年別アーカイブ: 2017年

第185回JOAコロキウム 報告

第185回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年12月12日(火)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」

・参加者:13名(ゲスト2名、学生2名含む)(情報交換会は12名参加)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本、今井、谷口会員)
2020年大会調整委員会(コーツ委員会)の来日(今井会員)、平成29年度戦略的二国間スポーツ国際貢献事業-パラリンピック参加国・地域拡大支援、東京大会マスコットの投票について(以上、谷口会員)、マレーシアNOAセッション参加中報告(時田)、ロシア選手団平昌大会参加問題各種報道、2020年東京大会マスコット公表関連各種情報、五輪組織委員会3万超客席削減案提案、「共生ホストタウン」6自治体発表(以上、舛本)

②若手報告:11月29日パラリンピック1,000日前イベント視察報告(青柳、谷口両会員) 
サポート要員として参加した谷口さん、アクセシビリティは課題だらけとの報告。I’m Possibleの紹介コーナーに参加した青柳さんから報告があった。

③2010年バンクーバー冬季パラ大会:総集編『世界に挑んだアスリート達』(NHK:約1時間)
松本克也アナ。4競技の物語:(1)チェアスキーアルペンチーム(森井大輝、狩野亮)vsブラクセンターラーの長年の戦い、一矢を報いる。(2)クロカンクラシカル新田佳浩選手のトリノのリベンジ、10kmと1kmスプリントの勝利、家族の喜びも、(3)車椅子カーリングチームの3勝6敗の大健闘の戦い、(4)アイススレッジホッケーチームの準優勝の戦い、ファン・ヨンデ賞受賞した遠藤選手の活躍も、(5)太田涉子選手の銀メダル、閉会式も。追加でチェアスキーの用具改良の取り組みシーンを大会事前のNHK映像で確認もしました。

④情報交換会:
今回は忘(望)年会も兼ねての大阿弥陀籤大会も開催。12名による居酒屋談義。寄席鍋をつつきながら、様々な論議に花が咲きました。これが、JOAコロキウム最後の「もんし」会となりました。

 

<JOA事務局アドレス>inform@olympic−academy.jp(スパム対策のため全角表示しています)

 

第21回マレーシアNOAセッション派遣について(募集)

毎年開催されているマレーシアNOAセッションの案内が届きました。セッションに応募される方は、JOA事務局メールアドレス宛にメール表題を「マレーシアNOAセッション派遣の応募について」として、ご連絡ください。 担当委員会より折り返しエントリー用紙をお送りいたします。

第21回 マレーシア・オリンピック・アカデミーセッション
JOAへの応募の締め切り:2017年11月19日(日)(応募を締め切りました)

セッション期日:2017/12/11 – 12/15
メインテーマ: オリンピズム
場所: Wisma OCM, Kuala Lumpur他
年齢:25歳 (20)〜35歳
費用:日本・マレーシア間の交通費は参加者負担。マレーシア国内の交通費、食費、宿泊はマレーシアNOAが負担。
募集人数:  1名

第21回マレーシアNOAセッションの日程表(PDF)

JOA事務局メールアドレス
inform@olympic.academy.jp
(スパム対策のため全角表示しています。すべての文字を半角に変換してメールをお送りください)

 

 

第40回JOAセッション開催要項/参加申込み案内

2017年度第40回JOAセッションの開催概要をご案内します。

JOAセッション2017のPDF版開催要項をダウンロードする

 

テーマ:オリンピック・ムーブメントにおける文化的活動の意義と展開

 オリンピックは、スポーツとは対極的と見られがちな「文化」にも重きを置いている。
 「芸術競技」や「芸術展示」が行われた時代があったし、2010年から始まったユース・オリンピックでは「文化・教育プログラム」が導入され、2020年の東京オリンピックに向け「文化オリンピアード」が進行中である。
 わが国のオリンピック・ムーブメントに目を向けてみても、オリンピック映像と音楽からなる「オリンピック・コンサート」が例年、定期的に上演され、2019年には「日本オリンピック・ミュージアム」(仮称)のオープンも予定されている。
 このように、オリンピックにおいて文化的な事業や活動に重きが置かれるのは、大会に彩りを添えたり盛り上げを図ったりするためなのであろうか、あるいは、スポーツの社会的地位の向上に文化の力が欠かせないのであろうか?
 このたびのJOAセッションでは、オリンピックが文化を重視する理念について、クーベルタンの理想やIOCの行動に沿って理解を深めると共に、オリンピック・ムーブメントにおける文化的活動の実態と課題を把握する。これにより、オリンピズムの普及と浸透に寄与するオリンピック・ムーブメントとしての文化的活動ならびに東京2020に向けた文化プログラムの望ましいあり方を展望したい。

 

<日時> 2017年12月16日(土) 13:00〜16:30  (懇親会16:45〜)

<会場> 国士舘大学 多摩キャンパス
     メイプルセンチュリーセンター多摩(MCCT)3階301教室
     〒206-8515 東京都多摩市永山7-3-1
     ※最寄り駅:永山駅(京王相模原線・小田急多摩線),
      永山駅から無料スクールバス運行

<主催>
 特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー

<共催>
 国士舘大学体育学部附属体育研究所

<後援>
 国際オリンピック委員会,国際オリンピック・アカデミー
 国際ピエール・ド・クーベルタン委員会
 外務省,スポーツ庁
 独立行政法人日本スポーツ振興センター
 公益財団法人日本オリンピック委員会
 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会
 公益財団法人日本体育協会
 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
 一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター
 一般財団法人日本パラリンピアンズ協会(申請中)
 特定非営利活動法人日本オリンピアンズ協会(申請中)

<協力>
 筑波大学オリンピック教育プラットフォーム

<内容・進行>
12:15 受 付
13:00 開会式
 
オリンピック賛歌
 主催者挨拶  笠原 一也 日本オリンピック・アカデミー会長
 共催者挨拶  角田 直也 国士舘大学副学長・体育学部附属体育研究所長
 来賓挨拶   勝又 正秀 スポーツ庁オリンピック・パラリンピック課長

13:20〜14:00 基調講演
「オリンピズムにおける文化・芸術 クーベルタンの理想」

◯和田 浩一  フェリス女学院大学教授

 今日の「文化プログラム」は「芸術展示」をはさんで「芸術競技」に端を発するが、それらはクーベルタンの理想と無縁ではない。かれがスポーツだけではなく芸術、文化を重視した理由に遡ってみたい。

14:15〜15:45 パネル・ディスカッション
「オリンピック・ムーブメントの文化的活動例に学ぶ」

 IOC、JOC、組織委員会などが推進するオリンピック・ムーブメントについて、特に文化・芸術に関わる具体的な活動事例に着目し、それらのねらいや内容、評価などをうかがうことを通して改善点や課題を見極めると共に、東京2020大会に向けた文化プログラム推進に役立つ見識を得たい。

(パネリスト)
◯藤原 庸介 JOC理事(2014年南京ユース・オリンピック日本選手団団長)

 IOCが2010年より始めたユース・オリンピックで行われているCulture And Education Program(CEP)について、特に、文化的活動の内容と効果、JOCやNF、参加選手らの前後の取り組みなどをうかがう。

◯吉本 光宏 ニッセイ基礎研究所 社会研究部研究理事

 2012年ロンドン大会における「文化プログラム」の内容、成果を紹介すると共に、2020年東京大会「文化プログラム」の理念・枠組を確認し、これまでの代表的な取り組みを振り返り、2020年に向けた最重要課題をうかがう。

◯柳谷 直哉 日本オリンピック委員会 オリンピック・ムーブメント推進部部長

 JOCのオリンピック・ムーブメントにおける文化的活動の体系について、また、2019年オープン予定の「日本オリンピック・ミュージアム」(仮称)の計画について、オリンピズムの普及に関わる取り組みを中心にうかがう。

(コーディネーター)
◯新名 佐知子 JOAセッション委員、秩父宮記念スポーツ博物館主任学芸員

16:00〜16:30 総括講演
◯舛本 直文 首都大学東京特任教授

16:45〜18:15 懇親会

<参加費>
会員1,000円、非会員3,000円、学生無料

 

【参加申し込みについて】
次のいずれかの方法でお申し込み下さい

■JOAホームページから 

専用の申し込みフォームがございます

■ファクシミリでのお申し込み

送信先:(03)5300-1240 JOAセッション2017事務局(担当:後藤光将)

自由書式にて、次の6点をお知らせ下さい。
  ①氏名(ふりがな)
  ②会員種別(正会員、一般会員、非会員の別)
  ③勤務先名称(学生の場合は学校名と学部生・大学院生の別)
  ④連絡先メールアドレス
        ⑤電話番号
  
⑥懇親会の出欠

申込期限:2017年12月6日(水)必着

 

【懇親会のご案内】

 会 場: 国士舘大学多摩キャンパスMCCT 2階食堂
 時 間: 16:45〜18:15 
   *多少の前後が予想されますのでご了承下さい

【懇親会費】

 懇親会費:5,000円、学生2,000円
   *当日受付にて領収証と引き換えにてお預かりします

【セッションに関するお問い合わせ】
JOA事務局アドレス
 inform@olympic−academy.jp
 (スパム対策のため全角表示しています)

 

参加を申し込む(クリック)

PDF版の開催要項をダウンロードする

 

 

 

第184回JOAコロキウム 報告

第184回JOAコロキウム 開催案内

・日 時:2017年11月29日(水)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」
      
地下鉄丸ノ内線「新中野」4番出口徒歩1分LAWSONのあるボニータビル6F

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

・内 容:

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本・吹浦)

毎日新聞ビル社屋国旗装飾報告他(吹浦会員)、スポーツ学会「オリンピック・パラリンピック休戦アピール」、五輪ボランティア、ラグビーW杯経験者に優先枠(読売)、パラ選手と共生社会の街づくり 政府支援、五輪後定着目指す(毎日)、ロゴはエンブレムの野老氏に依頼 五輪直前の文化プログラム(東京)、東京五輪式典演出は日本人監督で 組織委の森喜朗会長、見解示す(東京)、東京2020Nipponフェスティバル、東京2020大会に向けたボランティアシンポジウム(以上、組織委)、IOC launches Olympic brand campaign “Become The Light”(IOC)(以上、舛本)

②アムステルダム旅行記:11月9-14日の間、アムステルダム訪問し、1928年大会のオリンピックスタジアムを訪問した。残念ながらオリンピック・ミュージアムは閉鎖しなくなっていた。オリンピック史上初めて聖火を灯したマラソンタワーとスタジアムは残存。エントランスの両側は工事中、何ができるのか?スタジアムも閉まっていて三段跳び金メダリストの織田幹雄の名前を発見できず。1936年ベルリン大会にて授与されたオリンピック・オークを確認。ヨハン・クライフコートがバスケコートに替わっていた。

③2010年バンクーバー冬季大会:開会式ダイジェスト+日本チームの挑戦(NHK:約1時間)

渡辺憲司アナ、益子直美ゲストで開会式のダイジェスト版。開会式では、ミカエル・ジャン総督の開会挨拶。障害者ダンスやカナダ国歌の独唱なども障害者によるもの。フィールドでは子供たちのパフォーマンス。選手団の入場。パラのマスコットのスーミも空中から登場。ネイティブの人達のダンスも披露する。聖火リレーでは、障害者ランナーのテリー・フォックスの両親が聖火ランナーに。15才の障がいを持つ少年が最終点火者に。

その後は、5競技の見所:バンクーバー大会に挑むチェアスキーチーム(森井大輝、狩野亮)vsブラクセンターラー、アイススレッジホッケーチーム(遠藤主将はファン・ヨンデ功績賞受賞)の戦略、車椅子カーリングの技と見所、片腕のクロスカントリーランナー新田佳浩選手も登場した。 

④情報交換会:ここから3名が駆けつけ参加。おでんや鍋料理が美味しい季節。様々な論議に花が咲きました。

 

 

 

 

第183回JOAコロキウム 報告

第183回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年10月24日(火)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」

・参加者:11名(ゲスト1名、学生1名含む)(情報交換会は9名参加)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本・青柳・吹浦)
11月3日(金)日本スポーツ学会講演会(河合純一、国士舘大学)、「国士舘100年祭」講演会(鈴木大地、国士舘)、「I’m POSSIBLE」教材活用WS報告(以上、青柳会員)、10月28日大会1,000日前イベント:毎日新聞ビル社屋国旗装飾、都オリパラ教育学習帳国旗改訂、他(吹浦会員)、インスブルック辞退に学ぶ、スイス政府がシオン市2026冬季大会招致を支援、IOCが2026年冬季大会招致新方式を提示、ロゲ前IOC会長のYOGは予想以上の成功との談話、10月24日平昌大会聖火採火式情報(以上、舛本)

②2004年アテネ・パラリンピック大会総集編(NHK放送1時間)
野村優夫アナ、ゲスト益子直美、現地アテネ永井伸一アナ:アテネ・パラリンピック大会での閉会式はバス事故での高校生死亡を受けて黙祷から。閉会式も簡素化で。選手団入場時に次回開催国中国は「See you in Beijing 2008」の横断幕。クレイブンIPC会長挨拶の後、アテネ市長から北京市長へのフラッグ・ハンドオーバー・セレモニー。ここでは北京組織委員から「私の夢、オリンピアから紫禁城へ」と題して、千手観音もどきのパフォーマンス。競技映像の前に、車椅子アーチェリー選手とゴール・ボールチームがゲストスピーチを展開。両競技の様子も紹介。初出場のゴール・ボールチームは銅メダル獲得し、明るい談話を披露。次回開催国である中国の障害者スポーツ振興の様子の紹介。6,000万人の障害者を抱える中国の障害者スポーツとパラ強化策。最後が日本人パラアスリートの活躍の映像:柔道(藤本聡、加藤裕次)、陸上(高田稔浩、安岡チョーク、土田和歌子、畑中和、高橋勇市)、車いすテニス(斉田悟司、国枝慎吾)、水泳(河合純一、成田真由美)らのメダルラッシュを紹介。ゲストトークの合間に見たカナダVSオーストラリアの車椅子バスケットボールの決勝は、シュート力、チェアワーク、ボール回しなどのスキルが素晴らしい。両チームの選手達のオフェンスとディフェンスの駆け引きはなかなかの見物であった。カナダのアンダーソン選手の力強いプレーが際立ち、カナダの勝利であった。

 

<JOA事務局アドレス>inform@olympic−academy.jp(スパム対策のため全角表示しています)