JOA設立35周年記念第36回JOAセッション報告

JOA設立35周年を記念する開催となった第36回JOAセッションは、多くの会員・一般参加の方々にご参加いただき、盛会に終わりました。

セッションの概要は開催のご案内をご覧ください。

オリジナリティ溢れる報告をしていただいた室伏・南後・黒川の各氏(中央左から)

オリジナリティ溢れる報告をしていただいた室伏・南後・黒川の各氏(中央左から)

会場は熱心な参加者でほぼ満席となった

会場は熱心な参加者でほぼ満席となった

クーベルタン生誕150周年記念特別講演講師のアントワン・ド・ナヴァセル氏(CIPC理事)

クーベルタン生誕150周年記念特別講演講師のアントワン・ド・ナヴァセル氏(CIPC理事)

第9回ピエール・ド・クーベルタン・ユース・フォーラムに参加した筑波大学附属高校教諭と生徒による報告

第9回ピエール・ド・クーベルタン・ユース・フォーラムに参加した筑波大学附属高校教諭と生徒による報告

 

 

 

第138回JOAコロキウム 報告

  • 日 時2014年 1月15日(水)18:00-20:15
  • 場 所:「新中野切手サロン」 参加者:7名
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:①1996年アトランタ大会の閉会式(NHK:日本語2.5時間)
    100周年記念大会の閉幕は68年ぶりのマラソンの表彰式からスタートしました。マーチングバンドとコメディアンの駆け引きはあまりうけません。後に正式種目となっていく若者受けのパフォーマンス(スケボーやBMXなど)と音楽の共演。日本の布袋氏のロック演奏がありましたが公式報告書には記載がありませんでした。選手団の入場では最も印象的な選手がIOCのアントワープ旗を持つことに。それは短距離のマイケル・ジョンソンが勤めました。日本選手団の旗手は有森裕子選手。オーケストラが「聖なる休戦」のテーマを演奏しましたが、印象は今ひとつ。サマランチ会長のスピーチでは、爆弾テロとミュンヘンの11名の犠牲者に対して「いかなるテロもOMを破壊することはできなかった。希望と平和な社会を作り上げる」と語り、黙祷を捧げました。この閉会式では、スティービー・ワンダーによる「イマジン」の演奏・独唱による平和希求のメッセージは圧巻でした。6-12才の子ども達600人によるテーマソング「パワー・オブ・ドリーム」のコーラスも心温まるシーンでした。IOC旗のトランスファー・セレモニーののち、次期シドニー大会の紹介パフォーマンスでは、アボリジニ文化の紹介。ディジャリドゥの演奏とダンス、ワルチング・マチルダが演奏される中、カンガルー、大輪の赤い花や鳥、そしてオペラハウスの登場。これぞオーストラリア! シドニーへの招待パフォーマンスでした。

第16回スポーツ基本法勉強会開催案内

第16回のスポーツ基本法勉強会は以下の要領で開催します。

  • 日時:12月16日(月曜日)午後6時から8時
  • 会場:スポーツマンクラブ(岸記念体育会館1階、渋谷区神南1-1-1)
  • 内容:今回の勉強会では、「スポーツとかかわる組織と基本法」のうち前回の続きの「スポーツ産業と基本法」(137頁-)を取り上げます。
  • テキストは「詳解スポーツ基本法」日本スポーツ法学会【編】成文堂 (2011/12/20 出版)¥3,360 (税込)を使用します。

前回第15回の勉強会では、「スポーツとかかわる組織と基本法」のうち「企業スポーツ」を取り上げました。教科書のこの部分は、実業団スポーツの廃部が続いているという少々古い前提に立って議論しているので、かなり出来が悪いことが判明しました。参加者が書き直した方がよいように思いました。 

 

 

 

 

 

第137回JOAコロキウム 報告

  • 日 時:2013年12月4日(水)18:00-20:00 (定例の第3水曜日)
  • 場 所:「新中野切手サロン」 (地下鉄丸ノ内線「新中野」下車、4番出口 徒歩1分 LAWSONのあるボニータビル6F)
  • テーマ:映像で見るオリンピックの歴史
  • 内 容:
    ①1996年アトランタ大会の開会式(NHK:日本語4時間 アナ:山本浩、草野満代)
    アトランタの開会式の国際映像のNHK版です。オリンピック100周年記念大会ですが、アメリカ文化満載でした。フラッグ隊、マーチングバンド、チアガールにゴスペル隊、そしてJohn Williams指揮の記念テーマ曲の演奏。子ども達が白い鳩やシンボルマークを描き出します。Gladys Knightが歌い上げたジョージア州歌Georgia on my Mindはさすがです。南部の文化が蒸気船のモチーフでも描かれました。黒人公民権運動の偉大な指導者であるキング牧師の有名な演説「I have a dream!」も紹介されました。ギリシャへのオマージュは圧巻の影絵パフォーマンスで!円盤投げ、槍投げ、弓、レスリング、スタジオン走が影絵シルエットで描かれました。弓は古代5種競技では不要でしょうが。入場行進が約2時間なので割愛。開会宣言はビル・クリントン大統領。サマランチ会長は世界中に武器を置いて欲しいと「オリンピック休戦」を訴えかけます。ボスニア・ヘルツェゴビナに平和が訪れたと言いましたが、さてさて。100人の子ども達が鳩の凧を持って走り回ります。8人の傑出したオリンピアンが紹介された後には、なんと97才のLeon Stukelj(1924パリ大会体操、スロベニア)が元気な足取りで登場。拍手喝采です。評判の悪かったマスコットは登場しませんでした。最終聖火点火者はご存じのモハメッド・アリです。パーキンソン病の左手が震え、やはり痛々しいシーンでした。・終了後は居酒屋談義。今回は参加者が少なく残念でしたが、話題は相変わらず豊富。今年のオリンピック関連10大ニュースは途中切れ。恒例のプレゼント交換大あみだくじは予定通り実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

第15回スポーツ基本法勉強会開催案内

第15回のスポーツ基本法勉強会は以下の要領で開催します。

  • 日時:11月28日(木曜日)午後6時から8時
  • 会場:スポーツマンクラブ(岸記念体育会館1階、渋谷区神南1-1-1)
  • 内容:今回の勉強会では、「スポーツとかかわる組織と基本法」のうち「企業スポーツ」(132頁-)を取り上げます。この前の部分で、国の役割、地方自治体の役割は既に読みましたので、その続きをやろうと思います。
  • テキストは「詳解スポーツ基本法」日本スポーツ法学会【編】成文堂 (2011/12/20 出版)¥3,360 (税込)を使用します。

前回第14回の勉強会では、以前既に取り上げた部分ですが、「国際競技大会と基本法」(71頁-)を取り上げました。オリンピック招致、これからの組織委員会 の立ち上げが本格化する中で、オリンピック招致や開催に基本法が具体的にどう役立つのか、役立ったのかを考えてみました。