理事):「オリンピックで目に見えないものを見る」
4) 岩瀬 裕子(JOA会員・東京都立大学社会人類学博士研究員):「コロナ禍におけるオリパラ開催の賛否をめぐって分断される「社会」」
5) 伊藤 みき(JOA会員・オリンピアン):「変動し続ける東京オリンピック」
<以上、一人20分以内、敬称略、順不同、また状況によってはQ&Aを咲きに取り入れる場合もあります。>
14:50-15:00(10分途中休憩)
15:00-16:00 Q&A 及び 意見交換
6.情報交換会16:10-17:30:Zoomでオンライン乾杯(自由参加、飲み物等はご自分で準備願います)
7.申込み:以下のJOA専用websiteからお申し込みください。記念ポロシャツの購入希望もこちらから受け付けています。
2020年JOA特別コロキウム参加申込みサイトはここをクリック
・申し込み締め切り:2020年10月25日(日)17:00
・定員:100名
(先着順:参加申し込みを受け付けた方には、後日Zoom招待状と資料をお送りします)
・なお、参加受付の方には、事前に関連資料および簡単な意見調査を予定しています。ご協力ください。
8.参加費:無料
9.記念企画:JOAロゴマーク入りのポロシャツ販売予定
カラー:白色およびライム
サイズ:S/M/L/LL/3L
価 格:1着3,500円(送料込み、JOAへの寄附金約500円含む)
(2020年JOA特別コロキウム参加申込みサイトよりお申込下さい)
10.問い合わせ先:joa_colloquium*olympic-academy.jp
*上記アドレスの*を@に変更してメールをお送りください。
なお、Zoom会議を使用しますので、通信回線の状況によっては入室できない、あるいは中断する等のトラブルが発生することがありますので、予めご了承下さい。
以上