ホーム > 第18号, 第18号記事 > JOC「オリンピック・コンサート2017」における広報活動報告

JOC「オリンピック・コンサート2017」における広報活動報告

2017 年 8 月 5 日

執筆:石塚創也((公財)日本体育協会スポーツ科学研究室研究員/JOA会員)

 

 

今年度のオリンピック・コンサートは、2017年6月9日(金)(18:00開場-19:00開演)に東京国際フォーラムにおいて開催されました。このコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が「オリンピズム(オリンピック精神)」を多くの方に伝えていく活動(オリンピック・ムーブメント)の一環として主催しているものです。今年は、「つなげよう情熱、輝く未来へ!」をテーマに、6年連続ナビゲーターの藤本隆宏さんの進行のもと、梅田俊明さんの指揮による “THE ORCHESTRA JAPAN”の演奏や、スペシャルゲストの新妻聖子さんと中川晃教さんのスペシャルステージが行われました。また、ゲストオリンピアンの小谷実可子さんや小塚崇彦さん(JOA会員)をはじめ、JOCスポーツ賞で表彰された小平奈緒さん他、多くのオリンピアンも登壇しました。来場者の方々は、すばらしい映像と音楽に浸り、なかなか聞くことのできないオリンピアンの生のトークに感動していたことでしょう。

毎年、JOA広報委員会オリンピック・コンサート部門は、佐藤政廣副委員長を中心に展示ブースを開設し広報活動を行っています。展示ブースでは、聖火トーチの展示やオリンピックに関する知識の提供など、積極的にオリンピック・ムーブメントを展開しています。今年度のJOAブースでは「オリンピックのスポーツプログラム」を展示テーマに掲げ、例年のトーチの展示や、フォート・キシモト様にご協力いただいているパネル展示(廃止された種目と2020年東京大会の追加5種目)とともに、和田拓也会員が作成した「1964年と2020年大会の実施競技種目一覧」と「これまでオリンピックで行われた競技種目の変遷」のポスターの2枚、JOA広報用のポスター3枚を掲示しました。トーチについては、佐藤副委員長の尽力により、アテネ大会(1本)、北京大会(2本)に加えて、ロンドン大会(1本)、リオデジャネイロ大会(1本)の計5本の展示を行うことができました。

展示ブースでは、例年通り多くの来場者がトーチを持って記念撮影を楽しんでいる姿を目にすることができました。これら展示のほかに、日本スポーツ芸術協会のご協力で機関誌『Sport Art 2017』や写真コンテストのチラシ、JOAオリンピック小事典のPRチラシなどの配布も行いましたが、用意した約300部をコンサート開演までに全て配り終えることができました。特に今年度は、来場者とポスターの距離が遠いという課題を克服するため、写真1の通り「ポスターゾーン」と「トーチゾーン」を分離するという、これまでにない試みを行いました。その結果、来場者にはポスターをじっくりと眺めて頂くことができたようです。その他、今回は新しい試みとして『JOAスポーツ小事典』も隣の売店で即売して頂きました。ご協力に感謝します。

当日は、JOA会員や学生の方々、その他多くの方々にご協力をいただきました。ご支援いただいた企業の皆様にも、心より感謝申し上げます。

 

【協力スタッフ】
学生スタッフ:東海大学7名、武蔵野大学1名、首都大学東京2名、

聖火トーチ6本協力:サムスン電子ジャパン(株)、日本コカ・コーラ(株)、(株)Panasonic
写真パネル展示協力:(株)フォート・キシモト(松原茂章会員)

【JOA広報委員会オリンピック・コンサート部門委員】
委員長:來田享子、副委員長:佐藤政廣、委員:青柳秀幸、飯塚俊哉、石塚創也、大津克哉、木村華織、谷口晃親、舛本直文、和田拓也

 

 

 

コメントは受け付けていません。