2020年度 海外セッション派遣募集のご案内

 

JOA海外セッション派遣委員会からのお知らせです。(4月16日更新版)

国際オリンピック・アカデミー(IOA)より、2020年度に開催されます各種セッションの案内が届きましたのでお知らせいたします。
募集するIOA関連セッションは、 大学院生セミナー・青年セッション・大学院修士プログラムとなります。
なお、大学院生セミナー・青年セッションの申込み期限は、このお知らせページをアップした後の1月29日に終了しています。4月16日に情報を更新し、IOA大学院修士プログラムのみ、締切が延長となりましたので、ご留意ください。
ギリシャ・オリンピアで開催されるIOAセッションは、 世界各国のNOC/NOAを代表して、 古代オリンピック発祥の地「オリンピア」に一堂に会し、 オリンピズムを通じて国際交流ができるまたとない機会です。 ふるってご応募ください。

JOAへの応募の締め切りは、いずれも2020 年1月29日(水)です。
(IOA大学院修士プログラムは締切が2020年5月8日(金)に延長となりました)

応募される方は、JOA事務局メールアドレス宛にメール表題を「 海外セッション派遣の応募について」として、ご連絡ください。 担当委員会より折り返しエントリー用紙をお送りいたします。

1)選考会について
JOAの活動(オリンピック・ムーブメントの普及) に積極的に関わって来られた会員、 および今後そのように関わっていただける方をIOAに推薦します。この観点からの選考会を行います(2月上旬を予定)。別途、 応募された方にご連絡致します。

2)その他
英語、フランス語、 ギリシャ語のいずれかに堪能であることが求められます。

【2020年度に募集するIOA主催のセッション】

1.   第27回 大学院生オリンピック研究国際セミナー(1名)(申込み終了)
期日:2020年5月3日~5月17日

MAIN TOPIC: “The Olympic Games and the Olympic Movement: Past, Present and Future – An Analysis from the Historical, Philosophical and Social Perspectives”
SPECIAL TOPIC: “Mega Sport Events and Human Rights”

参加資格:45歳以下で、英語に堪能であること
発 表:オリンピック研究に関する論文の要約(A4で2枚)を4月10日(金)までに提出
費用負担:渡航費は本人負担。ギリシャ国内の滞在費はIOA負担。
募集人数:1名

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens:     Sunday, 3 May 2020
Departure for Olympia:    Tuesday, 5 May 2020
Works of the Session: 
    Wednesday, 6 – Friday, 15 May 2020
Departure from Olympia:   Saturday, 16 May 2020
Departure from Athens:  Sunday, 17 May 2020

2.   第60回 国際青年セッション(1名)(申込み終了)
期日:2020年5月23日~6月3日

MAIN TOPIC: “The Athlete as a role model”
SPECIAL TOPIC: “Challenges an Olympic Athlete faces as a role model”

参加資格: 20歳から35歳。原則としてNOA開催のセッションに参加していること(応相談)。IOAの教育的な意義を理解していること。英語、フランス語、ギリシャ語のいずれかに堪能なこと。
費用負担: 航空料金の50%をIOCソリダリティが負担。残りは本人負担。ギリシャ国内の滞在費、交通費はIOA負担。
募集人数:1名 *参加者総数80名定員

DATES OF THE SESSION
Arrival in Athens:     Saturday, 23 May 2020
Opening Ceremony (in Athens):  Sunday, 24 May 2020
Departure for Olympia:    Monday, 25 May 2020
Works of the Session: 
    Tuesday, 26 May – Tuesday, 2 June 2020
Departure from Olympia:   Tuesday, 2 June 2020
Departure from Athens:  Wednesday, 3 June 2020

3.   国際オリンピック・アカデミー(IOA)大学院修士課程プログラム 2020-2021

申込み締め切り:2020年5月8日(金)

POSTGRADUATE TITLE: The Master’s degree Programme’s title is “Olympic Studies, Olympic Education, Organization and Management of Olympic Events”
IOAでは2009年からギリシャ・スパルタにあるPeloponnese大学と連携し、大学院修士課程プログラムをスタート。3セメスター制のプログラム。

期日:First Semester: 2020年9月中旬〜11月中旬
      Second Semester: 2021年4月中旬〜6月中旬
費用負担: 渡航費は本人負担。学費:  3セメスター€3000
      → 大学院プログラムについてご興味ある方には別途詳細をお送りします。

 

 

 

第210回JOAコロキウム報告

第210回JOAコロキウム 開催報告

・日 時:2020年1月22日(水)18:00-20:00

・場 所:JSOSの3F「スポーツマンクラブ」

・参加者:6名(学生1名を含む)、情報交換会から参加者1名

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

情報提供
①「2020年ローザンヌ冬季YOG」視察報告(舛本)

②著作紹介『オリンピック・パラリンピックを学ぶ』(岩波ジュニア新書、2020)(後藤光将編著)(舛本)

③JOC「オリンピックコンサート2020プレミアムサウンドシリーズ」(4月4日)紹介(舛本)

④オリンピック関連情報の提供
・東京2020高校生英語スピーチコンテスト(TOCOG):「休戦のムラール(壁)」と表記する、相変わらずの誤解のままの組織委員会の平和運動担当者。「オリンピック休戦の壁画(Olympic Truce Mural)」と2016年リオ大会から決定されています。「ムラール」ではなく「ミューラル」、「壁」ではなく「壁画」です。これは世界共通の理解事項です。組織委員会には、正しい情報発信を望みます。(他にも間違っている事項がありますが、、。)
・国連総会、東京2020開催中のオリンピック停戦を全加盟国に呼びかけ(NU News記事・日本語訳)(国連広報センター、20191227)
・UN Assembly calls on all States to observe Olympic Truce throughout Tokyo Summer Games(UN News 20191209)
・森会長によるオリンピック休戦決議に関する国連総会演説(2019年12月9日)(TOCOG)
・Tokyo 2020 Unveils Official Art Posters to Celebrate the Games (IOC, 20200107)
・Gangwon 2024: Legacy of PyeongChang 2018 Lives on in First Winter Youth Olympic Games Awarded to Asia (IOC, 20200110) (以上舛本)

⑤オリンピック関連の映像
『Vancouver 2010: Stories of Olympic Glory』(バド・グリーン監督の遺作、2011年、116分の後半)
2010年バンクーバー冬季大会、グリーンスパン監督の制作メンバーが編集・完成させた作品の後半。全部で6つの物語のうち残り3本を観ました。
第4話:アメリカのクロスカントリーチームの大活躍の物語。先ず、クロカンスキーの歴史を振り返る。トッド・ロドウィック、ジョニー・スピレーン、ビル・デモンらのアメリカのクロスカントリーチームが団体で銀メダル、個人でもロドウィックとスピレーン、デモン等が大活躍。表彰台に2本、星条旗が翻るほどの成績を残す様子を描いていく。
第5話:ペトラ・マジッチ(スロベニア)の骨折を押しての銅メダル:クロカン女子クラシカルスプリントで、ウォーミングアップ中にコースアウトして転落し、骨折したマジッチ。怪我を押して出場。予選、準決勝、決勝と痛みをこらえながら大奮闘のレース。最後の力を振り絞って3位に。レース後診断の結果、5本肋骨が折れていた。医者は表彰式への出場など論外と言うが、この日のために練習してきたというマジッチ、支えられながらの表彰台。笑顔が良い!
第6話:カナダの国技アイスホッケー物語:アイスホッケーの歴史を描き出すグリーンスパン。1920年アントワープ夏季大会で初登場したアイスホッケー。「氷は敵ではなく友達だ」というカナダのホッケーファン。熱狂的な市民、女子選手達も意気盛ん。1998年長野でもカナダが女子で優勝。しかし、長年の強敵のライバルはアメリカ。予選トーナメントではアメリカに苦杯をなめたカナダ、決勝では延長戦に、サドンデスで、シンディ・クロスビーの股抜きショットでカナダの劇的勝利。試合の時間にはカナダ中の通りには人がいない? 最後のナレーションは「Hockey is Canada’s Game」やはりこれですね。カナダの国技は「ホッキー」なのです!

残り時間はフリーディスカス。終了後は、いつもの「燈庵」で恒例の情報交換会。1名遅れて参加ながらも、ローザンヌYOGがらみの話など、いつものように話題は尽きず。おでんをつまみながら、楽しく時間が過ぎていきました。

 

<JOA事務局アドレス>
inform@olympic−academy.jp(スパム対策のため全角表示しています)

 

 

第209回JOAコロキウム報告

第209回JOAコロキウム 報告

・日 時:2019年12月23日(月)18:00-20:00

・場 所:JSOSの3F「スポーツマンクラブ」

・参加者:12名(学生1名を含む)

・テーマ:「映像で見るオリンピックの歴史」

情報提供
①「クーベルタン-嘉納ユースフォーラム2019」報告:12月21-22日、筑波大学附属中高校桐蔭会館他、主催東京都高体連研究部他、高校生約27名参加(青柳委員)

②著作紹介『1964東京五輪 ユニフォームの謎』(光文社新書、2019)(安城寿子会員)

③埼玉県の都市ボランティア選択型研修会:10月26日、11月27日、12月15日分(唐沢、樋口会員)

④オリンピック関連情報の提供
・IPCとNHKがパラ公式映画を共同製作(産経新聞20191211)
・メダルより自己実現の自由を 東京五輪代表100メートルか200メートルかの条項案(産経新聞20191216)
・都市型スポーツ世界大会 来年4月に広島で 五輪につながる(産経新聞20191219)
・国内候補地、応募は札幌市だけ 30年冬季五輪、理事会に報告へ(東京新聞20191220)
・聖火リレー1番手は「なでしこ」 858市区町村巡る、著名人起用(東京新聞20191217)
・東京五輪2020主な聖火ランナー(TBSテレビ)
・モスクワ五輪「幻の代表」集合 ボイコット、40年前の苦い記憶(東京新聞20191221)
・小学校の五輪・パラ観戦、辞退相次ぐ 熱中症を懸念(朝日新聞DIGITAL20191210)
・東京五輪で日本から「カネがなくなる」~200億円のスポンサー料(現代ビジネス20191223)
・国連オリンピック休戦決議全文(国連20191209) (以上舛本)

⑤ オリンピック関連の映像
『Vancouver 2010: Stories of Olympic Glory』(バド・グリーン監督の遺作、2011年、116分の前半)
2010年バンクーバー冬季大会、グリーンスパン監督はこの記録映画の完成前に亡くなりましたが、意志を継いだ彼の制作メンバーが編集・完成させました。開会式は初の屋内競技場、聖火点火時のトラブルは有名です。聖火台はウォーターフロントに設置され大人気でした。大会開始前のリュージュの練習中にグルジアのノダル・クマリタシビリ選手が事故死、IOCのロゲ会長は哀悼の意を表して開会の挨拶。今回は全部で6つの物語のうち3本を観ました。
〇第1話:女子モーグル、ジェニファー・ハイルとハンナ・カーニーの加米の戦い。カナダチームの強化策、Own the Podium策も紹介。サイプラス・マウンテンでの雨中の決戦。両選手のインタビューを交えながら、過去の大会からの因縁、予選から決勝までを描き出しました。残念ながら、4位に終わった上村愛子の姿は映らず。
〇第2話:フィギュアスケートの男女ペア、中国のペア申雪+趙組の夫婦ペア、癃清+佟健組、それに共通のコーチだった姚濵が成果を上げる。申雪組は2002年のソルトレークシティの銅メダル以降も活躍。アリオナ・サフチェンコ組(独)が銅メダル(この組は平昌では金)、中国が初めて2組ペアで表彰台に。ロシアの川口組は4位に終わる。
〇第3話:女子スピードスケートのカナダのクララ・ヒューズ物語。アトランタの自転車個人ロードレースで銅メダリストのヒューズは、2002年ソルトレークシティ5000mでスケートに復活、銅メダルを獲得し夏冬両大会で4人目のメダリストに。2006年トリノでは金メダル、彼女はバンクーバーでも銅メダルを獲得する息の長い選手。同時にヨハン・オラフ・コスが主宰するRight to Playに寄付し、彼の活動も一緒に支えている。引退後はその活動を中心に。
残り時間はフリーディスカス。終了後は、いつもの「燈庵」で恒例の情報交換会。12月は恒例のプレゼント交換のための大阿弥陀籤大会でした。東京2020大会の最終聖火ランナーをそれぞれが予想するなど、いつものように話題は尽きず。鍋をつつきながら、楽しく時間が過ぎていきました。

<JOA事務局アドレス>
inform@olympic−academy.jp(スパム対策のため全角表示しています)

 

 

「国際オリンピック委員会の百年」全巻翻訳

「国際オリンピック委員会の百年」第2巻の全文翻訳をJOA公式サイト「デジタルライブラリー」に掲載しました。第2巻は、これまで掲載されていた第1章に今回の第2章を加えることで、全文翻訳となりました。また、これにより「国際オリンピック委員会の百年」全巻(第1巻から第3巻)の翻訳を完了いたしました。

 

なお、本コンテンツは、穂積八州雄氏がIOCから版権を許諾され、翻訳した作品を氏のご厚意により、JOA公式ホームページ上にデジタルファイルとして公開するものです。2011年から掲載をはじめ、本年全巻の翻訳を終えることとなりました。穂積会員の多大なるご尽力とご厚意に心より感謝申し上げます。

 

「国際オリンピック委員会の百年」第1巻・2巻・3巻(全文翻訳)は、JOAデジタル資料からアクセスできます。

JOAデジタル資料はここをクリック

 

若手スポーツリーダーキャンプ派遣者募集のご案内

JOA海外セッション派遣委員会からのお知らせです。

シンガポールオリンピック財団が主催する「第2回South East Asia Youth Sports Leaders Camp」の案内が届きましたのでお知らせいたします。

この研修の目的は、「アジアからの約140名の若手リーダーに、リーダーシップに関する経験的な学習とアジアの若手リーダー間の強固な絆を築く」というものです。

JOAへの応募の締め切りは、2019 年12月9日(月)です。

応募される方は、JOA事務局メールアドレス宛にメール表題を「 海外セッション派遣(シンガポール)の応募について」として、ご連絡ください。 担当委員会より折り返しエントリー用紙をお送りいたします。

1)選考について

JOAの活動(オリンピック・ムーブメントの普及) に積極的に関わって来られた会員、 および今後そのように関わっていただける方を推薦します。この観点からの選考会も実施予定です。別途、 応募された方にご連絡いたします。

2)その他

語学(英語)が堪能であることが求められます。

第2回 South East Asia Youth Sports Leaders Camp

期日:2020年3月6日~15日
参加資格: 17から23歳まで男女2名ずつ計4名
費用負担: シンガポールまでの往復渡航費は本人負担。
シンガポール国内での食事・宿泊などの滞在費は
現地組織委員会が負担。

会員向けセッション募集要項原文(英語版)をダウンロードする

この派遣のJOAへの申込み〆切:2019年12月9日(月)