JOAコロキウム 第242回開催報告&第243回開催案内(2023/2/6)

第242回JOAコロキウム開催報告

日 時:2023年1月25日(水)18時00分~20時00分
会 場:online開催
参加者:8名
テーマ:2030年冬季大会招致、神宮外苑再開発問題など

Ⅰ.情報提供と意見交換
1.2030年札幌冬季大会招致問題
・道新の調査結果(反対67%報道)を受けて、反対の実数はもっと多い?開催しないのが前提になっているのかも?
・「東京2020大会」の汚職事件・談合疑惑では、電通のせいにして何も責任をとらないJOCやTOCOG、手伝った人も含めて反省も一切ない問題。札幌招致も同様の構図であろう。
・札幌市長も道知事も腰が引けている。道新のあの報道があると言うことは、北海道の経済界も引いていることを承知。
・JOCが存在感示せていないのが気がかり。なにがしかの意見表明さえ示さない。
・ソルトレイクは2034年希望。開催するところがなくなるとアルマトイや北京のような強権・独裁国家しかない?
・地球温暖化問題で札幌も将来的に雪不足に?ウォータールー大学の調査では札幌は開催可能5都市に入っている。
・今の段階で札幌が返上したら世界からどういう評価を受けるか?OM推進上の責任はどうなる?
・今の状況では夏季五輪の負担が大きすぎる。屋内種目を冬季に移すような改革を。
・OMとしての日本の責任として、接遇やパーティなどの経費を半分にして経費節減を。それには強力なリーダーが必要だが、日本には不在である。
・このままでは、オリンピックの開催地がなくなってしまわないか? パラ関係者からも意見が何も出ないが…?
・このままずるずると進行して、札幌が開催せざるを得ない事態に陥ることが怖い。
・市と県との仲が悪い状態で開催された1998年長野冬季大会。第1回パラ大会に自費参加した地元出身の信毎の鷹野氏も無視された事実が紹介された。
・JOC・JPC共に、先人を尊ぶ精神無し、記録も何も無し。宮嶋氏はニュースステーションで取り上げたが…。

2.神宮外苑再開発問題
・Change.org上で、現行の再開発計画に反対して、改築中心で歴史的な競技場の保存と緑の杜の保全運動が展開されている現在の状況を説明。
・明治神宮自体の態度が不明。実際に競技場の維持費が大赤字なのかどうかも詳細が不明? 明治神宮は政治性が強い団体だが、経済的に困っているのは事実との情報も。
・神宮外苑の緑は大切にすべきだが、競技場がどういういきさつで建設されるのか?JSOS新設時には反対運動無し。
・神宮の杜100年、都知事は今後の100年の重要性を言うが、これまでの100年の歴史の重要性には言及せず。
・色々な問題が根っこで繋がっているので、縦方向ではなく水平方向で社会との繋がりの中で社会に訴える必要がある。
・2019年ラグビーW杯の結果でも今のラグビー人気の低迷ぶり。イベントではなく日常に落とし込まなければ問題が見えてこないし、その問題の解決にも繋がらない。
・先人の知恵に学ぶことの大切さ。伝えてくれる人である上の世代は今の若い人がどうなっているのか知らない。つなぐには?競技スポーツに関心がなくても遊びで動くような子どもになって欲しいが。世代間の分断はすごく深い。
・世代間格差も大だが、若者間でもギャップがすごい。一概には言えない。
・社会の中でスポーツがどう見られているか?このアスリートがどう受けとられているか? スポーツの中でだけ完結させたいスポーツ関係者。スポーツのことだけしか考えない。世界状況、日本の状況の中でオリンピックを開催して良いかなど、社会との繋がりで考えない体育会的発想。
・日本人の持っている「これだけやっておけば、その分野の専門家になっている」という発想。これでは、新谷仁美選手のような「2024年パリオリンピック大会は視野にはない」というような発言や考え方は理解できないし、スポーツ界から排除されてしまう。
・「これはスポーツ界だけでなく、音楽会もしかり」という意見も。
・伝統と先進、どちらかではなく両方必要でバランスの問題。自分事としてどう考えられるか? が重要。
・デモも一つの意見表明の行動であるはずなのに、反対運動というレッテル貼りに。実際には微調整のことを言っているのに過ぎないのに、という意見も。

3.その他
・ロシア・ベラルーシの選手参加問題、日中韓三カ国スポーツ担当大臣会議、e-スポーツのシンガポール大会開催など様々な問題に関して少しの意見表明。

 

第243回JOAコロキウム開催案内

日 時:2023年2月15日(水)18:00~
場 所:Online Zoom会議
中心テーマ:自由
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますので、ご準備ください。)
②意見交換:今回の共通テーマは特に定めません。参加者の皆様から何かご希望があればお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:online乾杯など自由に!
・定 員:15名程度、但し事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID、PW、URLをお送りします。
・会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
・情報交換会:ドリンクは各自で準備してください
☆入室・退室は自由です!
☆通信環境の状況次第によっては、入室できない、あるいは中断する可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:
 joa_colloquium*olympic-academy.jp(*は小文字の@に)

☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!
◎申込み締め切り:2023年2月12日(日)17:00

 

JOAコロキウム第241回開催報告&第242回開催案内(2023/1/16)

第241回JOAコロキウム開催報告

日 時:2022年12月22日(木)18時00分~20時00分
会 場:online開催
参加者:6名
テーマ:IOA大学院プログラム参加報告、2030年札幌冬季大会招致問題など

Ⅰ.情報提供と意見交換
1.IOAの大学院プログラム参加報告(原会員)
・原実季会員(千葉大院生)がIOAのMAプログラム(ペロポネソス大学修士プログラム)にも参加しているので、そのオリンピアでの3ヶ月間の授業参加の報告の概要です。
・受講生19名(20~50歳代)が濃い合宿生活。サウジアラビアの女性の初参加が話題となっていた。IOA施設の改修で快適な生活環境に。2人部屋でドイツの女性と相部屋。食事も改善されていた。
・5モジュール(古代オリンピック、近代オリンピック、スポーツ哲学、オリンピック教育、研究方法論):2週間の連続レクチャーと2週間毎の小レポートのハードな授業スケジュール。
・学んだこと:1.ディスカッション(全く異なる意見、背景・知識が異なる中での発言の配慮、率直な発言、リスペクト)、2.異文化コミュニケーション、3.集団生活、4.ギリシャ生活。
・中東参加者(サウジ・オマーンなどの富裕層)の意見:「女性の権利は守られているので西洋の報道はフェイクニュースだ、中東ばかり批判されるのはおかしい」などの考えかたも紹介。
・興味深かった授業:パトリック・クラストリス教授(ローザンヌ大学、政治学)の近代オリンピック成立当時の国際政治や平和運動との関連性(原さんのナショナリズム研究とも関連が深い内容)
・カタールのサッカーW杯観戦:ドイツ人学生の観戦ボイコットの主張もあった。食堂のテレビで共同観戦、応援しコミュニケーションも取れた。
・W杯でも黒人選手が多い。IOAの参加者も言葉などの同一性でグループ化する状況あり。
*以上の報告に応じて意見交換:
・人権問題も西側諸国の考え方だと否定する中東や中国の参加者たち。アジアの考えは多様だと。
・IOA内の2004年アテネ大会オリンピックミュージアムには入室できず。アテネのオリンピックミュージアムには訪問できず。

2.ロシア・ベラルーシの選手参加問題:
・NF関係の人は悩ましい問題のようである。ヨーロッパでは無理だがOCAでの参加の可能性はあるのかも。
・バッハIOC会長の最後の仕事、国際政治として「スポーツは政治を乗り越える力があるか?」
・現状でできることは? OCAの立場は? 
・IOCの考えには疑問であるという意見も。西ヨーロッパに変更しすぎのIOC、また、NOC・IFともに一枚岩になっている西ヨーロッパの考え方は怖いとの意見も。

3.2030年札幌冬季大会招致関連
・汚職・談合問題などの現状、札幌大会招致委員会は再計画せざるを得ないであろう。主会場問題、自然保護、IFからの要求などに応じて。
・東アジア連携の開催計画も重要であろう。平昌の施設利用なども考慮すべき。

Ⅱ.終了後は乾杯タイム。
・今回もonlineでしたが、2022年のスポーツ界5大ニュースなど様々な話題に関して自由に意見交換をしました。

第242回開催案内

・日 時:2023年1月25日(水)18:00~
・場 所:Online Zoom会議
・中心テーマ:自由
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますので、ご準備ください。)
②意見交換:今回の共通テーマは特に定めません。参加者の皆様から何かご希望があればお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:online乾杯など自由に!
・定 員:15名程度、但し事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID、PW、URLをお送りします。
・会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
・情報交換会:ドリンクは各自で準備してください
☆入室・退室は自由です!
☆通信環境の状況次第によっては、入室できない、あるいは中断する可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:
 joa_colloquium*olympic-academy.jp(*は小文字の@に)

☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!
◎申込み締め切り:2023年1月22日(日)17:00

 

第240回「20周年記念特別JOAコロキウム」報告&第241回開催案内(2022/12/18)

第240回「20周年記念特別JOAコロキウム」開催報告(概要版)

主 催:JOAコロキウム委員会
日 時:2022年11月30日(水) 19時00分~21時30分
会 場:online開催
参加者:25名(オリンピアの大学院セッションから3名の参加者も含む)
テーマ:「オリンピズムを次世代に:Olympism for the next generation!

◆MC飯塚俊哉(コロキウム委員)
◆Opening挨拶 
・望月敏夫(JOA会長)
・舛本直文(JOA副会長・研究委員会委員長):これまでのコロキウム20年の議論の推移も踏まえて
・海外からのメッセージ紹介
1.Prof. Leo Hsu(国立台湾体育大学、オリンピック教育研究)
2.Ms. Kim Lim(シンガポール・オリンピック・アカデミー・フェロー、小学校校長)
3.Prof. Cesar Torres(SUNY Brockport教授:スポーツ哲学、オリンピック研究,IOA lecturer)
4.Prof. Jim Parry(チャールズ大学、チェコ、元リーズ大学教授、IOAレクチャーアドバイザー& lecturer)
5.Prof. Vassil Girginov(ブルネル大学、英国、オリンピック研究)

◆語り部から: 「私が観た、感じた、オリンピズムとは」 
・吹浦忠正さん(JOA会員)→4度の日本開催のオリンピックに「国旗担当」として関わって
 世界の国旗のサイズ規格統一、美智子妃殿下の発案による日赤語学奉仕団参加体験、国旗・国歌はオリンピックに本当に必要か?(若手への問いかけ)

・宮嶋泰子さん(JOA会員)→テレビ取材において印象に残る2つの大会の開会式
好印象:リレハンメル冬季大会:テレビ取材の苦労、開会式の平和メッセージ、Green Olympicのはしり、カタリ-ナ・ヴィットとヨハン・オラフ・コスいう選手達の存在(反戦歌の利用やOlympic Aide →Right to Play人権活動家)
否定的印象:ソルトレイク冬季大会:グランドゼロの星条旗利用、ブッシュ大統領の開会宣言の政治利用

・佐藤次郎さん(コロキウム委員)→長年のオリンピック取材を通して:「原点を思い起こそう。さもないと・・・」
 余りに多くのものを背負わされたオリンピック、スポーツにはいろんな要素があるが「オリンピックはスポーツの祭典」という原点を思い起こそう。ビジネス化やショー化されたオリンピックでは批判されオリンピック離れ生ず

・森田明彦さん(JOA会員)→オリンピック・パラリンピック人権コミュニケへの努力
 2012年ロンドン大会閉会時の大会開催4か国による「人権コミュニケ」を引き継いで「東京2020大会」でも「人権コミュニケ」を、2022年IOCも人権戦略フレームワークを策定、2016年以降の日中韓東アジア3か国のスポーツ大臣会合と平和希求宣言、2024年江原道YOGでの人権憲章の採択などの動向

◆若手からの応答: 「これからのオリンピズムに向けて」質問と感想を含めたコメント
・藤木 悠さん(東海大学大学院生):応答の相手=>吹浦さん
 国旗研究者としての自身へのインパクト、オリンピズム館の変容は?東京大会にボランティアとして参加して「オリンピックらしさとは何か?」考えたい。

・都筑則彦さん(NPOおりがみ代表、千葉大学院生):応答の相手=>宮嶋さん
 対話やディスカッションの好例の大会は?どうすればディスカッションできるか?世界の現状とオリンピック運動のありかたは?

・唐沢あゆみさん(日本体育大学院生):応答の相手=>佐藤さん
 オリンピックの文脈でのスポーツの意味は?オリンピックならではのものとは何か?原点とは何か?

・山本華菜子さん(上智大学卒業生、上智大学ソフィア オリンピック・パラリンピック 学生プロジェクト Go Beyond 創始者・初代共同代表、元師岡研ゼミ生):応答の相手=>森田さん
 スポーツと平等・自由や差別のない世界のためといいつつ不利益を被る人が存在、オープンディスカッションは?考えの多様性の中でもメディアによる発言の切り取りの問題指摘

◆全体のQ&A
・師岡文雄さん(JOA会員):大学連携LNW紹介
・中森康弘さん(JOA会員):「東京2020大会」の振り返りと「2030年札幌招致」関連
・Jim Parry教授:オリンピア(IOA大学院セッションの参加者と一緒に)からのグローバルな激励メッセージ

◆Closing 
・閉会挨拶(舛本)
・MC飯塚俊哉

 

第241回開催案内

・日 時:2022年12月22日(木)18:00~
・場 所:Online Zoom会議
・中心テーマ:自由
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますので、ご準備ください。)
②意見交換:今回の共通テーマは特に定めません。参加者の皆様から何かご希望があればお寄せ下さい!
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:online乾杯(忘年会&望年会)!
・定 員:15名程度、但し事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID、PW、URLをお送りします。
・会 費:無料(Zoom利用の経費はJOA負担です)
・情報交換会:ドリンクは各自で準備してください
☆入室・退室は自由です!
☆通信環境の状況次第によっては、入室できない、あるいは中断する可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!
◎申込み締め切り:2022年12月20日(火)17:00

 

役員候補者選考委員会編成に関する公示

公 示

2022年11月20日

                   特定非営利活動法人 日本オリンピック・アカデミ(JOA) 会 長   望 月 敏 夫

 

JOA役員候補者選考規程第2条2項により、役員選考委員会を本日付で編成しました。
2023年-2024年度役員候補者選考委員は以下の4名(50音順)です。

 

井上 雅規(正会員)

岡山 憂(正会員)

真田 久 (理事)(委員長)

田原 淳子(理事)

 

JOA役員候補者選考規程第4条により、理事及び監事候補者に立候補を望む正会員は、役員候補者選考委員会編成後1ヵ月以内に正会員3名以上の推薦を得て、「役員候補者選考委員長宛て」の書面を作ってJOA事務局(東京都新宿区霞ヶ丘町4−2 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 4階)に届け出てください。

以上

 

 

第45回JOAセッション開催要項/参加申込み案内

日本オリンピック・アカデミー「2022年度第45回JOAセッション」の開催概要をご案内します。

JOAセッション2022のPDF版開催要項(PDF)をダウンロードする

専用の参加申し込みフォームがあります(参加申し込みは締切りました) 

オリンピズムの普及・浸透にとってのTOKYO2020

 “オールジャパン”のかけ声で国民の参画を呼びかけた東京 2020 大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、史上初の 1 年延期となるなど変容を余儀なくされた。コロナ以前の期待値に照らして振り返ってみても、無観客開催やボランティアの辞退など不完全燃焼となった感は否めない。それでも開催の遂行と周到な準備過程を通じ、得られた成果や意義は小さくないはずである。

 JOAでは、東京 2020 大会開催が決定した 2013 年の翌年より「オリンピズムの普及と浸透」を活動目標に掲げ、JOAセッションにおいてはオリンピック教育や組織連携、オリンピックミュージアムなど、オリンピズムの普及と浸透に不可欠、効果的とみられるツールや機会、場などの役割やあり方を展望してきた。

 そこで本セッションでは、東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会公式報告書など、今年になって様々な大会総括が行われたことも踏まえつつ、東京 2020 大会の価値を改めて評価したい。特に東京大会が、こうしたツールを実際にどう活用しつつ、オリンピック(或いはパラリンピック)運動の本質を社会に伝え、いかなるレガシーを残そうとしたのかを振り返り、JOAの今後の課題と役割を考える機会としたい。

プログラムのダウンロード
(JOA会員には会員用メーリングリストを通じファイルを開くためのパスワードが通知されます)

<日時> 2022年12月11日(日) 13:30〜16:20

<会場> 明治大学 和泉キャンパス メディア棟 M302 およびオンライン(zoom)

<主催> 特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー(JOA)

<後援>(予定)
国際オリンピック・アカデミー
国際ピエール・ド・クーベルタン委員会
スポーツ庁
独立行政法人日本スポーツ振興センター
公益財団法人日本オリンピック委員会
公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会
公益財団法人日本スポーツ協会
公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会
特定非営利活動法人日本オリンピアンズ協会

<協力> 筑波大学オリンピック教育プラットフォーム

<参加資格と参加費> JOA会員のみの参加とし、対面およびオンラインともに無料
 *会員の紹介がある学生、会場校の在学生は参加可(無料)

【参加申込みについて】
 期限:2022年12月2日(金)専用フォームよりお申し込み下さい。)

 参加申込み専用フォームにアクセスする(参加申し込みは締切りました)
  申し込み受付メール内に当日の接続情報が記載されています。
  当日まで大切に保管してください。

<プログラム>
13:30〜13:45 オープニング

主催者挨拶  望月 敏夫 JOA会長
御来賓挨拶  登壇者未定

13:45〜14:15 基調講演
「オリンピック史における東京2020大会」
  真田 久 IOA科学委員会委員、元・東京2020組織委員会参与

古代・近代のオリンピックの歴史において、東京2020大会はどのような大会として特筆されるべきか、大会公式報告書に触れながらも、それには収まらないオリンピックの新たな価値創出と課題を振り返る。

14:30〜16:10 パネルディスカッション
「東京2020大会はオリンピズムの普及・浸透にどう貢献したか」

 昨年のJOAセッションでは、オリンピズムの普及・浸透の面からJOAが近年注目してきた学校やホストタウン、スポンサー、競技団体に焦点を当ててその影響等について検討した。本年度はさらに大学連携、日本オリンピックミュージアム、聖火リレーを取り上げ、その取り組みと成果を振り返るとともに、大会に関わる様々な問題など、昨今の社会情勢も鑑みながらJOAの今後の取り組みついて考えるヒントを得たい。

モデレーター:結城 和香子 JOAセッション委員

①大学連携による大学と学生の変化
  朴 ジョンヨン 神田外語大学体育・スポーツセンター准教授

2015年から全国の外語大学の連携のもと、通訳ボランティア育成プログラムが始められ、平昌2018大会、東京2020大会に学生たちを送り出した。ボランティアとして参加した学生の意識変化と効果、さらに全国外語大学連携の今後の展望等について語っていただく。

②日本オリンピックミュージアムを中心としたオリンピアンの活動
  谷本 歩実  JOC理事/オリンピアン(柔道)

東京2020大会に向けたミュージアムでの取り組みとともに、JOCのオリンピック・ムーブメント活動におけるオリンピアンの関りやそこにある課題等について語っていただく。

③聖火リレーが灯した人々の心の灯
  田口 亜希 東京2020大会聖火リレー公式アンバサダー/パラリンピアン(パラ射撃)

Hope Lights Our Way/Share Your Lightのコンセプトの下、コロナ禍で大きく変容した聖火リレーは、人々にどんな影響を与えたのか。オリパラを通じ選手村の副村長だった体験も踏まえて、東京五輪・パラリンピック開催が社会に残した変化や今後への課題を語っていただく。

16:10〜16:20 閉会スピーチ
  舛本 直文 JOA副会長

*懇親会は開催いたしませんのでご承知おきください

 

専用の参加申し込みフォームにアクセスする(参加申し込みは締め切りました)

JOAセッション2022のPDF版開催要項(PDF)をダウンロードする

【セッションに関するお問い合わせ】
JOA事務局アドレス
 inform@olympic−academy.jp
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