オリンピック教育・研究」カテゴリーアーカイブ

JOAコロキウム 第220回報告&第221回開催案内

第220回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2021年2月17日(水):18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:14名
・テーマ:自由テーマ(特にTOCOG森元会長発言・辞任問題に関して)

1.情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報(資料)
1)森氏女性蔑視発言「一般社会では謝罪では済まない」オリンピズムの伝道師
 (舛本 毎日新聞20210207)
2)「森氏がやめて済む問題ではない」 來田享子・中京大教授(毎日新聞20210210)(舛本) 
3)「東京オリンピック2020テーマ:人権思想家として(森田会員ブログ February 14, 2021)              https://ameblo.jp/fwge1820/entry-12653978334.html
4)その他、IOC news、BBC、AP、Reuter、New York Times、Newsweek、Inside the Games、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、東京新聞、日刊スポーツ、報知新聞、デイリー、The Pageなど「東京2020大会」に関する記事多数

2.意見交換:
1)共通テーマ1:TOCOG森喜朗元会長女性蔑視発言・辞任問題関連
・森元会長問題発言はこれまでも多々あったが、何故今回取り上げられたのか?聞いて笑っている取り巻き体制も問題。
・女性蔑視発言だけではない、多くの問題を孕んでいることを明らかにした発言。ジェンダー・ギャップ、男性中心社会、わきわめる忖度主義、非民主的な根回し主義や密室決議体制、ステレオタイプに大括りする認識の問題などなど。
・森元会長の発言問題のみならず、オリンピックが政治的・ビジネス的に歪んだ形となっていることを象徴するような人がトップに座っていたことこそが問題。
・人々はオリンピックにピュアを求めすぎるが、現実はそうではない。しかしオリンピックの理念は大切である。
・3月8日の国際女性デーに向けて、森元会長発言を見逃さないで発言し社会を変えていく良いきっかけとなった。
・SNSの力の大きさ。一気に世界拡散、リアクションも内外で素早い。世界標準との対比明確にも。
・森元会長の発言はアウトだが、これを個人の問題にして、全てを否定して良いものか?大きな社会と小さな社会の2重構造の社会の区別ができなくなっていることへの危惧。SNSや一般の人の発言や炎上する社会にも問題がある。
・再発防止や日本社会が変わっていくためにはどうするかの視点不足。生活レベルに落とし込んでいく必要がある。
・東京大会の理念「多様性と調和Unity in Diversity」に関して、調和は人間が造っていく鍵となる。世界万博の「人類の進歩と調和」というテーマも異文化理解であった。
・「Unity in Diversity」は「多様性の中に調和を」と訳すべき。この「調和」とはどのようなことか?それこそ問題にすべき。多様性の重要性の理解だけでなく、「調和」が制度として整備されレガシーとして継続されることが重要。
・この発言を機に、日本社会が変わるべき。TOCOGはD&Iを掲げているが事業はほとんど取り組んではいない。これを「スポーツの世界のことだ」と矮小化しないこと。「スポーツは世界を映す鏡」という視点を再認識すべき。
・森元会長の発言も問題であるが、大会開催が可能かどうか?開催できるとしたらどのような形でか?の問題が重要。
・「無観客なら開催しない方が良い」という意見(例:川淵氏)に対して、理念や憲章から演繹して妥当性を検討すべき。
・コロナ禍で感染対策として「バブル方式」で対応するとしたら、重要な選手間交流や国民の異文化理解が不可能。平和希求のオリンピック理念からすれば広島+長崎開催プランこそ妥当。リスキーなコロナ禍でもオ「リンピズムの普及」は重要。東京2020大会は開催せずに回避すべき。
・後任人事は、TOCOGの体制が整っている現在なら誰が任命されてもできるポジションでは。
・後任人事の選考にきちんとしたシステムがない。選考委員の選定にも、候補にもポピュリズムの心配も。
・世間一般の「老害」や「おじさま族」という括り方で呼ばれ、否定されることにも問題。
・後任人事に要求される5つの資質に合致する人物はいるのか?
・森元会長の一言で決まった開会式の入場行進順が「アイウエオ」順の是正は可能か?
・JOAはこの問題に対して意見表明など何もしないのか? 
・何かするために意見聴取しており、何らかの対応をすることで準備中との回答。
・JOAの得意なスタンスからコメント表明を。クーベルタンには女性蔑視があるために入れるには課題もある。
・JOAの中・長期理念「オリンピズムの普及と浸透」に対して、コロナ禍でも、対面しなくてもデジタル技術の利用でもっとできるはず。Websiteの充実と発信を!
・などなど、様々な意見が率直に出されました。

2)共通テーマ2:「東京2020大会」「2021年北京冬季大会」開催関連
・森田会員からの情報提供。ブログ資料を元に以下の3点の理由から両大会とも一対のものとして開催すべしとの意見。
(1)平和を促進する機会としてのオリンピック:中台問題も含め
(2)日本経済再生の機会としてのオリンピック:デジタル革命も視野に
(3)日本人、特に青少年に対してポジティブな影響を与える機会としてのオリンピック:エリートたちによるpositive impactを!
・「東京2020大会」が中止になれば北京大会の開催も危ないという現実もある。
・中国が抱える人権問題がらみで北京大会のボイコット運動の広がりが懸念されること。

3)IOCのAgenda2020+5:資料2点
①Olympic Agenda 2020+5 15 Recommendations
https://stillmedab.olympic.org/media/Document%20Library/OlympicOrg/IOC/What-We-Do/Olympic-agenda/Olympic-Agenda-2020-5-15-recommendations.pdf#_ga=2.108075714.1559541680.1614477894-846605258.1572238280

②IOC EXECUTIVE BOARD PROPOSES OLYMPIC AGENDA 2020+5 AS THE STRATEGIC ROADMAP TO 2025(IOC20210215)
https://www.olympic.org/news/ioc-executive-board-proposes-olympic-agenda-2020-plus-5-as-the-strategic-roadmap-to-2025
・用語の使用に前回のAgenda 2020との齟齬がある。内容では、SDGs連携強化とバーチャル・スポーツVSへの対応もある。(IOCはe-スポーツという語は使用を避けている)。
・VSの影響調査によれば問題を多く指摘している。依存症だけでなく身体への悪影響など。WHOの警告も重要。
・エリートスポーツの衰退により若者にスポーツ界が見向かれない背景がある。トッププロたちもオリンピックに愛想をつかしている現実。一方でSNSで発信する選手たちも多い。
・「東京2020大会」は最もイノベイティブな大会にするといっているが、対応は不十分。デジタル技術のインフラはあるのでソフト化の遅れが問題。もし無観客になってもデジタル技術を駆使して世界中から見ることができるように。

4)Young Leader Program:資料1点
①TWENTY-FIVE NEW IOC YOUNG LEADERS JOIN THE PROGRAMME (IOC20210201)
https://www.olympic.org/news/twenty-five-new-ioc-young-leaders-join-the-programme
・Panasonicのプログラムであるにも関わらず、日本での認知も少ない。
・5年も経過しているのに、日本から1人も選出されない現実。日本のスポーツ界におけるリーダー養成への無関心ぶりを象徴。

5)その他の情報共有など:
・展示紹介「東アジアを駆け抜けた身体からだ ―スポーツの近代―」
 (国立民俗歴史博物館、荒井会員)
   https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#special
   張星賢(ちょう せいけん/日本植民地期の台湾人選手)に関係する歴史的な資料も含め。

3.終了後:online乾杯(参加者4名)約1時間
残り時間はフリーディスカス。情報交換の継続など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。

 

第221回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2021年3月17日(水)18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「自由テーマ」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(IOC総会や聖火リレー、TOCOG、大会開催可否関連など、各自、何かあればPC上で共有できますのでご準備ください。先にPC上で開いておくと簡単に「画面共有」でできます)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマは自由テーマとします。参加者はご希望をお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に!
・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID・PW・URLをお送りします。
・会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信環境の状況によっては、入室できない、あるいは中断する可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:
    joa_colloquium*olympic-academy.jp(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:2021年3月14日(日)17:00

 

 

JOAコロキウム 第219回報告&第220回開催案内

第219回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2021年1月27日(水):18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:14名
・テーマ:自由テーマ(特に「東京2020」の開催に関して)

1.情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報(資料)
1)多摩市・国士舘:オリ・パラの理念と歴史に関する巡回セミナー(青柳委員)
2)インタビュー記事「人命最優先で検討を(20210125神奈川新聞)(舛本) 
3)「転換へ 東京五輪・パラリンピック」(20210126あかはた)(舛本)
4)「習近平主席がバッハIOC会長と電話会談」(20210126人民日報日本語版)他2022北京大会関連計3点(森田会員)
5)その他、IOC news、 New York Times、The Times、Inside the Games、朝日新聞、日刊スポーツ、報知新聞、デイリー、中日スポーツなど「東京2020大会」の開催に関する記事多数

2.意見交換:
1)共通テーマ1:「東京2020大会」開催可否関連
・開会式・閉会式などにIOCはオリンピック・ムーブメント(OM)の展開が必要。
・開催の可能性はアメリカのバイデン新大統領の意向次第、という意見もある。
・国際外交上、2022年北京冬季大会が開催されるならば東京2020大会も開催しなくてはならないという意見
・ワクチンの選手優先接種は間違いである。WHOもそう指摘。ワクチンの配給状況も国によるし扱いも不明である。
・大会開催ならば、聖火リレーも含め余分なことを除外して実施すること。
・現状では開催できる状況にはない。日本の感染状況や医療サポート面からも困難である。開催強行すれば「愛されないオリンピック」になってしまい「オリンピックの終わりの始まり」となってしまう。
・中止の場合の保障問題は? IOCとTOCOGのどちらが言い出しっぺになるのか? 各国の国旗制作やホストタウンのワッペン制作、記念切手の制作など、準備に取り欠かざるを得ない状況。中止の場合の保障は大変な問題となる。
・外国と比較して日本は安全な国と見なされている。「日本の方が安全だ、早く日本に行きたい」という声もある。
・「平和の祭典」というがその「平和」とは分かっているのだろうか? 「人命が大切」といっても、このコロナ禍の状況でも働かざるを得ない人もいる現実。もっと人々の「生活世界」に根ざした議論が必要。
・IOCもTOCOGも決定しないので、政府が決定するしかない。その場合には国民にしっかり語りかける必要がある。
・政府のPCR検査体制も含め、感染症対応は不明瞭。民間の検査数もカウントされないなど理解できない状況にある。
・今は開催するという前提で準備に取りかからざるを得ない現状にある。全ての国が参加するとは限らないが、、。
・メディア側にもオリンピックの伝え方に問題があると考える。(オリンピックの理解不足?)
・オリンピアン達にもオリンピアン達を育てる側にも問題がある。開会式の意義なども十分に理解していない選手もいる。今はJOCがオリンピアン教育も展開してはいるが、YOG参加選手たちを含め状況は改善されて行くことを期待する。
・「どのようにすれば大会の開催が可能か?」も考える必要がある。競技数の削減、種目削減、無観客、参加国数減など。
・現実主義(永田町の論理や一般国民の理解度)とオリンピックの理想主義の乖離
・感染対策で新しいテクノロジーの登場の可能性も。
・「東京2020大会」の開催に関わらず展開すべきOMや遺すべきレガシーもあるはず。オリンピック・パラリンピック教育もその一つ。東京都の教育実施状況は不明確であるが、緊急事態宣言時の一斉休講のあおりを受け時数確保でオリンピック・パラリンピック教育どころではない様子。ホストタウンにより地域や一般の国際交流や異文化理解も重要であるが、online等交流に制限されている現状。
・パラリンピックの在り方についても考えるべき。この状況下でオリンピックから離れるなど、今後の在り方を再考する必要性。
・大会中止でも展開すべきイベントやonlineで可能なOMなどにより、なにを遺して引き継ぐか、その視点が重要。
・4年に1回にかけている選手たちの存在、彼らの練習や努力が報われるように配慮することも必要。
・などなど、様々な意見が率直に出されました。

2)共通テーマ2:2021年北京冬季大会関連
・「習近平主席がバッハIOC会長と電話会談」(20210126人民日報日本語版)を参考に、中国の姿勢の紹介。
・IOCバッハ会長は肯定的に捉えている。「グリーン、インクルーシブ、オープン、クリーン」のコンセプトに理解を示すが、一方で新疆ウィグル自治区の弾圧や人権問題、香港弾圧などでボイコット運動が各国選手たちからも展開されている現実あり。
・「東京2020大会」が中止になれば北京大会の開催も危ないという現実もあること。

3)その他の情報共有など
・WHOのワクチンスタンス、代表内定者アンケート(朝日新聞デジタル)、ホストタウン、聖火リレー、LGBT法制化要求などの情報を共有しました

3.終了後:online乾杯(参加者5名)約1時間
残り時間はフリーディスカス。情報交換の継続など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。(今回は:イギリス・ギリシャから帰国したばかりで自主隔離中の参加者に成田空港の新型コロナ水際感染対策状況や外国の日本の見方などもお話していただきました。貴重な情報どうも有り難うございました。)

 

第220回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2021年2月17日(水)18:00-20:00(日時に注意)
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「自由テーマ」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますのでご準備ください。先にPC上で開いておくと簡単に「画面共有」でできます)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマは自由テーマとします。参加者はご希望をお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に!
・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID・PW・URLをお送りします。
・会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信回線の状況次第で、途切れる可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp
(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:2021年2月14日(日)17:00

 

 

JOAコロキウム 第218回報告&第219回開催案内

第218回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2020年12月15日(水):19:00-21:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:10名

1.情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報の配付資料リスト
1)(社説)コロナと五輪 会長来日 残った違和感(朝日新聞2020年11月20日)
2)「五輪よりワクチン」か「ワクチンも五輪も」か G20で五輪開催を誓った菅首相だが状況は厳しい(木村正人:在英国際ジャーナリスト2020年11月22日) 
3)東京五輪、外国客を大規模受け入れ アプリで感染対策  政府、移動の自由を重視(日本経済新聞電子版2020/12/2)
4)五輪追加経費は3000億円規模 12月末に新予算公表へ(日本経済新聞 2020/11/30)
5)東京五輪、外国客を大規模受け入れ アプリで感染対策 政府、移動の自由を重視(日本経済新聞電子版)
6)社説:五輪追加経費 開催の意味を問い直せ(京都新聞20201201) 
7)東京五輪開催中止「責任回避」合戦を、スポンサー企業も国民も冷静に見極めるべき(郷原信郎:郷原総合コンプライアンス法律事務所代表弁護士20201122)
8)聖火リレー著名人削減含め見直し検討、公道観衆懸念(日刊スポーツ20201203)
9)佐藤次郎:「かつてない危機、乗り切るには――世界中で「新たな形」の模索を」(笹川スポーツ財団)
10)ATHLETE365 EDUCATION PROGRAMME TO INSPIRE NEXT GENERATION OF OLYMPIANS(IOC 20201207)
11) GENDER EQUALITY AND YOUTH AT THE HEART OF THE PARIS 2024 OLYMPIC SPORTS PROGRAMME(IOC 20201207)
12)IOC WELCOMES UN RESOLUTION RECOGNISING POSITIVE IMPACT OF SPORT FOR COVID-19 RECOVERY(IOC 20201202) 
13)IOC、五輪選手村の滞在制限 競技5日前、退去2日後 (共同通信20201208) 
14)ブレークダンス、パリ五輪追加競技に正式決定 初採用 IOC (毎日新聞20201208)
15)2020年JOA特別コロキウム参加報告(青柳)
16)USOPC will not sanction athletes for protests as Council on Racial and Social Justice calls for Rule 50 changes(ITG 20201210) 
17)OLYMPIC AGENDA 2020 DRIVES PROGRESS AND CHANGE(IOC 20201211) 
18)DECLARATION OF THE 9TH OLYMPIC SUMMIT(IOC 20201211) 
19)Professor Andrew Zimbalist, “Tokyo 2020 and Its Postponement: An Economic Prognosis,”
20)Professor John J. MacAloon, “Infection Is One Thing, Mortality Another: The Olympic Movement In Extremis,”

2.意見交換:
1)「人見絹枝が死ぬ間際まで考え続けた課題とは?「不滅のランナー人見絹枝」の執筆者田中良子さんの言葉を拾う。」
https://www.youtube.com/watch?v=7dQyv59BiAQ&list=UUBa3dT3CPI9A-rtrFju-6Lw(約15分)(宮嶋会員)

2)10月開催のJOA特別コロキウム開催概要(青柳委員):
JOAのWEBSITEに一部掲載要請中のものもあります。

3)共通テーマ1:東京2020大会関連:
・追加予算額と分担案に関連してTOCOGの公表に関して意見交換:人件費やIOC対応への批判も。世論調査や中止した際の損失額、その後の対応などの検討も必要。中止の際の保険金のカバー幅や現在のスポンサーの継続見込みなど。
・感染対策の公表に関して:政府の対策案の問題点、選手と観客への対応差、例外処置の問題など、意見交換。
・組織委員会(TOCOG)の人員編成状況やその問題点など。

4)共通テーマ2:「IOCアジェンダ2020」の中間評価および第9回オリンピックサミット宣言:
・「IOCアジェンダ2020」の改革案の85%実行済みという数字の根拠不明性、今に中間評価する意図は? 第9回オリンピックサミット宣言の参加メンバーに渡邊守成氏も参加しており、IOCの中での存在感が伺える。
・サミット宣言では、オリンピック憲章第50条問題にも言及。USOPCの人権擁護のデモンストレーションと処罰除外方針の今後の展開予想。IOCの選手委員会の動向も気になります。このような中、日本のJOCの選手委員会の動向は?

5)2024パリ大会新種目関連:
・ブレイキン(ブレイク・ダンス)の採用に関連して、IOCのアーバンスポーツなどの若者人気スポーツへの態度に関して意見交換。自由な精神で反体制的な若者スポーツ文化であるはずなのに、IOCのオリンピックスポーツに参加することの是非、それに対し、IOCの方が若者のスポーツ離れに危機感を抱いて若者にすり寄っているのだという、逆方向の視点も展開された。
・価値観の多様化に応じ、オリンピックモットーへの女性的価値の重要視など、社会の価値観がスポーツにも反映していること。パリ大会はジェンダーイクオリティ実現へ前進したか?
・若者に対する関心取りとスポンサーへ志向のIOCのバッハ体制。2024年のYOGでも何か打ち出される可能性も。YOGのATHLETE365 EDUCATION PROGRAMMEは継続予定との報道(これは異文化交流よりはアスリートのキャリアアップやパフォーマンス向上志向であるが?=舛本注)
・e-スポーツ関連へのIOCの姿勢:「e-スポーツ」として「スポーツ」という文言を使うことの是非とゲーム業界やメディアの姿勢は? WHOのゲーム依存症警告表明との関連、オリンピズムの心身の調和のとれた健康観や人間観とそぐわないテレビゲーム実践状況など問題指摘。
・その一方で、ゲーム自体に問題があるとしても、それを子どもたちに提供する際の健全な設計次第、という意見も。
・テレビゲームは、子ども達にとっては愉しいものであるが、そこには「麻薬(オピエ)」としての危険性も、など意見交換。

6)その他の情報共有など:
笹川スポーツ財団websiteへの寄稿(佐藤委員)、BSへの出演(吹浦会員)、1月10日のJOAセッション関連、など。

7)恒例のプレゼント交換の大阿弥陀籤大会:online上でのくじ引きでプレゼント交換しました。対面ではないため、後日互いに郵送する方式ですが、皆で愉しみました。

3.終了後:online乾杯(参加者3名)約1時間
残り時間はフリーディスカス。情報交換の継続など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。

 

第219回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2021年1月27日(水)18:00-20:00(日時に注意)
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますのでご準備ください。先にPC上で開いておくと簡単に「画面共有」でできます)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマは自由テーマとします。参加者はご希望をお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に!
・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID・PW・URLをお送りします。
・会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信回線の状況次第で、途切れる可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp
(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:2021年1月24日(日)17:00

 

 

第43回JOAセッション開催要項/参加申込み案内

 

日本オリンピック・アカデミー「2020年度第43回JOAセッション」の開催概要をご案内します。

JOA会長から会員へのセッション2020のご案内(PDF)

JOAセッション2020のPDF版開催要項(PDF)をダウンロードする

専用の参加申し込みフォームがあります(申込みは終了しました)

12月13日までにフォームから申し込んでいただいた方には、懇親会への参加の有無を問うチェック欄が設定されてしまっていました。現在は、このチェック欄は削除してあります。今回はオンライン開催であるため、懇親会はありませんので、ご了承ください。

プログラムのダウンロード
(2021年1月4日専用パスワードによりJOA会員にのみ公開)

 

オリンピックのソリダリティ

対立と分断が深刻化する国際情勢にあって、その真価の発揮が期待されていたオリンピックは開催延期となり、私たちは、あらためてオリンピック自体が選手たち、NOCどうしの結束によって成り立っていることに思い至った。しかもNOCの数たるや国連の規模を上回るとの事実には感心すると共に、それがいかにして成し遂げられ、保持されてきたのか気になるところでもある。

このたびのセッションは、連帯の拡充・発展に関与するIOCの“Olympic Solidarity”に注目し、先端の取り組みや運用の動向について知り、特に、その発足の理念・経緯などをわが国の「柔道教育ソリダリティ」と対比しながら理解を深めたい。これらの具体例を手がかりに、solidarityなる「連帯」とも「絆」とも訳され、『オリンピック憲章』や最近のIOC会長メッセージなどでもよく目にするこの用語の真意、背景に迫りたい。

モデレーターと9名の識者がやりとりを交わしバトンを繫いでいくなかで、“Olympic Solidarity”が行うNOCへの援助を支える仕組みや関係者の気概に触れ、東京オリンピックの新たなレガシーの胎動を感ずることもできるだろう。

JOAとしても、創設50年の大きな節目を迎える2028年に向け、次なる中長期目標の設定が課題となっており、また、会員どうしのソリダリティを確認する意味でも多くのみなさまのご参加をお願いします。

プログラムのダウンロード
2021年1月4日専用パスワードによりJOA会員にのみ公開)

<日時>    2021年1月10日(日)13:00〜15:00  

<会場>    オンライン開催(zoomを用いたライブ)

<主催>    特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー

<後援>
国際オリンピック委員会
国際オリンピック・アカデミー
国際ピエール・ド・クーベルタン委員会
外務省
スポーツ庁
独立行政法人日本スポーツ振興センター
公益財団法人日本オリンピック委員会
公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
公益財団法人日本スポーツ協会
公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター
一般財団法人日本パラリンピアンズ協会
特定非営利活動法人日本オリンピアンズ協会
 (一部申請中)

<協力> 筑波大学オリンピック教育プラットフォーム

<概要>
オープニング・セッション
 
主催者挨拶  望月 敏夫 JOA会長

 来賓御挨拶  勝又 正秀 スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課課長

リレー・ディスカッション
  それは、オリンピアンにいかなる意識変革をもたらすのか

 オリンピアンでもあるモデレーターが識者によるレクチャー、コメントなどを通してソリダリティについて学びながらオリンピズムへの関心と理解を深めていく。今回の学びによって、はたして過去のオリンピック経験の捉え方、オリンピアンとしての意識にどのような変化がもたらされるかを追う展開になる。

   西村 賢二  JOC国際部部長
   來田 享子  中京大学教授
   石塚 創也  日本スポーツ協会研究員
   和田 浩一  フェリス女学院大学教授
   建石 真公子 法政大学教授
   光本 惠子  JUDOs理事
   真田  久   筑波大学教授
   結城 和香子 読売新聞社編集委員
   田原 淳子  国士舘大学教授
                             *出演予定順

  モデレーター
   小口 貴久   リュージュ日本代表として冬季オリンピック3大会出場                   JOAセッション委員会副委員長
            IOAオリンピアン・メダリストセッション参加(2018)
   髙嶌 遥    アイスホッケー元日本代表
            JOAセッション委員会委員
                                   IOA国際青年セッション参加(2020)

(お断り)新型コロナウィルスの今後の感染動向により会の延期や中止、
     また、出演者などに変更が生ずる可能性もありますのでご了承下さい。

<参加費>
無料(事前参加登録したJOA会員へのライブ配信)

【参加申し込みについて】
専用フォームからお申込みください。

申込み締め切りは2021年1月4日(月)(必着)となります

専用の参加申し込みフォームにアクセスする(申込みは終了しました)

 

【セッションに関するお問い合わせ】
JOA事務局アドレス
 inform@olympic−academy.jp
 (スパム対策のため全角表示しています)

PDF版の開催要項をダウンロードする

 

 

 

 

JOAコロキウム 第217回報告&第218回開催案内

第217回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2020年11月18日(水):18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:9名
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

1.情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
<IOC News>
1)IOCバッハ会長:スポーツと政治の関係へのコメント:20201027
SPORT AND POLITICS: MY EXPERIENCES AS AN ATHLETE
https://www.olympic.org/news/sport-and-politics-my-experiences-as-an-athlete

2)IOCバッハ会長:ソウル平和賞受賞:20201026
IOC PRESIDENT THOMAS BACH RECEIVES SEOUL PEACE PRIZEhttps://www.olympic.org/news/ioc-president-thomas-bach-receives-seoul-peace-prize

3)IOCと国連の連携:国連75周年記念して
STRONGER TOGETHER: IOC HAILS PARTNERSHIP WITH UN ON ITS 75TH ANNIVERSARY AND EMPHASISES ROLE OF SPORT IN BUILDING SOLIDARITY
https://www.olympic.org/news/stronger-together-ioc-hails-partnership-with-un-on-its-75th-anniversary-and-emphasises-role-of-sport-in-building-solidarity

4)IOC理事会とAthlete Commission検討:20201111
IOC EXECUTIVE BOARD AND ATHLETES’ COMMISSION DISCUSS COVID-19 COUNTERMEASURES FOR TOKYO 2020 DURING ANNUAL JOINT MEETING
https://www.olympic.org/news/ioc-executive-board-and-athletes-commission-discuss-covid-19-countermeasures-for-tokyo-2020-during-annual-joint-meeting

5)IOC理事会:postコロナ社会の組織委員会の大会開催準備状況:20201111
ORGANISERS MAKE PROGRESS IN DEVELOPING OLYMPIC GAMES FIT FOR A POST-CORONA WORLD
https://www.olympic.org/news/organisers-make-progress-in-developing-olympic-games-fit-for-a-post-corona-world

<InsideTheGame>
1)カンヌン2024冬季YOG 北朝鮮との開催提案 20201113
Gangwon asks North Korea to co-host 2024 Winter Youth Olympic Games
https://www.insidethegames.biz/articles/1100716/gangwon-asks-north-korea-to-co-host-2024

2)IOCバッハ会長政治メッセージコメント20201024
Olympics should be about unity and not “a marketplace of demonstrations”, Bach implores
https://www.insidethegames.biz/articles/1099950/bach-unity-nor-protests

<舛本配布資料>
1)「最大の浮揚策」五輪 ひけぬ政権(朝日新聞20201113)
2)来夏に五輪 思惑一致(朝日新聞20201117)
3)「五輪をインバウンド回復の足掛かりに」前のめりで大丈夫?日本の思惑にバッハ会長が同 (東京新聞 20201116)
4)共倒れ避けたいIO副会長の思惑も(時事通信20201118)
5)Bach suggests IOC could help pay for vaccinating TOKYO 2020 participants as Japan visit begin(Inside The Games 20201116)
6)TOKYO 2020 payments to former Dentsu executive did not break rules, Buch claims (ITG 20201117)
7)五輪で差別抗議ダメ?IOC会長、表現の自由緩和にノー(20201030東京新聞)
8)IOCバッハ会長の「スポーツと政治」のコメント(IOCNews20201027)への舛本メモ
9)2019年版オリンピック憲章第50条改正問題(20201116舛本メモ)

2.意見交換:
1)共通テーマ1:IOCバッハ会長来日騒動
◎この時期にバッハ会長来日の目的は一体何だったのか?その効果はあったのか?日本政府やTOCOG等の対応に関して意見交換しました。
・菅新首相の日本政府とIOCの思惑(無観客でも開催したい、観客入れて開催したい=景気浮揚策、新政権人気、開催できないとIOC批判やIOC会長選挙に響くバッハ会長)。日本のメディアは余り批判はしないが(TOCOGの公式スポンサーでもある)、朝日、東京、時事通信の開催の向けた動きへの心配な報道参照。しかし、開催を政治問題化すべきではないという意見も。
・新型コロナの感染状況では開催どころではない世界情勢。選手のボイコットもあり得る。ワクチン開発も問題、再感染や副作用も心配な状況下、「開催ありき」で議論を進めるべきではない。
・「観客入れての開催」に固執するのは、最後のエクスキューズのためではないか、という穿った観測気球も!
・オリンピックの将来や安全性を考えてどのような大会なら開催できるのか、デジタル化などの新技術も考慮して新しい開催の姿も模索すべき。オリンピックのあり方を考える好機であるが、、。
・組織委員会としては開催に向けて準備するしかないが、最終決定はIOCとTOCOGであって、政府ではない。また、TOCOGの言う「国民の共感を得る大会」と言っても、反対運動は必ずあるし、どこまでの賛同で押し切れるのか? アスリートファーストよりも人命ファーストであるべきだとの意見も。1964年大会前にもオリンピック反対運動はあった。
・「大会がなくてもオリンピック・ムーブメントは続いて行くべきだ」というような姿勢がIOCバッハ態勢で可能か?
・また、バッハ会長来日に合わせて、安倍前首相へのオリンピックオーダー金賞贈呈、ブリスベン招致運動、電通の高橋氏への資金提供問題など、関連情報も共有しておきました。

2)共通テーマ2:オリンピック憲章第50条改正問題(続)
◎この問題は前回に引き継いで意見交換しました。12月2日開催予定のJOA憲章委員会でも話題となります。
・「政治をスポーツに持ち込むな」というスポーツ観があるが政治が絡まざるを得ないのもスポーツの現実。
・50条第2項にこの政治的・宗教的・人種的プロパガンダの宣伝禁止事項が入った歴史的経緯を推察。2002年ソルトレイクシティの開会式の政治問題からであろう。(世界貿易センタービルから掘り出されたボロボロの星条旗の利用、ブッシュ大統領の開会宣言違反、この時の開会式で報道担当の方も発言され「怒りを覚えた」そうである)。なお、大会での政治的パフォーマンス禁止は1952年ヘルシンキ大会時の「ピース・エンジェル」事件がきっかけになっている。
・選手たちは率先して社会やスポーツ、オリンピックなどに関してもっと発言すべき、それを薦めたり発言しないことを批判したりしない日本のメディアこそが問題。
・日本選手たちにも意識変化が見られるとの意見も。「体育会的なスポーツはもうやめませんか」という標語を掲げる大学の紹介も。
・人権問題と政治問題の区分けの難しさは残る。開会式での観客席の振る舞いが心配であるとの予想も。

4.終了後:online乾杯(参加者3名)約1時間
残り時間はフリーディスカス。情報交換の継続など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。

 

第218回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2020年12月15日(火)19:00-21:00
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますのでご準備ください。先にPC上で開いておくと簡単に「画面共有」でできます)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマは自由テーマとします。参加者はご希望をお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に!

・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID・PW・URLをお送りします。
・会 費:無料
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信回線の状況次第で、途切れる可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp
(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:12月12日(土)17:00