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JOC「オリンピック・コンサート2018」におけるJOA展示ブース設置による広報活動の報告

2018 年 6 月 30 日 Comments off

執筆:石塚創也
((公財)日本スポーツ協会スポーツ科学研究室研究員/JOA会員(広報委員会オリンピック・コンサート部門)

 

 

「オリンピック・コンサート2018」は、2018年6月8日(金)(18:00開場-19:00開演)に東京国際フォーラムにおいて開催されました。この催しは、日本オリンピック委員会(JOC)が「オリンピック精神」を多くの方に伝えていく活動「オリンピック・ムーブメント」の一環として主催しているものです。今年は「つなげよう感動!輝こうTOKYOで!」をテーマに、ナビゲーターの藤本隆宏さんの進行のもと、梅田俊明さんの指揮による “THE ORCHESTRA JAPAN”の演奏や、スペシャルゲスト森山直太朗さんのスペシャルステージが行われました。また、多くのオリンピアンたちも登壇し、2大会連続の金メダルを獲得した羽生結弦選手のビデオレターも上映されました。来場者の方々は、すばらしい映像と音楽に浸り、オリンピアンのトークに感激していたことでしょう。

JOA広報委員会オリンピック・コンサート部門は、例年佐藤政廣副委員長を中心に展示ブースを開設し、広報活動を行っています。JOAの展示ブースでは、聖火トーチの展示やオリンピックに関する知識の提供など、積極的にオリンピック・ムーブメントを展開しています。今年度は、「文化プログラム」をテーマに、通例となった聖火トーチ展示・撮影会の他に、オリンピックの「芸術競技」「文化プログラム」に関する写真パネルの展示とともに、和田拓也会員が作成した「オリンピックと芸術」に関するポスター2枚、JOA広報用のポスター3枚を掲示しました。聖火トーチについては、関係機関のご支援を受けて2018平昌大会(2本)、リオデジャネイロ大会(1本)の計3本の展示を行うことができました。

展示ブースでは、急遽ガイドポールを設置しなければならないほど、例年以上に多くの来場者が集まりましたが、現場監督の青柳秀幸会員の手腕により、聖火トーチとマスコットを持って記念撮影を楽しんでいる来場者の姿を目にすることができました。これら展示のほかに、JOAの新パンフレットやチラシの配布も行いましたが、準備した300部(昨年度の1.5倍)を開場からコンサート開演前までに全て配り終えることができました。また、来場者とポスターの距離が遠いという課題を克服するため、今年度もじっくりとポスターを眺めることができる「ポスターゾーン」とトーチを展示する「トーチゾーン」を設定しました。しかしながら、展示ブースへの来場者が例年以上に多く、聖火トーチへの関心があまりにも高かったため、ポスターをじっくりと眺めて頂くことができたのでしょうか?展示の動線については今後の検討課題です。

当日は、JOA会員や学生の方々、その他多くの方々にご協力をいただきました。ご支援いただいた企業や関係機関の皆様にも、心より感謝申し上げます。

 

【協力スタッフ】
学生スタッフ:東海大学6名、武蔵野大学3名、東京大学1名

聖火トーチ3本協力:サムスン電子ジャパン株式会社、 パナソニック株式会社
写真パネル展示協力:(株)フォート・キシモト(松原茂章会員)

日本スポーツ芸術協会機関誌『Sport Art 2018スポーツ芸術』提供:大野益弘会員

【JOA広報委員会オリンピック・コンサート部門】
委員長:來田享子、副委員長:佐藤政廣、委員:青柳秀幸、飯塚俊哉、石塚創也、大津克哉、木村華織、谷口晃親、舛本直文、和田拓也