JOAコロキウム 第214回報告&第215回開催案内

第214回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2020年7月15日(水):18:00-20:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:10名
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
・「競技場内での人種をめぐる主張を禁じるオリンピック憲章の規定」資料
・多事奏論:「肌の色」認め合う五輪 東京から開幕をまたずに発信(朝日新聞20200612)
・オリパラを考えるTOKYO2020 「人権問題とIOC」來田享子(毎日新聞中部朝刊20200610)<以上、師岡会員>
・「都政新報」30回連載(オリンピック基礎講座:「平和運動編」6本)
・オリンピック休戦決議 来夏への期間変更を国連総会で採択(TOCOG20200707)
・UN General Assembly confirms new dates for the observation period of the Olympic Truce(IOC 20200707)
・「反差別 岐路に立つ憲章」(北海道新聞、20200706)
・Rule 50 Guidelines Developed by the IOC Athletes’ Commission (IOC, 2020年1月)
・Olympic Charter Rule 50 (IOC)
・USOPC Athletes’ Advisory Council and John Carlos call for abolition of Rule 50 (Inside the Games, 20200627<以上、舛本>
・季刊セクシュアリティ、NO.97特集「オリンピック・パラリンピックと<性>」エイデル研究所<事後、青柳委員>
・TOCOGの検討状況の情報提供<事後、谷口会員>

②自己紹介・近況報告

③「オリンピック休戦」の時期変更情報確認。さらに、TOCOG掲載のオリンピック・パラリンピック教育用の教材動画「オリンピック休戦」における間違い点の確認:期間、スポンドフォロイの出発時期、1992年バルセロナ大会の休戦アピールの目的、「休戦のムラール(壁)」という誤用、以上4点の間違い点を確認した。<舛本>

④意見交換:共通テーマ「東京2020大会の延期問題に関連して」
1.共通テーマ「IOCオリンピック憲章第50条改正要求問題」
・北海道新聞で、この問題の流れと各機関の対応を整理
・2020年1月のIOC Athlete Commission(AC)の東京2020大会での政治的パフォーマンス禁止事項の確認
・オリンピック憲章第50条および細則の確認
・USOPCの憲章第50条の改正要求のニュース確認
・IOCの対応はバッハ会長が再度ACにオリンピアンにふさわしい対応のあり方を検討するように丸投げ。
・さらに、人権を含む関連情報の確認の後、自由な意見交換を行った。
・IOCの対応批判:ACでは対応できず、「IOCの定見のなさ、身に降る火の粉を払う主義」では解決しないだろう。専門員会の編成? IOC委員に対応できるだろうか?
・日本のアスリートたちの対応:アメリカにいるアスリートのみ発信? 国内のアスリートの態度表明は? 同調主義? 出る杭は打たれるへの怖れ? JOCの立場表明も必要!
・政治的意思表明:政治とは? 国際平和運動は国際政治活動になる。社会問題の平和的解決に向けてスポーツが利用された歴史もあること、国際政治だけでなく身近な生活の中の政治もある。
・オリンピックの政治利用とは? 以上、様々な意見が交換されました。

2.東京2020大会の延期問題
・先月のコロキウムから引き続いての意見交換
・今年度の特別コロキウムで取り上げることも検討。今年度のJOAセッションでは取り上げられることが見込み薄のため、「東京2020大会のあり方」(仮称)などとして、ポスト・コロナ時代の新しいオリンピックの形も念頭に今後のオリンピックのあり方などに関して、一般にも公開して議論することも検討。マスメディアにも関心を持ってもらえるように、可能なら声明の発信なども考慮すること、10月当たりをめどに検討する、等の意見がでました。

3.コロナ禍の経済不況でのスポンサー離れの問題
・IF、NF、NOC等の収入減による、大会や団体、選手のスポンサー離れの深刻な状況。スポーツ団体の今後の運営や活動に支障を来すし、倒産する団体も出かねない。
・IFによっては問題解決して正常化に向かうものもあるかもしれないが、スポンサー頼みの運営のあり方の再考も必要。

⑤終了後:online乾杯(参加者4名)約1時間
残り時間はフリーディスカス。情報交換の継続など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。

 

第215回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2020年8月26日(水)18:00-20:00(注意:1時間早くなっています)
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(資料はZoomの画面共有機能で提示できます)。操作が難しい方は添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマは自由テーマとします。参加者はご希望をお寄せ下さい。
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に

・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には後日Zoomへの招待とID・PWをお送りします。
・会 費:無料
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信回線の状況次第で、途切れる可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp
(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:8月23日(日)17:00

JOAコロキウム 第213回報告&第214回開催案内

第213回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2020年6月17日(水):19:00-21:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:12名
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
・パラリンピック記録映像の保管継承問題(NHK):1964年東京パラ大会の記録映像の紹介と来年の東京2020大会のパラ競技の記録映像化への必要性と状況。NHKの放映後はIPCに映像を託す。IPCが作成予定(師岡文男さん)
・「コロナ後のオリンピック」:根本的な議論をJOAで(佐藤次郎さん)
・第212回JOAコロキウムへの参加を踏まえたコメント:-JOAセッション(12月開催予定)へのテーマ「東京2020大会の延期問題」(案)提案に向けて-:JOAで若手MTG、SNSでIOPAメンバーとも(青柳秀幸 嘉正空知 唐澤あゆみ 時田瞳さん)
・「都政新報」30回連載(『都政新報』オリンピック基礎講座:「文化プログラム編」6本)
・TOCOG大会延期の再調整(TOCOGのwebsite資料)
・延期開催に向けた調整のロードマップ(TOCOGのwebsite資料)(以上、舛本)

②自己紹介・近況報告

③意見交換:共通テーマ「東京2020大会の延期問題に関連して」
・延期決定後の最近の動きの確認
 6月10日:TOCOGがIOC理事会に延期に向けた調整状況報告:大会の位置づけ・原則・ロードマップの提示
・現状のメディア関連情報:簡素化案・無観客開催案・規模縮小案・延期案(2022年、2024年)・中止論など確認
・オリンピック開催の必要条件の確認
・JOAとして政策提言の必要性
・若手を中心とした議論の必要性
・地域住民にも開かれた議論の必要性と体制整備
・中止の可能性も含めて、JOAとして根本的な議論の必要性。
・オリンピアンとしては、発言を控えながらもトレーニングせざるを得ない苦しい立場の紹介
・この危機が、オリンピック再考の絶好機であることの再確認!
・7月の都知事選に向けての争点化を注視
・7月のIOC総会(online)に向けて、動きが見えず。 
・IOCバッハ・コーツ、遠藤副会長、高橋理事らの観測気球的発言や先手打ちが目立つ状況。
・経済面では、スポンサーの撤退問題やIOC分配金不足によるIFの資金難問題。
・ホストタウンや合宿受け入れの外国選手問題、2022年北京冬季大会への問題、2021年世界マスターズ大会は?
・今後の大会開催の見通し・開催形態、中止の可能性など、今回も多様な意見が出されました。
◎このような意見を元に、6月28日のJOA総会(online)に臨むこととなりました。

④終了後:online乾杯(参加者5名)約1時間
残り時間はフリーディスカス。コロナ自粛の中での活動状況の紹介など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。

 

第214回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2020年7月15日(水)19:00-21:00(注意:1時間遅くなっています)
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(資料はZoomの画面共有機能で提示できます)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマは自由テーマとします。参加者はご希望をお寄せ下さい。
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に

・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には後日Zoomへの招待とID・PWをお送りします。
・会 費:無料
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信回線の状況次第で、途切れる可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp
(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:7月12日(日)17:00

【重要】オンライン会議システムでの総会開催について

【重要】2020年度通常総会に関するお知らせと資料送付について

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

2020年度のJOA通常総会に関してお知らせがございます。当初今年度総会は5月10日を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が出されていたことから、JOAでは会員の生命と健康を第一と考え今年は実際に会員が一か所に集まることを避けて書面による表決で総会を行おうと計画しました。

この方針に基づき特定非営利活動促進法第14条9およびJOA定款第28条3項に則って書面によるいわゆる「みなし総会」の実施を次善の策として試み、今年4月26日付で会員の皆様に書面での回答をお願いしました。この方法は、会員の「三密」を防ぎ、郵便またはメールという慣れ親しんだ方法を用いた文書による議決権の行使および意見の提示をしていただくことができるものでした。

一方で、提案に対し書面にて正会員全員の同意を得られなければ、提案を可決することができず(特定非営利活動促進法第14条9およびJOA定款第28条3項)、総会は無効になります。結果として、今回の書面表決による総会では、160名の正会員全員からの回答を得られなかったため、提案を可決することができなかったことをご報告いたします。なお、回答いただいた100名全員から同意の回答を頂きましたことを申し添えます。(無回答52名、住所不明のため返送8名)

書面での回答にご協力いただいた会員の皆様には、心より感謝いたします。以上のことから、法の定めに従い、6月中に再度、総会を開催することになりました。

5月31日開催の理事会では、緊急事態宣言解除後の集会開催に関する政府の方針、東京都内ではいまだに日々2ケタの新型肺炎感染者が出ている状況、感染拡大の第二波が懸念される都市があることなどを踏まえ、多くの会員に一か所に集まっていただくのは避けるべきとの判断を再確認しました。このため今年度のやりなおし総会は、「三善の策」として、内閣府が提示した特定非営利活動法人制度の運用に関する情報を参照し、「オンライン会議システムによる開催」とし、通常総会同様、委任状もしくは書面による表決も活用していただけるようにします。総会へのご出欠のご連絡と手順については別紙をご参照ください。今回の総会のために使用するオンライン会議システムの利用方法については、下記のダウンロードサイトに簡易なマニュアルを準備しましたので、ご活用ください。

◆ 会員に郵送された関係書類をダウンロードする会員専用サイト
  (パスワードはメルマガにてお知らせしています)

◆ オンライン会議形式による通常総会への出欠届送信サイト

<通常総会のご案内>
*日 時 

2020年6月28日(日) 15:00~16:30(予定)
*場 所 
オンライン会議システム(zoom)による開催
*目 的 
2019年度の活動および財政状態の報告

*次 第

  • 開 会
  • 記の選任
  • 議長選出
  • 議事録署名人の選任
  • 審議事項
    第1号議案 2019年度 活動報告について【資料1】第2号議案 2019年度 活動計算書について【資料2】第3号議案 2019年度 監査報告について【資料3】
  • 報告事項
    1.2020年度活動計画について【資料4】2.2020年度活動予算書について【資料5】3.2020年度海外セッション派遣について【資料6】4.新会員について【資料7】5.公益財団法人ミズノスポーツ振興財団からの2020年度助成について【資料8】
  • 閉 会

<総会資料に関するお願い>

4月に全会員に送付させていただいたものと内容の変更はありません。環境への配慮および会員からお預かりした会費を有効に支出するための配慮から、可能な限り、4月に郵送にてお送りした紙媒体での資料またはJOAホームページからダウンロードできるデジタル資料をご活用ください。上記のいずれもご活用いただくことが難しい場合は、事務局までご連絡ください。改めてお送りいたします。

◆ 会員に郵送された関係書類をダウンロードする会員専用サイト
  (パスワードはメルマガにてお知らせしています)

◆ オンライン会議形式による通常総会への出欠届送信サイト

 

 

JOAコロキウム 第212回報告&第213回開催案内

第212回JOAコロキウム開催報告

・日 時:2020年5月27日(水):17:00-19:00
・場 所:Online Zoom会議
・参加者:12名
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

①情報提供
◎オリンピック・パラリンピック関連情報の提供
・出版『1964年の東京パラリンピックー全ての原点となった大会』紀伊國屋書店(佐藤次郎さん)
・IOCバッハ会長のメッセージレター(JOC訳版)(師岡文男さん)
・2020-04-29 – CI – Message from the IOC President to Olympic Movement – eng
・「都政新報」30回連載(オリンピック基礎講座:聖火リレー編11本)
・高木ミナ:もう一度考えたい「五輪本来の意義」延期は価値を見直す好機に
・高木ミナ:延期で話題“オリンピック憲章”とは何か「五輪は国家間の競争ではない」(以上、舛本)

②若手報告:嘉正空知さん:Decision-making power of the IOC and its sponsors
・東京2020大会マラソン競技の札幌移転の決定に当たって、誰がどのように決定していったのか、その力関係の報告。IOA参加者間でのディスカッションの報告。IOCのバッハ、コーツらの発言力、スポンサーの問題、日本のアスリート・ファーストの考えは反映されなかったなど。Q&Aでは、オーストラリアの意見が反映されたとの意見も。

③意見交換:共通テーマ「東京2020大会の延期問題に関連して」
・延期決定時の問題:意志決定のプロセスの問題、政界リードの対応状況、JOCの存在感の無さ、1980年モスクワボイコット時の二の舞?
・今抱えている問題:何のために開催するのかなどの根本的な問い直しがないこと。経費増のニュースばかり。どのような形の開催が可能なのか・望ましいのか、に関する議論不足。7月のIOC総会(online)にどのような提案を日本はするのか?動きが見えず。IOCバッハ・コーツ氏らの観測気球発言や先手打ちが目立つ状況の中、日本側の対応が不確か。オリンピズムの再確認やオリンピック運動の一環としての再認識の必要性。IOC分配金不足によるIFの資金難問題。ホストタウンや合宿受け入れの外国選手問題、2022年北京冬季大会への見通しは?
・大会開催の見通し・開催形態:4年先までの延期の可能性(開催都市順送り)まで視野に入れての議論が必要。無観客開催、種目大幅削減開催、分散開催、IFによるコロナ特別ルールでの開催、IT駆使してバーチャル参加(バーチャル・スタジアム)など、多様な意見が出されました。

◎このような意見を元に、JOAコロキウム部門として、12月のJOAセッションのテーマ案として「東京2020大会の延期問題」を提案することとなりました。

④終了後:online乾杯(参加者5名)約1時間

残り時間はフリーディスカス。コロナ自粛の中での活動状況の紹介など、いつものように話題は尽きず。楽しく時間が過ぎていきました。

 

第213回JOAコロキウム開催案内

・日 時:2020年6月17日(水)19:00-21:00(注意:1時間遅くなっています)
・場 所:Online Zoom会議
・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」
・内 容:
①オリンピック・パラリンピック関連情報の提供(各自、何かあればPC上で共有できますので、ご準備ください。先にPC上で開いておくと簡単です。「画面共有」でできますので)。操作が難しい方は、wordでもpdfでも添付ファイルで舛本までお送りください。
②意見交換:今回も共通テーマを「東京2020大会の延期問題に関連して」とします。
③映像共有:何か時間があれば考えます。YouTube上でも探せます。ご希望があれば考慮します。
④残り時間:フリーディスカス。
⑤終了後:可能な人だけでonline乾杯など自由に

・定 員:15名程度(事前登録制:参加予定の方には、後日Zoomへの招待とID、PWをお送りします。
・会 費:無料
・情報交換会:(ドリンクは各自で準備)

☆入室・退室は自由です!
☆通信回線の状況次第で、途切れる可能性もあります。どうぞご理解ください。

◎申込先:JOAコロキウム申し込みサイト:joa_colloquium*olympic-academy.jp
(*は小文字の@に)
☆ただし、このJOAメルマガに直接の返信は避けてください。対応できません!

◎申込み締め切り:6月14日(日)17:00