オリンピック教育・研究」カテゴリーアーカイブ

第184回JOAコロキウム 報告

第184回JOAコロキウム 開催案内

・日 時:2017年11月29日(水)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」
      
地下鉄丸ノ内線「新中野」4番出口徒歩1分LAWSONのあるボニータビル6F

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

・内 容:

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本・吹浦)

毎日新聞ビル社屋国旗装飾報告他(吹浦会員)、スポーツ学会「オリンピック・パラリンピック休戦アピール」、五輪ボランティア、ラグビーW杯経験者に優先枠(読売)、パラ選手と共生社会の街づくり 政府支援、五輪後定着目指す(毎日)、ロゴはエンブレムの野老氏に依頼 五輪直前の文化プログラム(東京)、東京五輪式典演出は日本人監督で 組織委の森喜朗会長、見解示す(東京)、東京2020Nipponフェスティバル、東京2020大会に向けたボランティアシンポジウム(以上、組織委)、IOC launches Olympic brand campaign “Become The Light”(IOC)(以上、舛本)

②アムステルダム旅行記:11月9-14日の間、アムステルダム訪問し、1928年大会のオリンピックスタジアムを訪問した。残念ながらオリンピック・ミュージアムは閉鎖しなくなっていた。オリンピック史上初めて聖火を灯したマラソンタワーとスタジアムは残存。エントランスの両側は工事中、何ができるのか?スタジアムも閉まっていて三段跳び金メダリストの織田幹雄の名前を発見できず。1936年ベルリン大会にて授与されたオリンピック・オークを確認。ヨハン・クライフコートがバスケコートに替わっていた。

③2010年バンクーバー冬季大会:開会式ダイジェスト+日本チームの挑戦(NHK:約1時間)

渡辺憲司アナ、益子直美ゲストで開会式のダイジェスト版。開会式では、ミカエル・ジャン総督の開会挨拶。障害者ダンスやカナダ国歌の独唱なども障害者によるもの。フィールドでは子供たちのパフォーマンス。選手団の入場。パラのマスコットのスーミも空中から登場。ネイティブの人達のダンスも披露する。聖火リレーでは、障害者ランナーのテリー・フォックスの両親が聖火ランナーに。15才の障がいを持つ少年が最終点火者に。

その後は、5競技の見所:バンクーバー大会に挑むチェアスキーチーム(森井大輝、狩野亮)vsブラクセンターラー、アイススレッジホッケーチーム(遠藤主将はファン・ヨンデ功績賞受賞)の戦略、車椅子カーリングの技と見所、片腕のクロスカントリーランナー新田佳浩選手も登場した。 

④情報交換会:ここから3名が駆けつけ参加。おでんや鍋料理が美味しい季節。様々な論議に花が咲きました。

 

 

 

 

第183回JOAコロキウム 報告

第183回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年10月24日(火)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」

・参加者:11名(ゲスト1名、学生1名含む)(情報交換会は9名参加)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本・青柳・吹浦)
11月3日(金)日本スポーツ学会講演会(河合純一、国士舘大学)、「国士舘100年祭」講演会(鈴木大地、国士舘)、「I’m POSSIBLE」教材活用WS報告(以上、青柳会員)、10月28日大会1,000日前イベント:毎日新聞ビル社屋国旗装飾、都オリパラ教育学習帳国旗改訂、他(吹浦会員)、インスブルック辞退に学ぶ、スイス政府がシオン市2026冬季大会招致を支援、IOCが2026年冬季大会招致新方式を提示、ロゲ前IOC会長のYOGは予想以上の成功との談話、10月24日平昌大会聖火採火式情報(以上、舛本)

②2004年アテネ・パラリンピック大会総集編(NHK放送1時間)
野村優夫アナ、ゲスト益子直美、現地アテネ永井伸一アナ:アテネ・パラリンピック大会での閉会式はバス事故での高校生死亡を受けて黙祷から。閉会式も簡素化で。選手団入場時に次回開催国中国は「See you in Beijing 2008」の横断幕。クレイブンIPC会長挨拶の後、アテネ市長から北京市長へのフラッグ・ハンドオーバー・セレモニー。ここでは北京組織委員から「私の夢、オリンピアから紫禁城へ」と題して、千手観音もどきのパフォーマンス。競技映像の前に、車椅子アーチェリー選手とゴール・ボールチームがゲストスピーチを展開。両競技の様子も紹介。初出場のゴール・ボールチームは銅メダル獲得し、明るい談話を披露。次回開催国である中国の障害者スポーツ振興の様子の紹介。6,000万人の障害者を抱える中国の障害者スポーツとパラ強化策。最後が日本人パラアスリートの活躍の映像:柔道(藤本聡、加藤裕次)、陸上(高田稔浩、安岡チョーク、土田和歌子、畑中和、高橋勇市)、車いすテニス(斉田悟司、国枝慎吾)、水泳(河合純一、成田真由美)らのメダルラッシュを紹介。ゲストトークの合間に見たカナダVSオーストラリアの車椅子バスケットボールの決勝は、シュート力、チェアワーク、ボール回しなどのスキルが素晴らしい。両チームの選手達のオフェンスとディフェンスの駆け引きはなかなかの見物であった。カナダのアンダーソン選手の力強いプレーが際立ち、カナダの勝利であった。

 

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第182回JOAコロキウム 報告

第182回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年9月27日(水)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」

・参加者:14名(ゲスト4名、学生2名含む)(情報交換会から2名参加)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

・内 容:
① オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本・谷口・粟沢・吹浦)

組織委員会NPCオープンデイズイベント6ヶ国参加(谷口会員)。オリンピック・パラリンピック教育公開講演会(9月30日、国士舘大、青柳会員)、第108回スポーツを語り合う会(10月10日、筑波大東京キャンパス:粟沢会員)、首都大学東京公開講座「TMU2020伝道講座Ⅱ」、北朝鮮問題と各国参加、IOCバッハ会長のオリンピック休戦活動ニュース、IOC会長による1972年ブラックセプテンバー追悼集会スピーチ紹介、開会式の3つの宣誓の統一へ(アスリート主導で)、2020年ローザンヌYOGからジェンダーイクオリティの推進、(以上、舛本)、10月28日大会1,000日前イベント:毎日新聞ビル社屋照明案内他(吹浦会員)

② 2017年9月バンクーバー・ウィスラーのオリンピック・レガシーの旅(写真と配付資料:舛本)

③ 2004年アテネ・パラリンピック大会開会式(NHK放送1.5時間)
永井伸一アナ、ゲストに女子バレーの益子直美、高橋明女子車椅子バスケ監督。ギリシャで生命力の木として知られる25mのプラタナスの大木をフィールドの中心に135ヶ国・地域の参加(日本選手団271名)。過去から現代にやってきた賢者達が子供たちに光の球を授ける。役員紹介の後、アンドラから選手団の入場(約2時間5大陸の打楽器で迎えられる)。公式セレモニーでは、アンゲロプロス・アテネ市長の挨拶、クレイブンIPC会長の挨拶(デモクリトスのことばを紹介:己に勝つことが最高の勝利)の後、ステファノプロス大統領の開会宣言である。この大会で変更となるパラリンピック旗(精神、身体、魂の3色)の説明も。パラリンピック旗の入場と共にチェンバロによるパラリンピック賛歌の演奏も長々と続く。その後にダンサー達のショー。「太陽への旅」と題されたこのパートは、マグマ、水、大地、空気、太陽=火と続いていく。最後は聖火リレー。パルテノン神殿横のフェファイストスの神殿で採火された聖火、車椅子ランナーも含め8人の現役選手も含んだパラリンピアン達がリレーし、最終点火者はゲルディオス・トプチスさん。花火を使っての聖火台への点火であった。

終了後は10名での居酒屋談義。若者達の近況報告も含め、いつものように話題が尽きませんでした。

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第181回JOAコロキウム 報告

第181回JOAコロキウム 報告

・日 時:2017年8月23日(水)18:00-20:00

・場 所:「新中野切手サロン」

・参加者:14名(学生2名を含む)(情報交換会から1名参加)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(舛本・谷口)
2020たより(Vol.04,05)NOC/NPCビジット、選手村ニュース、あと3年開幕パラリンピックカウントダウンイベント案内(谷口会員)。明治大学公開講座「2020年東京五輪を考える②」、調布市「東京1964オリンピックの資料展」の開催案内、日本財団パラサポセンター「国際シンポジウム 共に生きるスポーツとアーツの可能性」情報紹介、「The ONE 岸本健 オリンピック報道写真展」および遠軽町「オリンピック展示林」ニュース紹介、(以上、舛本)

②2000シドニーパラリンピック大会閉会式録画(NHK放送2時間)
松本和也アナ、ゲストにシドニーパラ水泳で活躍した河合純一さんと畑中和さんや柔道の藤本選手ら、それに高橋明元バスケ監督による中継放送。122ヶ国・地域+1ウガンダ途中参加、3,881名のパラリンピアンが参加。テーマソングの”Being Here”がグレーズ・コナーによって歌い上げられる。この閉会式はシドニーのオリンピックとパラリンピックの両方の閉会式という統一感を持って展開された。The Game from Down Underという南半球の大会、アトランタでのフラッグ・ハンドオーバー・セレモニーで不評だったという自転車カンガルーも再登場させる。アボリジニの文化色は色濃くはなかった。ディーン総督のスピーチは、南北朝鮮の合同行進や東チモールの個人参加にも触れ、世界のコンフリクトに貢献するよう期待を込めた挨拶であった。ステッドワードIPC会長は、IOCとIPCの歴史的合意に言及、目に見えないレガシーとして「パラリンピズム」の大切さを主張していた。パラリンピック旗の降納後、聖火が消された。その後はアテネへのフラッグ・ハンドオーバー・セレモニー。NHKはそれをあまり映さず競技の結果を振り返る映像に。最後は音楽とダンスのパーティに。

 

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2017年度 15周年第180回記念「JOA特別コロキウム」開催報告

2017年度15周年第180回「JOA特別コロキウム」が、以下の通り開催されました。

報告の詳細についてはこちらをクリックしてして下さい→「特別コロキウム開催報告」

 

<開催概要>

テーマ:「オリンピックのサステイナビリティ:特に「環境プログラム」に焦点づけて」

・日 時:2017年7月22日(土)13:00-17:15

・場 所:武蔵野大学有明キャンパス 1号館2F 1-207室

・主 催:(特非)日本・オリンピック・アカデミー研究委員会 JOAコロキウム部門

・協 力:武蔵野大学(会場および受付の学生ボランティア、広報等)

・参加費(資料代):JOA会員1,000円、非会員1,500円(学生は無料)

・参加者:約60名(内訳:演者・司会:5名、JOA会員20名、非会員9名、学生16名、ボランティア学生8名、武蔵野大職員スタッフ数名)

 

<内容>

・総合司会:谷口 晃親(JOAコロキウム部門委員)

・開会式挨拶:坂本 静男(JOAコロキウム部門副委員長)

・13:10-14:10基調講演

石川 幹子(中央大学教授・環境デザイン・都市環境計画)

テーマ:「五輪の真のレガシーとは」:地球環境時代の東京へ

司会:舛本 直文(首都大学東京特任教授、JOA副会長・研究委員会委員長)

・14:20-17:15シンポジウム

企画主旨説明:舛本 直文

1.大津 克哉(東海大学准教授・JOA理事):

オリンピック環境プログラムの現在

2.石塚 創也(公財 日本体育協会スポーツ科学研究室研究員・JOA会員):

オリンピックの環境問題:札幌1972・恵庭岳滑降競技場建設問題を教訓に

3.林 俊宏(公財 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 持続可能性企画課課長):組織委員会の目指す環境プログラム

4.石川 幹子:パネリスト兼コメンテーター

 

パネルディスカッションおよびQ&A

 

・17:30-19:30 情報交換会:参加者34名

会場:武蔵野大学有明キャンパス1号館13F1-13B会議室