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東京オリンピック50周年記念 第37回JOAセッション開催案内

下記開催要項にて「東京オリンピック50周年記念 第37回JOAセッション」を開催いたします。みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください。

キーノートトーク、シンポジウム、クロージング・レクチャーの詳細および会場詳細図が記載された開催要項は
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東京オリンピック 50 周年記念 第 37 回 JOA セッション 開催要項
オリンピズムの普及と浸透 新たな挑戦の意義とビジョンを展望する

わが国のオリンピック・ムーブメントは 1909 年、嘉納治五郎の IOC 委員就任がその幕開 けとなり、50 年前の東京オリンピックの招致・開催は躍進の弾みとなった。6年後の東京 オリンピック・パラリンピックは、これから 50 年先のオリンピック・ムーブメントを方向 づける挑戦と革新の機会となるはずである。

2014 年の今年、日本オリンピック・アカデミーは 2020 年を視野に「オリンピズムの普 及と浸透」という中期目標を定めた。これより6年間は、人々の関心をオリンピック競技 大会への期待ばかりではなく、広くオリンピック・ムーブメントへの参加促進、更には、 オリンピズムそのものの理解へと誘うチャンスでもある。

前回の東京オリンピックから 50 周年目にあたる今年の JOA セッションでは、オリンピッ ク・ムーブメント半世紀の歩みを振り返ると共に、2020 年東京オリンピック・パラリンピ ックを見据え、国民へのオリンピズムの普及・浸透につながる新たなオリンピック・ムー ブメントのビジョンとその実現を展望し、課題の明確化と共有を図りたい。

日 時:2014 年 11 月 30 日(日) 13:00〜17:30 (懇親会 17:45〜19:30)

会 場:学習院女子大学 2号館3階236教室
(東京メトロ副都心線「西早稲田」駅より徒歩1分)

主 催:特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー

後 援: (申請中)
国際オリンピック委員会
国際オリンピック・アカデミー
国際ピエール・ド・クーベルタン委員会
外務省
文部科学省
独立行政法人日本スポーツ振興センター
公益財団法人日本オリンピック委員会
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
公益財団法人日本体育協会
公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター
一般財団法人日本オリンピアンズ協会
一般財団法人日本パラリンピアンズ協会
(順不同/敬称略)

協 力:(申請中)
一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
筑波大学オリンピック教育プラットフォーム
(順不同/敬称略)

<日 程:>

12:15 〜 受付開始 ( 学習院女子大学2号館3階236教室 )

13:00 開会式 オリンピック賛歌

主催者挨拶 笠 原 一 也 日本オリンピック・アカデミー会長
御来賓挨拶 文部科学省スポーツ・青少年局 坪 田 知 広 競技スポーツ課長
御来賓挨拶 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 武 藤 敏 郎 専務理事(事務総長)

13:30~14:20 キーノート・トーク

「IOCによるオリンピズム普及の取り組みと成果」
猪 谷 千 春 国際オリンピック委員会名誉委員(元・副会長)

14:40~16:40 シンポジウム

「オリンピズムの普及と浸透〜1964 東京からの歩みと 2020 TOKYO を見据えて〜」

荒 井 啓 子(日本オリンピック・アカデミー専務理事)
真 田 久(筑波大学オリンピック教育プラットフォーム事務局長)
竹 内 浩(共同通信論説委員)
松丸 喜一郎(日本オリンピック委員会理事事業専門部会長)

16:50〜17:20 クロージング・レクチャー

「オリンピズムの新たな価値と可能性」
関 根 正 美(日本オリンピック・アカデミー会員、日本体育大学教授)

17:30 閉会式

主催者挨拶 藤 原 庸 介(日本オリンピック・アカデミー副会長)

17:45~19:30 懇親会
学習院女子大学 戸山ラウンジにて(会費制)

【参加申込みについて】

方法:必要事項を記載したメールまたはファクシミリをお送りください。
*電話でのお申込み受付はできません

メール:naruse@taiiku.tsukuba.ac.jp(スパム対策のため全角表示)
F  A  X:(029)853−6360

申込みに必要な記載事項:「件名」に「JOAセッション参加申込み」と記載し、以下についてお知らせください。
①氏名、②勤務先(学生の場合は、学校名と学部生・大学院生の別)、③連絡先電話番号、④メールアドレス、⑤会員種別(正会員・一般会員・非会員)、⑥懇親会の参加・不参加

参加費:会員1,000円 非会員1,500円 院生・学生は無料

懇親会費:会員・一般会員5,000円 院生・学生3,000円

*参加費は当日受付にてお支払いください。

 

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第37回JOAセッション開催日の変更について(お詫びとお知らせ)

2014年6月8日(日)に開催されました「2014年JOA通常総会」におきまして、「第37回JOAセッション」の開催日を、2104年12月6日(土)とすることをご報告いたしました。

しかし、その後、2014年12月7日(日)にIOC臨時総会(モナコ)が開催されることが確認され、JOAセッションの登壇者や参加者が標記臨時総会に出席しなければならない等の諸事情が生じてまいりました。そこで、理事会では、急遽、日程を変更したほうがよいという結論に至り、2014年11月30日(日)を開催日とすることに致しました。

会員の皆様には大変お忙しく、様々なご予定があるかと存じますが、事情をおくみ取り頂き、下記日程での開催をご了承頂きたくお願い申し上げます。

なお、詳細を記しました要項等は例年通り、セッション委員会より開催前に郵送にてお送り申し上げます。取り急ぎ、お詫びかたがた急ぎお知らせ申し上げます。

 記

 

<2014年 第37回JOAセッションの開催について>

開催日:2014年11月30日(日) (13時〜17時、引き続いて懇親会を17時〜19時頃まで予定)

会場:学習院女子大学

 

 

 

JOA Reviewオンライン第14号刊行のお知らせ

Web版として刊行されているJOAによるオンライン読み物”JOA REVIEW ONLINE”第14号がアップされました。

JOA REVIEWは、日本オリンピック・アカデミー創立25周年の節目に、『JOA Times』とは別に、「JOAの歩み」をまとめつつ、未来に語り継いでゆきたいという趣旨で、後藤忠弘会員、伊藤公会員のお二人が中心となって創刊されました。創刊号は2003年11月に冊子体で刊行されています。第2号は2005年4月に刊行されました。その後、トリノ冬季オリンピック直後に刊行すべく、第3号の準備を進められていましたが、諸事情で長い間、棚上げされていましたが、2008年にWeb版として、再びお届けすることになりました。

以降、不定期ながらほぼ年1回ペースで、みなさまにお届けしています。

第14号では、舛本会員がJOAが展示を行った「JOCオリンピック・コンサート2014」の報告をしてくださっています。ぜひ、お読みください。

JOA REVIEW ONLINE 第14号を読む 

 

 

 

第144回JOAコロキウム報告

  • 日 時2014年7月16日(水)18:00-20:00
  • 場 所:「新中野切手サロン」 参加者:9名
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:2002年ソルトレークシティ冬季大会の開会式(NHK:日本語 約2時間)
    21世紀最初の大会、ソルトレークシティ冬季大会の開会式です。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ直後の大会、テロ対策のため、厳しいセキュリティチェックと警備体制が敷かれました。開会式のテーマは「Light the Fire Within! 内なる炎を燃やせ」です。貿易センタービルから掘り出された星条旗が国歌斉唱の時に披露されました。会場は完全なる沈黙、哀悼の意を表します。ブッシュ大統領は初めて米国大統領として開会式に参加。開会宣言にはOn behalf of a proud, determined, and grateful nations! とプロトコル規定以外の言葉を付け加え、9.11からの米国民の立ち直りを称えたのです。これはその後問題になりました。ロゲ会長も初仕事。彼の開会スピーチも問題だという指摘がコロ参加者からもありました。開会式では「光の子」が先導してアメリカの歴史絵巻を演じます。アメリカ先住民のパフォーマンスでウェルカム。オリンピック旗の入場には5大陸の代表(アジアからはジャンプの舟木選手)+オリンピズムの3本柱の3人(スポーツ:キリー選手、文化:スピルバーグ監督、環境:クストー氏)の8人が行進しました。スティングとYo-Yo Maの「フラジャイル」の独唱は悲しい調べで、9.11の惨禍を歌い上げました。最後の聖火の点火は1980年レイク・プラシッド大会の米国アイスホッケーチーム「ミラクル・オン・アイス」のメンバー勢揃いで、賑やかに点火されました。最後に600人の子ども達とテーマソングLight the Fire Withinをレアン・ライムが歌い上げました。
    今回は、ソルトレイク大会関係の拙文を2本参加者の方々に紹介しました。最後は恒例の「もんし」で引き続きの情報交換会でした。椅子席でゆったりとくつろぎながら、いつものように、盛り上がったのでした。

 

 

 

第143回JOAコロキウム 報告

  • 日 時:2014年6月19日(水)18:00-20:00
  • 場 所:「新中野切手サロン」
  • 参加者:10名
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:2000年シドニー大会の閉会式(NHK:日本語 約2時間)
    20世紀最後、2000年代最初のオリンピック大会とされるシドニー大会、大成功だったとされる大会の閉会式。オープニングは暴走する芝刈り機。カオスの幕開けです。最初の歌姫はクリスティン・アヌー、トーレス諸島人でアボリジニと並ぶ現地人のスターです。日本選手団の旗手は高橋尚子選手。選手たちは走っての入場。ノーベル平和賞を狙っていたとされるサマランチ会長はIOC会長として最後のスピーチですが、なんと「オジ・オジ・オジ…」の挨拶から。あの南北朝鮮の合同入場行進やオリンピック休戦についてスピーチで触れるとともに、閉会に当たってはあの有名な「best Olympic Games ever」で締めくくりました。この大会では8名のアスリート委員が選ばれ、その紹介もされました。次期アテネ大会へのハンドオーバー・セレモニーでは22人の巫女姿の女性たちが登場。「お帰りオリンピック、2004年アテネ大会」とサマランチは告げます。ソルトレイク・スキャンダルを受け、オリンピックの原点回帰を訴えたのです。聖火台の下にニッキ・ウェブスター嬢が細いタワー上で、あたかもサモトラケのニケ風にドレスをなびかせて歌います。その後、上空にジェット戦闘機が飛び、それとともに聖火は空に帰っていきました。ロックとダンスの大パーティが繰り広げられましたが、アボリジニの国旗のTシャツ、sorryと書いたTシャツを着て「和解」をテーマとしたメッセージをロッカー達が伝えていました。ゴルフのレジェンド、シャークの異名をとったグレッグ・ノーマンも登場。オーストラリアで人気や当たり前とされる文化紹介とそれらをふんだんに取り入れたパフォーマンスのオンパレードでした。 終了後は、黒須さんによる「国際スポーツ競技大会における国歌国旗の扱いについて①」の報告がありました。ユニバ、ワールドゲームズとの比較など、興味深い報告。質問のオンパレードでしたが、最後は恒例の「もんし」で引き続きの情報交換会でした。初参加者やゲスト、居酒屋談義からの参加者もあり、盛り上がったのでした。