オリンピック教育・研究」カテゴリーアーカイブ

JOAセミナー&オリンピック・レクチャー028開催案内

下記要項にて、JOAセミナーおよびオリンピック・レクチャー028を開催いたします。

  • 非会員で参加をご希望の方は、JOA事務局までメールにてご連絡ください。
  • 会員は、当日15時より総会が実施されますので、総会出欠届とあわせてレクチャーへの出欠をご提出ください。

会員専用「総会・セミナー・レクチャー出欠届」のページを見る(クリック)

日 時::2017年5月28日(日)
JOAセミナー 9:30~12:45 (参加費1,000円、学生無料)
JOAオリンピック・レクチャー028 13:15−14:15(参加費無料)

場 所:明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン9階309B
http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html

昼食代:500 円(要・申込み)

 

◆JOAセミナー◆9:30−12:45

<JOAセミナーの目的>(海外セッション派遣委員会)

国際オリンピック・アカデミー(IOA)が毎年オリンピア等で開催する各種セッションに参加する JOA 会員の事前研修・情報伝達を主目的に、他の会員等も自由参加して、毎年開催している。今回は、今年度IOA各種セッションの共通テーマである「スポーツとオリンピック・ムーブメントにおけるガバナンス」を中心に討論を行う。

<本年のセミナーの内容>

開会の挨拶: JOA会長 笠原 一也 /海外セッション派遣委員会委員長 望月 敏夫

第1部 講義と討議(各テーマ講義20分、質疑応答5分)

(1)オリンピック憲章及び第2期スポーツ基本計画における”ガバナンス”
真田 久(JOA副会長、筑波大学)
(2)ガバナンス概念の国際的由来とオリンピック界における適用
望月 敏夫(JOA理事、早稲田大学招聘研究員)
(3)競技団体のガバナンス
藤原 庸介(JOA副会長、JOC理事)
(4)2020東京大会におけるガバナンスの状況
雑賀 真(元東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会チーフコンプライアンスオフィサー)

第2部 IOA等セッション参加経験者と本年参加者との意見交換

(1)IOA等セッション参加経験者と本年参加者との意見交換 (所属は派遣時)
・ 第14回 NOA理事者セッション  大津 克哉(東海大学)
・ 第56回 IOA青年セッション  福田 佳太(筑波大学大学院)、早川 怜菜(明治大学)
・ 第20回マレーシアNOAユースセッション  杉並 伸勉(筑波大学大学院)、早川 怜菜(明治大学)
・ 第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)ボランティア参加報告  唐澤 あゆみ(オフィシャルボランティア、東海大学)
(2)本年の青年セッション参加者によるプレゼンテーション
青柳 秀幸(国士舘大学院)、時田 瞳(日本体育大学大学院)

 

◆ JOAオリンピック・レクチャー028 ◆ 13:15−14:15

テーマ:TOPとしてのオリンピック・ムーブメントへの貢献

趣 旨:
IOCが推し進めるオリンピック・ムーブメント(OM)は、NOCだけでなく、多様な組織が様々なかたちで参画し、展開されている。IOCのスポンサーを務める企業もまた、「パートナー」として、OMの進展に大きな役割を担っている。オリンピック大会の開催に、高度な技術や多額の費用を要するようになった今日、企業の技術的・資金的支援といったサポートは、欠かすことができないものとなっている。
パナソニック株式会社は、1988年のカルガリー冬季大会から、IOCの最上位のスポンサー(TOP)をつとめており、現在のところ、2024年までこの契約は締結されている。IOCが創設したこのスポンサーシッププログラムに、設立当初から継続して契約している企業は、世界的にも稀有な存在である。パナソニック株式会社は、OMのどのような点に賛同し、支援を続けているのであろうか。
東京2020大会を3年後に控えた今、オリンピック大会への機運は高まりつつあるが、オリンピズムに対する理解が深まってきたとは言い難い。オリンピズムという理念を普及し浸透させていくために、今一度OMの価値を認識するとともに、その展開方法を検討していく必要があるのではないだろうか。

本レクチャーでは、OMへの貢献という、JOAと共通の目標を有するパナソニック株式会社が、TOPとしての使命をどのように受け止め、今後どのように果たそうと考えているのか学び、OMをより進展させるためJOAは何ができるのか、その可能性を考える機会としたい。

 

講 師:園田 俊介 氏
(パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部 宣伝部 スポンサーシップイベント推進室 室長)

 

 

第177回JOAコロキウム 報告

第177回JOAコロキウム 開催報告

日 時:2017年4月19日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:11名(情報交換会から1名)

テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

① オリンピック関連情報の提供(舛本・吹浦)
東京2020年教育プログラム関係、2018平昌教育カリキュラム、ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言署名式、受動喫煙防止策、I’mPOSSIBLEシンポジウム案内、男性自認のレスリング選手、女子大会でV 米で波紋、開発と平和のためのスポーツ国際デー関連ニュース、石川幹子さんインタビュー「新競技場に欠けたもの」など。小学校道徳教科書「東京オリンピック 国旗に込められた思い」(吹浦さん)

②組織委員会NOC担当部署の活動報告(谷口さん)
オマーンで開催されたOCAの地域フォーラムに参加して、Gender Equalityが中心議題となったこと。女性の参加者が多く、イスラム研からも参加者が多いとの報告。4月17日にはJOCが「NOCビジット」にようやく参加したときの報告。TOCOG内のNOC担当部局は現在6名体制で多忙である様子が報告された。

③ 2010バンクーバー冬季大会の公式記録映画(Bud Greenspanが死去後チームによる編集:英語版後半)
Bud Greenspanが完成を待たずに死去し、残った彼のチームが完成させた記録映画です。第3話:スピードスケートのクララ・ヒューズ物語。カナダのゲータン・ブッシュの活躍に憧れスケートも。1996年アトランタ大会の自転車競技で銅メダル、トリノの5000mスケートで金メダルを獲得し、夏冬両大会でメダリストとなった初の女子選手。バンクーバーでも3位になっている。彼女はヨハン・オラフ・コスのRight to Playに賞金を寄付し活動も担っている。第4話:ノルディック種目でアメリカの男子チームが活躍する物語。ビル・デモン、ジョニー・スピレーン、トッド・ロドウィックの3人が男子複合団体で銀メダル、個人でも10kmラージヒルで1,2位となっている。第5話:骨折しても走り抜いたクロカンのペトラ・マジッチ物語。スプリント予選の練習中に転倒・コースアウトして肋骨5本も骨折したが、決勝も出場して3位となった激痛に耐えながらの不屈のレースぶり。最後はアイスホッケー物語。カナダの国技であるホッケーの歴史から男女の英米の闘いを描く。「Hockey is a Canada’s Game」というプラカードを掲げて応援する観客も。予選でアメリカに負けたカナダが決勝で雪辱する。バンクーバーの街中はテレビ観戦する人たちで一杯。記録映画は、相変わらずの過去の因縁やライバルなどの対決の物語にインタビューを加えた構成である。

 

<JOA事務局アドレス>

inform@olympic−academy.jp
(スパム対策のため全角表示しています)

 

 

第176回JOAコロキウム 報告

第176回JOAコロキウム 報告

日 時:2017年3月21日(火)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:14名(情報交換会から1名参加)

テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

内 容:
① オリンピック関連情報の提供(舛本)
IOCの2024・2028オリンピック招致関連記事、開催都市のジェンダー契約条項、2020年関係では、霞ヶ関CC女性正会員問題記事、男女混合競技の導入、大会経済波及効果、聖火リレー問題など。その他、AOCのASPIRE教育ニュース、AOC会長選挙情報、など。

②第8回札幌冬季アジア大会ボランティア参加記(今井氏)
32ヶ国と最多の国々が参加した冬季大会。約4,000名のボランティアが大会を支えた。9割は札幌近郊から。開会式の輸送とホテルのボランティアを担当された今井氏の報告。東チモールからの参加はニュースになっていました。

③ トリノ視察報告(舛本)
2月末に冬季大会後10年経過したトリノを再訪した。トリノ大学のオリンピック・メガイベント研究所OMEROと選手村跡地の活用、オリンピック休戦の壁の確認が主な目的であった。写真を元に、OMEROで得たレガシーの様子、民間の平和運動団体SERMIGの視察、市の都市開発センターでの取材、選手村跡地の様子、Lingottoオーバルや希望の架け橋など報告。選手村跡の利用では空き部屋も多いようで、共用施設の荒廃ぶりなど残念な風景を紹介した。

④ 2010バンクーバー冬季大会の公式記録映画
(Bud Greenspanが死去後チームによる編集:英語版前半)
Bud Greenspanが完成を待たずに死去し、残った彼のチームが完成させた記録映画です。開会式ではリュージュの練習中に事故死したジョージアのノダル・クマリタシビリ選手への弔意がIOCロゲ会長から示されました。第1話:女子モーグルのジェニファー・ハイル(カナダ)とハンナ・カーニー(アメリカ)のトリノ大会からの因縁の対決。トリノ大会から雪辱したカーニーの滑りとジャンプ。上村愛子は登場せず。第2話:フィギュアスケートペア競技の中国の3チーム対ロシアのサフチェンコ・ゾルコヴィ組の戦い。中国の申雪・趙宏博組が中国のペア史上初の金メダル獲得。龐清・佟健組は2位となった。両組とも過去にリンク上でプロポーズしたカップルである。従来、最強であったロシアペアは3位に沈んだ。相変わらずの過去の因縁やライバルなどの対決の物語にインタビューを加えた構成である。

 

<JOA事務局アドレス>

inform@olympic−academy.jp

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「JOA研究委員会フォーラム」開催概要報告

「JOA研究委員会フォーラム×ファッションスタディーズ」

【開催趣旨】

2020年東京大会に向けてオリンピック・パラリンピックへの関心が高まる中で、JOAの中長期目標である「オリンピズムの普及と浸透」という課題に照らし、JOA会員や関係者の協同によるオリンピック・パラリンピックをテーマとした研究・調査報告等を広く紹介していくことを目的として、今回、以下のような「JOA研究委員会フォーラム」を特別に開催することにいたします。

【開催概要】

・共  催:NPO法人日本オリンピック・アカデミー(JOA)オリンピック研究委員会、

ファッションスタディーズ

・日  時:2017年1月28日(土)13時~17時

・会  場:田中千代ファッションカレッジ (東京都 渋谷区 渋谷1-21-7)

https://www.tanakachiyo.ac.jp/access/

・参加者数:53名(内訳:JOA会員10名(内学生1名)、一般43名)

・実行委員会:今井明良、深山計、飯塚俊哉、篠崎友亮の各氏

 

【発表概要】

(開会挨拶)
・JOAについて: JOAオリンピック研究委員会 舛本直文委員長
・ファッションスタディーズについて:ファッションスタディーズ 篠崎友亮代表
・田中千代ファッションカレッジについて:田中千代ファッションカレッジ 佐藤崇先生

 

1)「1964年オリンピック・ユニフォームの研究」
   安城寿子さん(JOA会員:服飾史家、文化学園大学ほか非常勤講師)

1964東京大会の開会式で着用した公式ユニフォームのブレザーについて、通説ではVANジャケットのデザイナー石津謙介氏のデザインによるものとなっており、様々な記事、紹介等でもそうされていた。 実際には、当時まだ主流ではなかったが、ヘルシンキ大会等のユニフォームをデザインした仕立服日彰堂のテーラー望月氏が、秩父宮様から「ブレザーとは国を表す色で作るものである。」との言葉を基に悩みながら作り上げたものであった。安城氏は、当時の資料や関係者の証言からその事実を明らかにし、正しい歴史を明らかにした。「新しいものを作るには、過去の歴史から学ばないと良いものにならない。」という安城氏の言葉は、今後の物作りにとって示唆に富むものであり、ファッション業界を含む参加者に感銘を与えるものであった。 ※研究発表の資料として、1964年日本選手団の実物のユニフォームを紹介した。

 

2)「二つのオリンピック-スポーツがつないだ日系社会-」
   小嶋茂さん(JICA横浜 海外移住資料館 学芸担当)

JICA横浜が運営する海外資料移住館の学芸員である小嶋氏からは、これまで海外に移住した日系人の暮らしと文化を紹介したこれまでの展示紹介を導入し、日本からの移住者、その子孫となる「日系人」に取ってスポーツがアイデンティティを保ち続ける大きな役割を果たしてきたという事実を発表された。日系人のコミュニティにとって、「運動会」が絆と楽しみとなり、その後通称「日系オリンピック」をはじめとしたスポーツ大会が南米を中心とした各国の日系コミュニティを中心に開催され、その中から多くの日系人オリンピアンも生み出す事にも繋がっていた。また日本の水泳界の古橋、橋爪選手達の南米遠征から、日系人のメダリストも生み出したという事実も掘り起こした。その他、様々なスポーツが日系人の中で行われており、野球、相撲等でプロ選手も輩出してきた。「日系人は自分達のルーツを大切にし、とりわけ「お蔭様」という言葉を日本も含めた先祖からの継承として大事に受け継いでいる」という小嶋氏の言葉は、日本に暮らす我々にとっても忘れかけているものの重要な視点であろう。
両発表を聞いている会場の雰囲気は、新しい学びの知的好奇心にあふれており、90分の講義の2本立てという日頃研究発表の聴講には慣れていない方々にとっては、ハードな内容とも思えたが、あっという間の4時間となった。講師への質問も、講義内容への理解を深めるものであり、参加者の学びの深さを感じられるものであった。

 

(質問抜粋)

Q1:開会式用のブレザーのデザインコンセプトは、競技用のユニフォームとも共有されていたのか?
A1:デザインチームは、開会式、スタッフ、競技ユニフォームと3つに分かれており、それぞれにデザイナー、生地、製作が分かれていたので、おそらくコンセプトは共有されていないと考えられる、この後さらに研究を進めて明らかにしていく予定である。

Q2:日系オリンピックでは、障害者スポーツは行われていたのか?
A2:現在の研究結果では、障害者スポーツが行われたという事実は確認されていない。

Q3:日系オリンピックへの出場への規定、例えば標準記録の存在等はあったのか?
A3:大会の内容の正式な記録はあまり残っていないのが現状であり、正式な規定の存在は明らかではないが、陸上競技の記録で見ると100メートル走で10秒1という記録もあり、オリンピックに出場した選手もこの大会に出場していた。ただ大会の内容については、更なる研究の余地がある。

休憩時や講義終了後には、多くの参加者が研究資料として展示された藤崎テーラーから寄贈されたJOA所蔵の実物の1964東京大会の赤いブレザーを興味深く観察する姿がみられた。また参加者にファッション、文化関係の方も多かった事から会場の至るところで、名刺交換やご挨拶等が活発に行われた。

 

・交流会:参加者17名
フォーラム後の交流会には17名が参加。二人の講師を囲みオリンピック、スポーツと文化、芸術についての話で大いに盛り上がり、更なる学びと交流の場となった。

 

・アンケート:回収数20件
参加者からのアンケートは20名に記入を頂き、内容として学びへの感想、意見の記述が多く、ファッションスタディーズのスタッフが驚く程であった。以下その主な結果である。
・今回のプログラムはいかがでしたか? 非常に満足 5 満足12  ふつう1 無回答2
・その理由(抜粋)
「新しい発見」「オリンピックを文化の面からみるのが良かった」
「オリンピックの裾野の拡大に感銘した」
「スポーツがつなぐ新しい価値観を知れた(スポーツがつなぐ日系社会)」

 

【所感】今回のフォーラムを通して、改めてオリンピックの多様な面と多くの分野、特に文化活動をされている方々の高い関心を感じる事となった。今後も、様々な分野との学びの交流を通してJOAの中長期目標である「オリンピズムの普及と浸透」に貢献する機会を考えていきたい。

 

【問い合わせ先】
日本オリンピック・アカデミー事務局
e-メール:inform@olympicーacademy.jp
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第175回JOAコロキウム 報告

第175回JOAコロキウム 報告

日 時:2017年2月8日(水)18:00-20:00

場 所:「新中野切手サロン」

参加者:8名

テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

内 容:

①オリンピック関連情報の提供(舛本・今井)
LA Pols back Two Olympic Hosts, Donald Trump Support(今井氏)、2024オリンピック招致関連記事、ロシア処分問題(IPCおよび国際陸連)の記事、霞ヶ関CC女性正会員問題記事(以上舛本)

②1/28「JOA研究委員会フォーラム」xファッションスタディーズの報告(飯塚氏)

③シンガポールのスポーツハブ視察報告(舛本)
特にスポーツミュージアムの展示内容を写真と資料をもとに紹介した。展示コンセプトは、シンガポールスポーツ界の歴史と発展。旧国立競技場の遺品物なども大切に展示してある。若い世代への刺激とインスピレーション、チャンピオン達とのふれあいで競技スポーツへの触発やボランティアマインドの醸成などを狙っているそうである。中心はYOGの展示。トーチやや聖火台、ピンバッジ等も展示してある。さらに、人権や差別撤廃、アンチドーピングなどの啓発展示も行われている。子供たちは入場料無料。

④2008年北京大会の公式記録映画The Everlasting Flame-Beijing 2008 『永恒之火』(顧筠・総監督1.5時間、英語版)
BGMと英語の字幕でほとんど会話のない作品である。カナダの「モントリオール世界映画祭」で「特別大賞」を受賞したほか、イタリアの「ミラノ国際スポーツ映像祭」でも「最高賞」を受賞した作品とされる。5大陸の選手達のトレーニング風景から始まり、開会式の演出をする張芸謀(チャン・イーモウ)監督の姿。国際聖火リレーでの妨害シーンはみられないが、聖火リレーの映像では各地とも聖火防衛隊の姿を映す。エベレスト山頂への聖火リレーは中国の領土という政治的メッセージ。開会式では各国の首脳陣が映し出される。入場行進では日本選手団も映し出された。李寧(リ・ネイ)の空中を駆ける聖火台への点火。競技では、主役はジャマイカのBolt選手。ダンスパーティで踊る姿も映し出す。話題は劉翔の棄権のシーン。国民の落胆ぶりやコーチのインタビューなど国民的関心事であったことを映し出す。女子体操では中国の団体優勝のシーンでの喚起の様子。テコンドーでのイランの男女の選手達。後は各種目の勝者達のラッシュ映像。ロシアのイシンバエアや米国水泳男子のマイケル・フェルプスなどのスーパースター達も登場する。さすがに卓球の決勝は男女とも中国選手であった。最後は時間切れでカット。音声がないのであまりストーリーやテーマが看取しづらい映像であったといえる。